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今月FM高知の朝のモーニング定食で流れている曲はウィンターソングです。
ウィンターソングとはいいますが、クリスマスソングで12月がテーマの曲です。
クリスマスソングと言えば、担当の伊藤さんに言わせればうるさいか静かに分かれるそうで、確かにジングルベル系統の軽やかな楽しい曲とサイレントナイトのように静かに綺麗なバレードに分かれますね。
そういうカテゴリーでは明らかにうるさい系で、特にモータウンサウンドのリズムで作ったみたものです。
ようするにモータウンのリズムでクリスマスソングを作ってみたということですけどね。
ただ原曲はバラードでも聞けるようなメロディにはしたつもりです。
ニールセダカが悲しき慕情という楽しい曲をバラードにして歌っていましたが、その反対ということでして。
まあ、とにかくモータウンというと、主に60年代から一世を風靡したアメリカのレーベル、主に黒人系でいわゆるソウルが中心ですね。
シュープリームス、ダイアナロス、ロネッツ、マーヴィンゲイ、その極上はマイケルジャクソンと聞けばイメージがはっきりすると思います。
モータウンはモータータウン、自動車都市の短縮、デトロイトのことですが、そこに会社があったといこと。
ただモータウンと言っても、共通のリズムがあるわけではなく、何種類かパターンがあるようで、例えばビーマイベイビーの拍をずらしたようなドラムのリズム、他にもビリージョエルなどの曲にも使われ、今やスタンダードなリズムもありますが、ここではシュープリームスの恋はあせらずのリズムのパックリ食っちゃったのパクリです。
他にも日本では斎藤和義の”歩いて帰ろう”とかのリズムにも使われていたり、これを使うと曲がよく聞こえるとも言われています。
歌詞は寒い冬の夕方、仕事が終わって、家族や友人たちと一緒に楽しもという内容です。
12月の夜の一服にどうぞ。
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by asakura_h
| 2022-12-25 13:00
コロナウィルスに開けコロナウィルスに暮れたような今年、来年こそ違う景色を見たいなと思っていたら、年末にこんな景色は見るとは思わなかったですね。
というのもとんだ20年ぶりの大雪だったわけで、驚いた時は、23日の朝六時半頃、窓を開けたら雪国だったわけです。
それでも南国だし、すぐにやむかと思っていたら、粉雪は続き、空もいっこうに晴れない。
結構な雪の積もりようで、あとで知ったことには積雪14センチとかつてない積もりようだそうでした。
とりあえず病院の幹部には連絡したら、この雪は湿り気があり、運転には大丈夫という情報もあり、出勤しようと外に出たら、近所の方が七時頃出勤しようとして車が動かしたら、グリップがきかないのか曲がれないので断念したとか。
その上自分達の住む春野地区は市内より寒さがきついとも聞き、さらにタクシーもまったく動かずで、一方の病院や施設はなんとかなりそうという話で出勤を遅らせることにした。
出勤は午後、曇り空であるが太陽も一部顔を出し、地面の雪も溶けかかったいたのでなんとか病院にたどり着くことがきたたけれど、帰りの夕闇の中、やまぬ雪にヒヤヒヤの連続、特に近くのJRの踏切の緩い坂、坂というかただの盛り上がりが滑って最大アクセルでもやっとこさ越せたという状況もあった。
驚いた、これより長い上り坂は簡単に上れるのにきっとその坂の形にあるのだろう。
なんとか乗り切れたけれど、坂は見かけによらないものです。いやあ。
それから雪の後遺症は続きます。
一度積もった雪はなんとか除雪しないと、なかなか元の路面には戻れないものです。
25日のクリスマスの朝も街中はのろのろ運転が続いていて、あちこちで渋滞が発生中。
そんなうちの前の道も日当たりが十分でないのか、ところどころ雪とアイスバーンが混在して、まともに車の運転をしたらスリップして危ないかもしれない。
それに屋根の上の雪がとけて所々落下しているけれど、これが危ないものこの上ないらしい。
ぶつかった意識を失いそのまま亡くなることは雪国ではよくあり、くれぐれも注意だ。
それにしても、雪化粧は美しい。
夜のとばりにふる雪はホワイトクリスマスにしてくれる。
朝の雪と青い空のコントラストなんて、すがすがしさ満点、いや満天か。
ただ現実を考えると、雪も過ぎたると困りますね。
まさに雪過ぎ(行き過ぎ)に注意ということですね。
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by asakura_h
| 2022-12-25 12:44
いよいよ12月、今年も今月で最後となると思うと、一年のことが過ぎってきますが、不思議と時間が進むのが速い速い、一年が数か月のように感じていても、今年の出来事を思い出してみると、いろんなことがあった 、まるで2.3年たったように感じるのは不思議です。
過去の記憶力が低下して、生き生きとした感覚が少なくなって、ただの記録としての記憶になってしまったのかもしれません。
もっと線条体の機能を活性化して、気持ちがはいった、思い出になる記憶をふやしていくべきなんでしょうか
さりとてそんな一年の中で思い出深いのが、8月に帯状疱疹にかかったことです。
ある日、なんとなく左の頭頂部に頭痛がしてたんですが、我慢できる程度だったので、何でだろうと思っていると、翌日にはその部分が赤くなってきたので、湿疹じゃないかということだったんだが、痛いというのはちょっとおかしい。
もしかして帯状疱疹だったらと思って皮膚科に受診したら案の定その可能性があるということだったわけです。
早速治療薬を飲んだら、翌日にはばっちし水泡ができたので、診断は間違いなく、なるべく早期に治療開始したので、後遺症の痛みなどの可能性はないだろうなと安心していました。
それでも二週間は水泡が痂皮化してよくなるまでかかって、夏なのに髪は洗えないし、生活は不便を感じました。
幸い多くの病変は髪の毛の下だったんで、外見的には対外的には気が付かないでしょうが、一部髪の毛が抜けたり、また治りかけの時はかゆみもあり結構大変です。
また一部は瘢痕が残ったりしたので、完全無事というわけでなく、戦いの跡は残した感じです。
最近、中高年の帯状疱疹は増えているそうで、ワクチンが効果があるので勧められていたところでしたが、その前に発症してしまいました。
この大樹方針ウィルスは幼い頃にかかった水ぼうそうが原因でそのウィルスが神経の中に隠れて、疲労などの免疫が低下した時に神経からでて発症する為です。
ということは、体は疲労していた可能性があるということです。
あまり疲労感はしてなかったのですが、やはり体はウィルスは正直なのでしょう。
ところが、この帯状疱疹ウィルス、人の体の疲労に敏感なようです。
一番敏感なウィルスじゃないかということです。
疲労しているということは、実は細胞レベルでは細胞死を起こしかけている状態ですから、体全体としては危険な状態なわけです。
このウィルスはそれがわかって、この体は危ないと判断して、まるで難破船からネズミが逃げるように、神経からでて皮膚に移り、感染という形で移動先を探しているということなんです。
俺は難破船だったんかい?
それにしてもウィルスの巧妙さには驚くばかりです。
だから新型コロバウィルスが変異をして生きながらえていく。
そんな巧妙さに我々は3年近くも今振り回されているというわけです。
いやはやウィルスには脱帽というか、脱毛ですね。
実際に少ししましたが・・・・・・・
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by asakura_h
| 2022-12-07 18:57
先日高校時代の同級生が心筋梗塞で亡くなった。
正確には心筋梗塞は緊急搬送で処置されうまくいったのだが、その時に生じた血の塊が脳に飛んで、脳梗塞を起こして亡くなったのだが、引き金になったのは、心筋梗塞ということになるから、もし心筋梗塞になれなければと思うと残念でならない。
六十五歳、一応定年間近であるが、実際、七十五まで働けることをこのご時世を思えば、社会的にも損失になるわけだ。
ましてや高知放送という地元のテレビ局の役員で、今までの経験をいかして、役立つことは沢山あっただろうに。
その日までのスケジュールは土曜日まで出張、日曜日にも出勤、月曜日も元気に出勤し、夕食後に胸の痛みを訴え、奥さんが救急車でも呼ぶと冗談で答えたら、冗談じゃなかったらしい。
そのまま救急車で搬送されたわけである。
月曜日も元気にしていたというから、家族はどうしてと思っただろうが、医学的に見れば実はそこに大きな落とし穴があったのだ。
大事なことは疲労感と疲労というのは違うということである。
疲労というのは客観的な尺度で、ミクロのレベルで言えば、細胞が悲鳴を上げていて、いわば機能不全に近い状態、いわば死ぬ寸前、いやそのまますすめが死んでもいる状態である。
勿論、全部一緒にでるわけでなく、局所で次第に状態が低下し、それが痛みになったり、強い疲労感になるわけであり、全身に来る前に心臓とか生命に重大な臓器にくると大変な事態となる。
それを感知するのが、疲労感であり、警戒を発しているので、それに従えば一番言い訳であるが、実は脳がこれを装飾する機能がある。
それを脳が行い、疲労感を感じてもそれを打ち消すわけである。
もっともそれは必要な機能である。
自然界で動物が捕食者に襲われたら、疲れたなんて言ってられるわけがない。
以前サッカーの日本代表監督のオシム監督が選手に野生のウサギが敵に襲われた時、足がつったから逃げれないてありえないでしょうと解説していたが、まさにそういう状態に必要な機能であるが、人間の脳はその能力を広げ、幸せ物質のセロトニンや幸福物質のドパミンを出して、疲労をごまかす。
例えばやったことで評価をされると嬉しい、嬉しいと疲れもふっとんで、翌日も頑張れるわけである。
だから何とか会社の為とか頑張って、過労死なんて問題も生じるえあけである。
すべてはこの疲労と疲労感のギャップになせるわざである。
つまり疲労と疲労感とは違うということである。
だから大丈夫だと思っても、休みは定期的に取れないといけないわけである。
体は正直だけど、脳は嘘をつかせるわけである。
同級生の彼も仕事で評価され、気持ち的には充実していたのだろうが、体は限界がきていたんだろう。
だから管理職も部下が大丈夫といっても定期的に休ますことは重要だ。
勿論個人差があるだろうが、正確に個人差をわからない今はそうするしかないだろう。
せめてそれが社会にとって警鐘となれば、本人も少しは浮かばれるような気がする。
ご冥福を祈ります。
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by asakura_h
| 2022-11-26 09:35
11月のマンスリー曲は”あきたらなくて”です。
飽きたらないと秋、足らないのデユアルミーニングですが、言葉通りに何かが賭けているこの季節を表現したものです。
秋は十五夜の月で有名ですが、その月がまるで欠けているような、先日オレンジ色に変わった月食を見ることができましたが、ずっと月食が続いて決して丸くならない感覚でしょうか?
もっとも何が欠けるかというと、人によって様々でしょう.
医療従事者としての自分は、なんと言っても新型コロナウィルスでしょうね。
いよいよ八波が始まりました。
原因としてはワクチンの効果が切れた頃にさしかかり、これまたワクチン接種が遅れ、摂取率が低いこともあるでしょう。
またその前の観光シャンペーンで人の流れが増えていること、それを制御しない政府の政策でしょう。
インフルエンザの流行もあるようですから、注意が必要ですが、今年夏(オーストラリアでは冬)にオーストラリアで流行ったからと言って、オーストラリアのようなマスクなし習慣の国とは同じにならないような気がします。
そうは言っても油断禁物ですね。
ただ新型コロナウィルスへの治療薬はないわけでなく、パキロビットは点滴ですが、90%近い有効率です。
ようするにインフルエンザの治療薬タミフルのような飲み薬で副作用も少なく簡便に使えないというだけです。
簡単に使えないので、広く行き渡って、飲んで隔離期間を短くできないので困っているということですね。
またワクチンも何回もうつのも大変ですから、経口でできるとか、ユニバーサルワクチンと言って、どの変異株にも効くとか、長く効果があるとかなればいいですけどね。
他にもロシアへのウクライナ侵攻、米中対立、そのおかげで来る食糧危機やエネルギー危機の話。
東京オリンピックにまつわる汚職、相変わらず乱高下する気温、思わず根を上げそうな円安で上がる値段など、様々な欠ける要素を詰め込み、密かに今人気のシティポップし仕上げました。
ご堪能いただければと思います。
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by asakura_h
| 2022-11-18 10:32