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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2014年 12月 ( 1 )   > この月の画像一覧
正念馬、第1コーナー通過!
今年の干支は馬で、医療保険の診療報酬改定があり、地域包括病床の設置など療養型にはハードルになることから、きっと正念場という午の年、“正念馬”になると思っていましたが、別の意味で“正念馬“の年でした。

特に、夏の豪雨で病院の裏山が崩れて、雨水を流す水路を土砂が埋めてしまい、行き場をなくした水が溢れて検査室やリハビリ室、一部の病棟が水浸しになりました。
職員が力を合わせて何とか乗り切れたことは、今後起こりうる震災をにらむと、何より貴重な体験となりました。

それにしても、一昨年の職員のレベルアップ、地域との連携から、昨年の接遇改善に続いて、災害対策が新たに課題として加わりました。
残念ながら、この“正念馬”は今年だけではないですね。

節目の年というのがありますが、日本全体で考えると2020年、平成32年の東京オリンピックでしょうが、医療福祉の世界では2025年、平成37年です。

いわゆる高齢者の最大勢力である団塊の世代が75歳を迎えて、いよいよ少子超高齢社会のピークを迎えるからです。
というのも75歳になると、病院にかかる患者が増えると予想されるからです。
それは病理的にも証明されていて、75歳で組織的に老化が一気に進みます。

それまでに何とか高齢者を見る体制を整える必要があるのですが、施設をこのまま作り続けると整備に費用がかかり、何しろピークを過ぎれば今度はそれが不要になりますから、施設は増やしたくない。
そうなると在宅で見る制度をつくらないと対応できないということなのですが、在宅で見るとお金がかからないというのはウソで、実は施設と同じようにかかるのです。
それでも建築費だけは抑えられるかもしれませんが、とにかく在宅に向けての体制づくりのために、まず1つ目のハードルが平成30年の医療介護報酬の同時改定の年なのです。

その平成30年に向けて在宅対応ができる体制づくりまでが、まず最初のゴールとなるんですね。
これを日本ダービーに例えると、別名超高齢社会ダービーですね。
今年は第1コーナー、平成27年までが第2コーナー、平成28年が第3コーナー、平成29年が第4コーナーで、いわば平成30年がゴールというわけです。

まず何とか今年は第1コーナーを回ることができたかなという感じですが、来年は第2コーナーです。
いよいよ在宅向けの基地を現在の場所から効率がいい場所へ移し、訪問診療を中心に受け皿づくりを進める予定ですが、さあ、どうなるやら。

そう思うと、今年一年、色んなことがあったので長く感じましたが、案外得したのかもしれませんね。
あっという間に1年が過ぎたと感じるよりも。
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by asakura_h | 2014-12-29 18:00