地域に開かれた病院。ひとりひとりに優しい病院。朝倉病院

 

医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2016年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧
あけましても、おめでたくないこの頃
いよいよ梅雨もあけて、夏空いっぱいとなる季節。
一年の約半分、七月はまさに夏のお正月。
というのも、夏の暑さと雨の季節がだぶるので、まさにお暑(しょ)雨(う)月(がつ)ですが、残念ながら(梅雨が)あけましておめでとうとならないのがこの頃。

何しろ、暑さが半端ないですね。
今年はエルニーショかラニーニョかで暑い夏だとか。
特に台風の発生が遅いのは二番目で、一番遅い時は台風に日本上陸の数が多かったというから、なにやら先まで思いやられそうです。

それにしてもこの暑さ。
熱中症シーズン全開で、水を求める人も多いでしょうが、もっぱら忘れないようにと盛んに宣伝されているのが、塩分補給のようで、コンビニあたりでも塩分製品のオンパレードです。
実際、お酒を飲んだ翌朝の水分補給も、ただの水よりも味噌汁の方がいいようで、試してみると、熱い味噌汁が結構おいしく感じます。
中には塩をポケットに忍ばせている方もいるようですね。
少々の高血圧の方でもこの暑さだと、塩分不足を心配した方がいいようです。
おかげで夜のカクテルでも塩犬(しおいぬ)を頼んでしまいましたよ。
塩犬とはソルテイードッグのことですが。

しかし、夏入り後の大騒ぎはポケモンゴーという現実とネット世界が混在したバーチャルゲーム。
おかげでスマホ歩きの増加とか、街中でも勝手にぶつかってくる人もいるかもしれないでの、こちらが気をつけないといけないとはやれやれですね。
自分の目の前ぐらいは責任を持ってもらいたいものです。
せめて現実を向いて歩こうよ。

それでもポケモンゴーぐらいでがたがた言っているうちはまだ幸せかもしれませんね。
アメリカでは白人警官の黒人に対する暴力が原因で不穏の雰囲気。
その中で対立を利用するか、煽るようなトランプが共和党の候補に選ばれました。
果たして彼はジョーカーなのか?エースなのか?

フランスでもドイツでもテロがおきました。
今後のことを考えると、フランスはますます仏騒(ぶっそう)になりそうですね。
独逸(ドイツ)も独りごとではすみません。
トルコではクーデター未遂で、これで独裁傾向が強まるとか?

確か先月はバングラデシュのテロで日本人が標的にされました。
フライデーという雑誌には痛ましい残酷な処刑後の写真が掲載されていました。
背後に日本が有志連合の一員だから狙われたということですが、案外、わずかな富裕層が世界の富の半分を牛耳っているという現実から、日本人イコール金持ちのイメージで狙われたとしたら、いやな流れです。

そう考えると、確かに異様な殺人事件も増えつつある日本ですが、まだ平和なんでしょう。
暑さぐらい、なんだと思ってしまいました。
でも、やはり暑さ、十分気をつけましょう。
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by asakura_h | 2016-07-24 15:37 | コラム
大学病院のABC
前回に続いて、神経内科が自立したことから大学医学部の医局について一言ですが、やはり大学の医局が地方医療の中核だとますます感じるこの頃です。
同じ規模の島根県と比較して、高知県に神経内科医の数が半分ぐらいなのも医局のスタッフの数ですから。

医局は地方経済に例えれば銀行の役割だと思います。
お金の流やビジネスの情報を提供する銀行と同様に、大学の医局も人材と医学の知識や情報を提供する。
いわばポンプのようにそれらを循環させる役割ですね。

今までは”医局つぶしの時代”があり、へき地の病院に医師が派遣できないという、いわば地方の医療の危機がありました。
この医局つぶしは話によると、ILO(国際労働機関)が日本の医局制度が奴隷制度に近いと、勧告があったからだと聞きます。
確かに本人の意向を無視して、派遣や長時間労働させることが当たり前でしたからね。
自分も入局の時に当時の医局長からは”君たちは奴隷です”と言われたので、半分冗談のように聞こえましたが、半分は事実を表していたんでしょう。
とくかく雑用も多かった。
よく冗談で、一年目でうまくなったのは、記録した心電図をきれいに別紙に張って整えるぐらいだなんていうくらいですから。

それでもまだ自分達の時代は多少改善された方でした。
まだ給料はわずかながらでましたから。
六十年代後半の学生運動の発端が、研修医(新人医師)の無給長時間労働ことを考えるとですね。

この”医局つぶし”は厚生労働省の意向ですが、厚生労働省は旧厚生省と旧労働省の合併です。
ILOの意向にそい、旧労働省の役人が動き、ちょうど合併後、交代で事務次官を出し合っていたので、旧労働省側が事務次官の時のようです。
これ以降、大学に縛られない働き方の医師が増えています。

おかげで随分と医局制度もかわり、比較的本人の意向を尊重しながら医局の派遣もされているようです。
他の病院にスタッフをとられないように、雑用を減らして、勉強できるようになっているようです。

そんな新しい医局時代、これから大学病院にはABCが必要かなと思っています。
Aはアカデミック(学問的)という意味ですね。
Bはビジネス、やはりビジネス的感覚が必要でしょう。
厚労省もまた聞きですが、これからは病院も保険に頼らず、もうけるところが自分達でもうけてくれという意見があったそうです。
おそらく文科省もそうでしょう。
事業展開している大学も増えてきています。
どうやら官僚側も変わってきているんですね。

ですからAとBがC(コンビネーション、コラボレーション)することが、それがABC。
そこに新たな大学病院像があるような気がします。
是非、医局には、スタッフが集まり、人材、知識や技術を地域に回して、連携やレベルアップの要になってほしいと期待しているところです。

(参考)
他にCとはクリニカル・メデイスン(臨床)、Dとはドウ・リサーチ(すこし格式ばった言い方の研究)、Eとはエドウケイション(教育)なのでAからEという言い方もありますけどね。
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by asakura_h | 2016-07-23 17:40 | コラム
ペイシェント・ファースト?どういう意味か?
先週の土曜日にはお祝いがあり、参加してきました。
そのお祝いというのが、高知大学医学部の老年病学という教室から、神経内科という、主に脳梗塞、認知症やパーキンソン病などの神経のハードウェアの障害(ソフトウェア障害が精神科)を見るグループが一本立ちをする会だったのです。
それまで神経内とというと、心臓疾患を中心とする循環器、アンパンで有名な香北町で、高齢者のフ調査を中心に行う老年病科の中にあり、あまり目だたない存在でした。
何しろ医局員の数が少ないですから。

もともと神経内科というと、難病が多くて治らない。
神経がごっちゃごっちゃして、とっつきにくいイメージが学生にはあります。
反対に心臓だとシンプルなんですね。

だからというか、そもそも循環器と神経内科の医師というのも、キャラ的に水と油でした。
循環器は速さが勝負ですから、全体が一つのチームとなり対応します。
いわば体育会系、内科の中でも外科に近いかもしれません。
神経内科は脳卒中のような救急系となれば違いますが、疾患の変化がゆったりしていることが多いですから、比較的に静かで、熟慮タイプが多いかもしれません。

その二つが一つの教室にあったということは、珍しいかもしれませんが、この教室の創始者の小沢先生の力です。
今から三十年程までしょうか、医学部ができる時に最初は第四内科という話もあったそうですが、四では縁起が悪いのでそれは却下となり、老人先進県であり香北町の研究があったので老年病科としたそうです。
専門として小沢先生は循環器だったので、必然的に循環器が中心となったのですが、途中でこれから老年病は神経が重要になると考えて、神経内科を新たにはじめたというわけです。

ただ、当時は物理的に隣の精神科の中にも神経内科がありました。
これは西日本の大学病院に多いパターンなんですが、脳外科以外の神経系はハードもソフトもまとめて精神科でひっくるめて精神科でまとめられていました。
ですから、老年病科と精神科に神経内科が分かれていましたが、これからは一つになるということです。

それにしても自分が研修医として医局に入局したのが、二十五年ほど前、やっと平成になった頃です。
その頃は神経内科の担当の松林先生がネパールにいってしばらく不在のまま入局したことを覚えています。
おかげで循環器科をしらばく勉強できましたが、体育会系なのでハードでした。

循環器科は土居前教授が講師をやられていて、”ペイシェント・ファースト”がキャッチフレーズでした。
”ファースト”は第一という意味でわかるんですが、問題がその前の単語の意味がわからなかったんです。
ところが、われわれ新人歓迎会の席に土居先生が”君たち(研修医)は奴隷です”と本気か冗談かわかならないフレーズを口した途端に意味がわかりました。

なるほど”ペイシェント・ファースト”ということは、”ビー・ペイシェント・ファースト(まずは我慢しろ)”という意味なんだと。
ようするにペイシェントには、形容詞の”忍耐強い”という意味と名詞の”患者”という意味があり、わかりにくかったのが、その言葉ではっきりしたと感じたからです。
でも、本当は”患者優先”という意味、名詞の前に”一人の”を意味する冠詞のアをつけて”ア・ペイシェント・ファースト”のようですね。
まあ、大学病院ですから、常識的にはそうとるのが当たり前なんでしょうが、ペイシェントの前が”ビーBE"でなく”エイA"だったというおちですが・・・・・・・。

それはともかく、自分としては、循環器だけでなく、神経内科があり、なんとかやっていけたかなという思いがあり、松林先生には感謝しているところでです。
これからは確かに高齢者がふえてくるにしたがって、神経系の患者は増えているのが確かです。
是非、新しい教授古谷先生、スタッフの大崎先生、森田先生等を中心に、高知県の神経内科のネットワークができることを祈っています。
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by asakura_h | 2016-07-20 13:40 | コラム
医者いらずは人間いらず?
先日、泌尿器科の開業医の先生と話す機会がありましたが、どうもうかない顔をしていたので、理由が訪ねたところ、最近、ダビンチという手術ロボットのおかげで前立腺肥大症の患者さんを手術する機会が減ってきたということでした。
このロボット、相当性能がいいらしく、数ミリ単位での手術ができるので、侵襲も少なく、安全で、後遺症も少ないようで、人間の医師ではなかなかかなわないそうです。

医師としては、患者には治療の選択肢として、ロボットのことは伝えないといけないので、その話をすると、ほとんどの方が希望されるようです。
では、ロボットを購入すればといいように思われますが、数億円の値段だから、年間の維持費に数千万円はかかるので、おいそれと民間病院は購入なんてできません。
いずれは前立腺癌まで適応できるようになるそうで、そうなると、いよいよ泌尿器科医の役割が大きく変わってきます。

これは日常で箒(ほうき)から電気掃除機に変わったようなインパクトなんでしょうね。
電気掃除機以降、掃除が飛躍的にきめ細かくできるそうですから。
いや、それ以上かもしれません。

何しろすでにアメリカでは、診断ロボット、ワトソンが開発されているという話です。
確かに、医師の診断はフローチャートのようになっています。
最初に例えば頭痛という項目があれば、その性状とか、強さとか、検査はどうなのかと次々とはい、いいえで選んでいくと、最後は診断がつくのです。
だからこの選択が正しいかぎり、誰がやっても同じ診断になるわけです。

ただ、何を選択するかが、医師の経験だったりするわけで、昔の人工知能はその部分は難しかったわけですが、今ではデイープラーニングという方法で、いろいろ人工知能に経験させると、勝手に学んでいくようです。
いわばより人間の思考に近くなったわけで、チェスや将棋でロボットが人間を凌駕することが可能ですから、今後はその選択も人間より優れているというこもありえるということです。
そうなると、医師の役割自体も随分と変わらざるをえないでしょう。

へたすると医師なんていらないということもありえるかもしれません。
ただ話をしたり、患者の気持ちを和らげたりするような仕事で、診断や治療をするロボット医師のお世話をしたりするだけが仕事だったりなんてこともエソラごとじゃないですね。
だからというわけではないですが、医師もより人間性が大事になってくるんでしょう。

ただそんな医師いらずの社会になれば、いらないのは医師だけではありません。
看護師、薬剤師、リハビリなども、ちまたの建築業、会計士、小売業等の人たちも。
作曲や、小説だってロボットが可能だそうです。
そう言えば、アメリカで警官を狙撃した犯人を撃退したのは、遠隔操作だけどロボットという話ですからね。
個人的にすごくロボットが難しそうなのは、理髪業だと思うんだけど、それもほとんどロボットが人間そっくりになったら可能かもしれません。

政治家はどうでしょう?
ロボットに汚職はできそうにないでしょうが、別に汚職は政治に必須ではないですからね。
いわば副産物でしょう。
桝添前東京都知事のように公金にたかることも?
でも、それしか人間らしさがないとしたらさびしい話でね。
もっともロボットがそれもやりはじめたら、本当に人いらずですね。
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by asakura_h | 2016-07-15 09:50
ウルトラマンも五十歳になる
先週はウルトラマン五十周年記念の番組をテレビで放送していました。
自分は小学三年生の時、ウルトラマンが当時の子供達を熱狂させたと言われますが、まさにその子供の一人でした。
さぞかしテレビにかじりついて見ていたように思われるでしょうが、そういうことはできなかったです。
というのも、高知県では当時民放が高知放送しかなく、それも日本テレビ系列でしたから、TBS系列のウルトラマンを放送していなかったのです。

だからもっぱら雑誌でウルトラマンを見るしかなく、来週こういう怪獣がでますというのを恨めしそうにページをめくっていました。
幸い、ウルトラマンの放送がはじまった七月に、神戸の親戚の家に遊びにいくことがあり、その時に白黒の画面ですが、一度ウルトラマンをリアルタイムで見たことがあります。

透明怪獣ネロンガが登場する回で、科学特捜隊のメンバーが井戸にはいって巨大なネロンガの目と遭遇するシーンが印象的でした。
ネロンガが予定どおり、姿を地上に現して、ウルトラマン登場、スペシウム光線で一件落着するという、お決まりのパターンですが、散々興奮したあとに、来週のラゴンの登場の予告編を見て終わり。
ただし来週それは見えないという一抹の寂しさを抱えて高知に帰った記憶があります。

いわばメデイアでの地域格差があった時代でしたが、今ではインターネットの普及等でほとんど差がなくなりました。
例えば、昔は日本から遠く離れた海外にいけば、それこそ外国語もわからない、孤独な世界に落ちいりそうですが、インターネットがあるので、日本でいるようにニュースも見れるし、番組も見えるそうです。
さらに携帯で家族や友達を話そうと思えば自由にできるし、日本にいるのとほとんど変わらない状況のようですね。

だから、今メデイア格差があるとしたら、個人の意欲によるかもしれません。
どれくらい興味を持つか、何に興味を持つかの個人格差です。

そんなこの五十年の進歩はそれこそウルトラマンもびっくりかもしれませんね。
おかげで地方の特色がなくなった面もあるかもしれません。
そりゃあ、アマゾンの奥地やヒマラヤの頂上で、ウルトラマンの番組を見てたら、風情もなにもないですね。

ウルトラマンの怪獣で一番好きなのは、バルタン星人です。
もともと人間と同じ姿の宇宙人だったのが、その星が核か環境破壊のおかげで滅亡し、あの姿に変貌して、地球に移民しようとしてきたんです。
今だったら、ウルトラマンが仲介して一緒に共存するドラマになるかもしれません。
本当にバルタン星人がいたとしても、現実には共存はほとんど無理でしょうから。
何しろ、同じ地球人の移民でさえ嫌がる世の中ですからね。
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by asakura_h | 2016-07-12 10:43
明日選挙にな~る
先月のイギリス(UK)のEU離脱か残留かの国民投票は、離脱に終わりました。
若年層と知識階級の多くは、残留を希望したそうですが、中高年層や労働者階層で離脱が多く、特に離脱キャンペーンにうまく乗せられた人達も結構いて、言い換えると、よく考えないで投票したあげくにこうなった面もあるようですね。
確かに伝統的にイギリスはヨーロッパ大陸とは違うというスタンスがあり、イギリス連邦内でうまくやれると考えている人たちもいるようなので、そういう人達はいいでしょうけど、なんとなく煽られて、ムードで投票したなんていうと、国民投票もいい加減ですね。
ただでさえ若い人達の中にはお年寄りに未来を決められたという不満が満載というのに。

さらにキャンペーンでは嘘の情報もあり、騙されたからもう一回投票をやり直せなんて、これが民主主義発祥の国とは、おそ松(お粗末)さんです。
だいたい、民主主義というのは、市民による投票、この市民とはきちんとした見識をもった人のことだ高校の教科書や参考書に書いてあったような気がしますが、そういう意味では、市民どころか、自分の感情に正直に従った”私民”だったのかもしれませんね。
民主主義というより、内容を”よくみん(よくみない)主主義”だったのかも?

今後はイギリス内のスコットランドや北アイルランドは残留希望だから、イギリス分裂の引き金になるかもしれない。
そうなると、名前もUKからただのイングラドになり、イギリスの国家の地位はますます低下していくばかりで、それこそOKじゃなく、KO(ノックアウト)では笑えません。
ヨーロッパという大邸宅の玄関だったはずが、いつの間にか隣の掘っ立て小屋なんてね。

しかし、、同じ島国で笑えないのは日本も同様かもしれませんね。
明日は参議院選挙なんですが、高知県は徳島県との合区ということもあって、今回は徳島からの立候補者が中心なので、すっかり盛り下がってます。
メデイアも東京都知事選挙の方に関心がむいてしまって、ますます与党側としては願ってもない感じですね。
何しろ、今回は三分の二を与党勢力が獲得すると、憲法改正への国民投票、いよいよ表だってアメリカ連合国軍のお手伝いができることになります。
そうでなくても、憲法は解釈でどうでもなる有名無実化していることもあるし、すでに有志連合の一員とイスラム勢力からはみられていて、バングラデシュでもテロがあり、日本人が被害にあいましたけどね。

もっとも巷では憲法改正の現実に関心を寄せる人が増えているそうです。
それでも日常会話で憲法の話をだしたら、まだ一気にしらけそうな空気はありますね。
自分が気になるのは、第九条の問題もあるけど、自民党案が、本来の国家をしばるはずの憲法が、国民生活をしばることになる可能性が高いということでしょう。
だから関心をもたないといけない気がします。

それにしても困ったのは選挙ですね。
与党野党、どっちがいいのか?
経済面でアベノミックスには否定的ではないですが、第三の矢の成長戦略に疑問があるし、まだ中途半端という気します。
本来なら福祉や医療で国民を安心させ、減税をしてお金を使うようにして、経済をうまく回転させてほしいだけですが、なんとなくちぐはぐなです。
特に経済を隠れ蓑したやり方は、不信をいだかせるだけです。
ただ野党にまかせてうまくいくのかというと、疑問も大いにありますしね。
選びようがない。

梅雨もなかなか晴れないけど、心の梅雨はもっと晴れないかもしれないですね。
明日天気にな~れ。
それどころか、軒先にはてるてる坊主じゃなく、世界中をテロを目的としてテロテロボーイが踊っている。
何となく嫌なこの頃の世の中だな。
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by asakura_h | 2016-07-09 11:15 | コラム
ザイラーファミリー来られる
七月五日の午後に長命荘の通所リハビリテーションで世界をまたにかけて活躍しているクラシックの演奏家ザイラーさん一家の超ミニ・コンサートがありました。

ザイラーという名前は、高齢の方には親しみのわく名前かもしれません。
昭和三十一年のイタリアのコルツイナダンペッツイオで開かれた冬季オリンピックのアルペンスキーで滑降、回転、大回転の三冠を初めて達成した選手がトニーザイラーです。
当時は映画にも出演する程、凄い人気だったようです。
”白銀を招くよ”という映画なのですが、主題歌の方が有名かもしれないですね。

一方、今回演奏してくださったザイラーさん一家は四人、齢八十歳になるでしょうか、ご主人のエルンストさんががドイツ人、その奥さんが日本人の和子さんで二人で連弾、ピアノデユオともいいますが、一つのピアノを二人で弾く演奏スタイルをしています。
京都の胡麻の里でかやぶき音楽堂を主宰しておられ、結婚以来43年間も長きに国内外で演奏活動をしておられているということです。

その娘さんが希生(キオ)さんで、パートナーのグレゴリー・アースさんとともにバイオリンを演奏するという、いわゆるバイオリンデユオで、主にヨーロッパを中心に活動されているのですが、今回は四国ではじめてピアノデユオ、バイオリンデユオのコンビで七月六日に高知の県立美術館ホールで演奏されることになったのです。
それが偶然というか、長命荘の利用者さんの前田さんの家族に、ザイラーさんと親しい方がおられ、その前日にコンサートはいかがと話しがあり、実現した運びです。

当日は通所リハビリテーションの場所で、利用者や病院の入院患者の一部が参加され、スタッフも合わせると、五十人程でいっぱいになりました。
ピアノは置いてないので、バイオリンデユオだけの演奏ですが、前田さんの声掛けでサンサンテレビの取材もはいり、予定より三十分遅れで始まりました。
さすがに美しく流れるような音を響かせて、まるで別世界につれてってくれます。
演奏曲が”バグパイプ”、”蚊の踊り”とかヨーロッパの小さい曲が主でしたが、”桜”や”てるてる坊主”の童謡の演奏には、利用者さんたちがリズムをとり歌いはじめました。
やはり音楽の力は凄いですね。
特に耳に慣れた曲をすぐれた演奏で聞かせる時にもっとも発揮されるように感じます。

演奏時間は三十分足らずですが、ちょうど晴れて夏のまっさかりというような天気でしたので、その暑さを忘れ去れるようなものでした。
演奏を例えると、散水車のような感じかな。
昔、高知でも真夏と言えば、時折水をまく車が街中を走っていました。
その後は水の気化熱でひんやりとして気持ちがよかったものです。
まさにそんな散水車が過ぎ去ったようなすがすがしい気持ちになりました。

利用者さんやスタッフの心にも素敵な余韻を残してくれたと思います。
欲を言えば、一曲ぐらい歌謡曲もやってほしかったな。
AKB48の”三百六十五日の紙飛行機”とか?
あるいは”白銀は招くを”でも。
それは贅沢というものか?
とにかくザイラーさん、前田さんのおかげです。
深く感謝申し上げます。
準備をしたスタッフはご苦労様。
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by asakura_h | 2016-07-06 11:01
テレビ・ダイヨリー(フランケンシュタインの誘惑)
ダイアリー(日記)と便りを組み合わせてダイヨリー、最近のテレビの番組を見て感じたことを適当に書いてみたテレビ・ダイヨリーです。
今回印象に残ったのが、NHKーBS2で月に一度の割合放送している、”フランケンシュタインの誘惑”です。
フランケンシュタインというと、死体をつなぎわせて作った人造人間のイメージですが、実際は人造人間を作った博士の名前です。
そのフランケンシュタインは人としていけない研究をしてしまった博士なのですが、この番組はそんな科学の発展の為に人間の倫理の枠を超えてしまった過去の事例をシリーズで放送しているのです。
先月の原爆の開発も面白かったですが、ロシアの陸上選手のドーピング問題が話題の最中ということもあり、今月の”汚れた金メダル、国家ドーピング計画”も衝撃的でしたね。

今はなき共産主義国家、東ドイツが国家ぐるみで筋肉増強剤を投与して、オリンピックでのメダルを量産、世界一のスポーツ大国の押し上げました。
ちょうど東ドイツは貧しい国で、生活を監視された為に、西ドイツに亡命する人があいついており、壁まで作りましたが、それでも亡命者はあとをたたない、その為に国民を発揚させる為にスポーツ大国に舵をきったというわけです。
オリンピックで世界中が注目する中でメダルを量産、おかげで国民が国家を誇りに思うようになりました。
その背景にはヒョップナーという医師の存在があります。
彼が国の後押しで選手に秘密で筋肉増強剤と男性ホルモづけにして、メダルはとれたが、深刻な後遺症を残したのです。
彼の犯罪はベルリンの壁の崩壊でやっと明らかになり、中には昔は女性だったのが、今では男性として生活をせざるを得ない選手もいます。
他に無数の発疹ができると言った肉体的な変化ばかりでなく、躁うつ病になったり、精神的も深刻な被害がでている選手もいます。
恐ろしいことですね。
彼らは何も知らされてなかったのですから。

今ではドーピングもかなり巧妙になり、血液ドーピングとか、あげくのはてには遺伝子ドーピングも可能になってきています。
こうなるとなかなかドーピングを見破る方法はありません。
ただでさえ、日本人でも運動能力抜群の黒人との二世で、凄い運動選手がでています。
将来的にはそんな人たちか、遺伝子を巧妙に操作された選手しか勝てないとしたら、なんと味気ないでしょうね。
昔の努力とか鍛錬とかがバカになりそうです。

最後に感慨深いのが、この東ドイツが最初にドーピングに手をそめたのが、昭和43年のメキシコ大会だということです。
メキシコ大会か、よく覚えています。
その前回の東京大会は小学一年生だったので、最後のマラソンで国立競技場で円谷選手がイギリスのヒートリー選手に抜かれて銅メダルを取ったのを覚えているぐらいでしたが、メキシコ大会は感動的でした。

女子体操のチャフラフスカの美しさ。
ライバルのソ連のクチンスカヤも侮れなかったですが、確かチャフラフスカは大会期間中に結婚したはず。
日本のサッカーチームが銅メダルを獲得、サッカーブームになりました。
ハイジャンプで初めて背面とびがでたのもこの大会です。
アナウンサーも変わった飛び方なので驚いてましたね。
それにしても、この飛び方が世界の主流になるとは。
走り幅跳びではビーモンという選手が8メートル90センチという、当時の世界記録を55センチも上回る驚異的な記録で優勝したんですが、跳んだ本人が驚いているというね。
これは空気が薄いということで参考記録になりました。
マラソンのアベベが破れて、代わりにマモーウオルデという選手が金メダルを獲得。
後で知ったんですが、アベベがマラソンオリンピック二連覇のあと、天狗になり、練習はさぼるわで、あきれてコーチがのりかえたのが、マモーだそうです。
日本は君原選手の銀メダルで有終の美を飾りました。

その中で砲丸で東ドイツの選手が、今までの記録をはるかに超して金メダルを獲得していたとはね。
中のいい人たちの、本当の裏の人間関係を知ったような、そんな変な気持ちですね。
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by asakura_h | 2016-07-05 10:47
これからのE(イー)こと
自分という人間は、ものぐさにできているようです。
一度ブログを書かなくなると、まるで機械が錆びるように書かなくなるという。
書くって勢いがいるんでしょうね。
おかげではや一年も過ぎました。

それにしても、この一年の間にも様々なニュースがありました。
わが業界のことで言えば、いよいよ介護療養病床が二年後に廃止ということで、これからの対策がいそがれています。
遅くても今年の12月までには具体的な転換プランを出す必要があるでしょう。
特に消費税も上がらなかったので、ますます診療や介護報酬への締め付けがきびしくなりそうです。

また視野を広くすれば、熊本の地震とか、あるいはフランス、ベルギー、アメリカ、トルコでのテロとか、もっともホットな話題だとイギリスのEU離脱ですか?
おかげで株価が下落、円高にふれたとか、とかいいながらあまり日常生活に関わりがないような感じですが、いずれじわじわ何等かの形でボデイブローのように効いてくるんでしょうね。
今の世界に不満と不安はつきません。
もっともこの不安と不満がなくなることがないでしょう。
不眠と同じで、眠ろうとすれば、なかなか眠れないように、不安や不満を無くしたいと思ってもますます不安と不満になるだけのような気がします。

つまり不満とか不安を前提に生活していくことですか?
よく不安をファン(FUN 楽しみ)にする、あるいは不安のフアンになればとか、いいますが、確かに不安を好意的にとらえることも一つです。
また不満と聞いて、HUMANと書く、その心はそれが人間というものだからなんて、つまり不満があるのが人間ということ、まあ、こんなくだらないことは日本語じゃないと言えませんが。

そんな不安や不満の世界でも、これからの重要なキーワードを考えてみれば、不思議と英語でEで始まる言葉が多いなと思いました。
名づけて”E(イー)言葉”、略して”E(イー)こと”、少し並べてみました。
まずはECO、これはわかりますね。
エコロジーだったら環境を守る、温暖化防止ですからね。
エコノミックスだったら、経済、あるいみでは節約や効率にもつながりますね。
環境保全や経営感覚なしにはこれからは活動できません。

さらにモラル、これでEで始まるなら、ETHICS(道徳)なんでしょうね。
ある意味ではロボットや再生医療などのテクノロジーの発達で、より人間がしっかりとした心の拠り所として持つ必要があるかもしれません。
ただあまりに道徳的になりすぎるのも危険な気がしますけどね。

そういう倫理と言えば、昔受けた倫理の授業。
つまらなかったけれどやはり教育は大事でしょう。
ただ日本語の教育より、英語のEDUCATIONは相手の能力をいかに引き出すということですから、こちらのほうに魅力を感じます。

EメールのEはエレクトロニック、他にスポーツもネット上のEスポーツや教育もEラーニングが人気だとか、なんだか、リアルが全部E(あるいはデジタルのD)に置き換わってきそうですね。
EVIDENCE、証拠というか、いろんなことが客観的な結果をもとに判断されることが重要です。
医学の世界も今では、MBE、つまりMEDICINE BASED ON EVIDEVCE(根拠に基づく医学)です。
でも、こんなことは当たり前で、いまさら新鮮味はないですけどね。

最近は死ぬまでセックスという週刊誌の記事もすごいです。
人生の終焉までエロ(ERO)ですか?
ようするに人生を最後までENJOYということでしょう。
なるほど、なんだかんだ言いながら、これが一番大事かもしれません。
不満や不安までもエンジョイしたらどうでしょうか?

他にE(イー)ことありますかね?
勿論E以外にも重要なキーワードはあるでしょうよ。
世の中、いい(E)ことばかりではないですから。
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by asakura_h | 2016-07-01 16:04 | コラム