地域に開かれた病院。ひとりひとりに優しい病院。朝倉病院

 

医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2012年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧
島根松江さんちに行ってきました
老人保健施設は、もともと中間施設と呼ばれ、在宅介護を助ける施設ですが、最近は在宅とは関係なく、長期入所の施設が多くなり、地域によっては医療も担っていたり、本来の役割が問われています。
そんな中、老健施設中四国ブロック大会が、8月24日に竹島問題最前線の島根県松江市であり、職員2名と共に参加してきました。

この島根県は、高知県と同様に高齢化率、平均県民所得、人口という点で、非常に似通っています。
“山陰の高知県”、島根人からすると“四国の島根県”か?くらいで、山陰だからキャラも街もちょっと暗めかなと、勝手な偏見を抱きながら出発しました。

しかし、岡山でJRを乗り継いで5時間もかかり、到着してみると何もかも違っていました。
夏の陽射しはバリバリでしたが、高知ほどではありません。
やはり高知に比べると、幾分涼しいようです。
気温が高い秋という感じでしょうか、冬には雪がよく降るそうですから、何となく納得です。

それよりも街並みが派手ではなく、小奇麗にまとまっています。
松江城があり、県庁にも庭があるなど風情が感じられ、丁寧な街づくりをされているような印象を持ちました。
特に宍道湖の辺りは、観光地化されているのでしょう、洗練されています。

そして、肝心の大会自体も至れり尽くせりでした。
初日は、爆笑の嵐を生んだ漫才師、宮川花子さんによる講演、その後の交流会では、安来節保存会によるどじょうすくい踊りがありました。
翌日には、講演会をはさんでヤマタノオロチとスサノオの舞い、地元特製のオリジナル弁当、さらにリハビリや認知症予防など、明日に繋がる実用性の高い講演で、満足度の高い大会でした。

その中でも特に満足だったのは、交流会で地元、奥出雲町の仁多福祉会職員の方々と親しくなり、二次会で合流したことです。
場所は恐らく地元の人じゃないと分からない、宍道湖から内海、日本海とつなぐ松江の大橋川沿いのビル3階にあるラウンジでした。
幸運だったのは、カウンターから川沿いの風景を眺望しながら、祭りで打ち上げられた窓いっぱいに広がる花火を堪能できたことです。

そして、その施設の森山理事長からの話だと、松江はアメリカ軍の攻撃を受けずに済んだため、昔の街並みが多く残されたそうです。
もとは城下町だから、敵の侵入を防ぐために道が真っすぐではないそうで、だから大きな道路が少ないのかと合点がいきました。

それにしても、元教授なのに気さくな方で、それ以上にこの施設の職員のノリの良さもタダ者じゃないですね。
山陰という言葉からは、全くイメージできませんでした。

昔、山陰を「日本海の海陽地方」と呼ぼうという計画があったそうで、確かにそれを思わせるキャラですね。
島根の人たち、いん(陰)じゃないですか、そのキャラ?
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by asakura_h | 2012-08-29 17:41
ビートルズ的チーム力
今回のロンドンオリンピックで、印象に残ったのはチーム力です。
水泳の個人種目メダリストのコメントで、日本の水泳チームの力を強調していましたし、他の競技者のコメントも、「周りの支えのおかげ」ばかりでしたね。
これも広い意味でのチーム力なのでしょう。

確かに表舞台に立つのは選手だけですが、その裏方や家族の支援などを考えると、自然に全体がひとつのチームのように感じられるので、あのようなコメントになるのでしょう。
ウサインボルトのように、「俺は伝説」みたいな発言より面白味に欠けますが、素直な気持ちだと取れば、その素直さも今回のチーム力の要因のひとつかもしれません。
これが、日本選手に配られたコメントマニュアルでなければいいのですが・・・。

さて、そんなチーム力、まあ確かに、オリンピックという大きな目標があれば団結するのでしょうが、そうでない場合、日常的にどうするのかと考えます。
そこでよく聞くのが、「こんな仕事は自分じゃなくてもできる」みたいな不平ですね。
確かに歯車の中で働くと、そう感じることもあるでしょうが、そんな時、あるチームを思い出します。
それがビートルズ、特に初期から中期です。
再々かとお思いでしょうが、ファンなのであしからず。

ロックバンドというと、その中心にはスター歌手がいて、それを盛り上げるためのバンドが多く、余程の熱心なファン以外は、大抵スター歌手以外は知りません。
例えば、私はミスチルの歌が好きなのですが、ボーカルの桜井以外はよく知りません。
AKB48でも、センターの子ぐらいしか知らないし、一般的な見方ってそんなもんでしょう?
そうでないのがビートルズ、日本で言うとスマップや嵐か?

よくジョン・レノンとポール・マッカートニーという強烈な才能の二人がいたので、それ以外は誰でも良かったという意見もありますが、脇役的なジョージ・ハリスン、リンゴ・スターにもそれぞれ花を持たせ、アルバムの中では必ず1曲は歌い、レベルの低い時代のジョージのオリジナル曲も使われ、ある意味では、それぞれ役割の中に個性が引き出される、顔が見えるバンドだったのです。

特に顔が見えるということは、「お前だから上手くやれる」みたいな連帯感や絆を生み、誰がしても変わらないような単純な仕事でさえ、その人じゃなきゃダメみたいな気にさせるものじゃないでしょうか?
それがやがて仕事の意義を感じさせ、チーム力を生み出すのではないか?
つまり、誰かが欠けてもダメなチームですね。

後半、ビートルズはまとめ役を失い、顔が見えることが却って、互いの自己主張から解散となりますが、しっかりしたまとめ役(リーダー)がいれば、継続は可能だったでしょう。
その基礎は、顔が見えるチーム、今風に言えば“キャラが立つ”ですか?
そしてキャラが立ち過ぎると、腹が立って解散ですか?
まあ、ほどほどに・・・ですね、顔と腹は。
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by asakura_h | 2012-08-25 12:30
祭りのあとあじ
この夏最強の“睡眠不足誘発”イベント、ロンドンオリンピックもようやく終わりました。日本選手の活躍もあり、大いに盛り上がったせいか、オリンピック後の不応期でしょうか?申し訳ないですが、他のスポーツが霞んでしまっています。
あとはパラリンピックですかね。

それにしても凄かったのは、開会式と閉会式におけるイギリスのパフォーマンス力ですね。
開会式でも、デビットベッカム、ジェームズ・ボンド、ピーターパン、ミスタービーン、ポール・マッカートニーと世界的な著名人のオンパレード、さらに閉会式では一段とロック(ポップ)アップして、クィーン、ピンク・フロイド、ワム、デビット・ボウイ、スパイス・ガールズ、ジョン・レノン等が登場しました。

実はグレート・ミュージアム、大英博物館が19世紀のイギリス繁栄の代名詞なら、グレート・ミュージシャンズ、大英音楽家が20世紀後半の代名詞と言えるくらい、イギリスは音楽、特にUKミュージックと称するポップやロック大国です。

CDセールスを含め、世界の五大ミュージシャンと言えば、ザ・ビートルズ、エルビス・プレスリー、マイケルジャクソン、ポール・マッカートニー、ビージーズのようですが、プレスリーとマイケルを除いてはイギリスです。
特に、今でも影響力があるという点でビートルズは別格で、その中心メンバーのポールが開会式を、ジョンが閉会式のメインというのも粋な演出でした。
名前を知らなくても、聞いたことがある曲が多数あるのが特徴的です。

それ以外にも、不良のイメージだが実際はいいところのお坊ちゃんがやっているローリング・ストーンズ、70年代を代表するロックバンド、レッドツェッペリン、ピンク・フロイドと並ぶプログレッシブロックの親分キング・クリムゾンや、ギターの神様とも言われるエリック・クラプトン、ホモで有名なエルトン・ジョン、さらにオリビア・ニュートンジョンなど、そうそうたる顔ぶれです。

何故、UKミュージックが世界を席巻できたのか?
もちろん、先鞭をつけたのはビートルズですが、彼らはちょうどヨーロッパ大陸を中心とするメロディがメインのクラシックと、アメリカの黒人音楽を吸収してできたロックンロールを上手く融合させて、独特な音楽を作り上げました。
そんな彼らに対抗したり、継承したりする形で発展したのです。
それは、イギリスがアメリカとヨーロッパの中間に位置するという地理的状況から考えると、生まれるのが必然だったような気がします。

昔、夏のロンドンに20日間滞在した際、ほとんど曇りで涼しく、こんな国だと蒸気機関が生まれるものだと実感しました。
まさに環境が発明の母ですね。
UKミュージックもまたそうだったのでしょう。
今回、個人的にはOKでした。
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by asakura_h | 2012-08-18 17:29
子供は宝くじ?
ロンドンオリンピックは盛り上がりましたが、さすがに今回は、時差の関係からライブで見ることは少なかったですね。
翌日休みが取れた日の女子サッカーとか、たまたま3時に目が覚めて見た体操ぐらいで・・・。
それでも、結果を先に知らなければ、録画でもそれなりに楽しめたし、どんな競技でもじっくり見ていると面白いものですね。

今回印象的だったのは、女子の軽量級ウエイトリフティングです。
人形のような可愛い選手(中には男性みたいな選手もいましたが・・・)が、ウエイトを上げた瞬間、「何とか認めてください」と懇願するような表情で、必死に堪える姿とか、それを下ろした瞬間のほっとした笑顔など、気持ちがひしひしと伝わってきました。

それから注目したのは、その選手たちの家族、特に両親などは、まさか我が子がオリンピックというひのき舞台で活躍するなんて、夢には思ってもそれが現実になるとは驚きでしょうね。
活躍する彼らの背後には、出場できなかった選手たちが数多くいるわけですからね。
一体、それが可能だった理由は何なのか?ふと考えることがあります。

確かに素質面から考えれば、親がスポーツ選手だったら、その可能性は高いのでしょう。
そうでなくても、運動神経が良ければ可能かもしれません。
また、環境もあるでしょうし、特に周囲がそれを理解して、させてくれる環境、あるいは色んな人との出会いもあるかもしれません。
いいライバルや恩師に恵まれるということも重要でしょう。
そうして、そこそこのレベルまではいきますが、オリンピックとなれば遥かに能力がずば抜けていないと駄目です。

これを大学入試に例えると、よく東大に入ることは、野球で甲子園に出ることのように言われることがあります。
それがオリンピックだと種目にもよりますが、東大でも一番に入ることと同じような割合かもしれません。
あるいは、10年を含めて一番になることかもしれませんね。

そう考えると、最後は結局、人生そのものと言ってもいいかもしれません。
素質や環境、出会いは、その確率を高めてくれる要素なのでしょうが、最終的には“運”だなんてことも考えられるでしょう。

これって、まさに宝くじみたいなものでしょう。
よく子供は宝だと言いますが、本当は宝くじではないかと。
どの子供がオリンピックの舞台という宝を当てるか?まさに神のみぞ知ることでしょう。
でも単なる宝くじと違うのは、どの子供も親から見ればハズレはない、つまり、ハズレのない宝くじじゃないかと。

しかし子供にも言い分があるでしょう。
子供のほうから見れば、親も宝くじだと。
確かにそうですが、違う点もあります。
この場合は、ハズレがあります。
特にタヌキ親父だと、まさに空くじですから・・・。
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by asakura_h | 2012-08-15 11:36
夏脱(げだつ)
原発再稼働に向けて、“脱原発”の動きが活発化しているようです。
そりゃあ、政府のあんな中途半端な安全対策で再稼働するというのも、明らかに稼働させたいことが見え見えで嫌な気持ちになります。

大飯原発の地下に活断層が見つかったという話は、地下が思わず喝を入れた、“喝断層”じゃないかと思いたくもなります。
そんな今年の夏は、“脱”でくくられそうですね。

とりわけ“脱出”気分にさせるのは、この夏の暑さですが、それにしても全国で一カ月に2万人ほどが熱中症で病院に運ばれたとか?
その原因は、もちろん“脱水”ですが、中には血液や体液の中に含まれていて、様々な生理作用を及ぼす塩分やナトリウム、カリウムなどが失われる“脱塩”の場合もあり、水だけの補給では却って危険な場合もあります。

中には、暑い日の夕方に、めまいや血圧上昇を伴い、脳卒中と疑われそうな例もあります。
また、その暑い日には何もなくても、翌朝ぐったりしているとか・・・。
暑さが和らいでも注意が必要で、こまめな塩分・水分補給は重要ですね。
キリンビールのCMでお馴染みの「たっすいがはいかん」じゃないですが、「脱水がもいかん」ですね。

この脱水は、高齢者に結構多く見受けられます。
炎症がたいしてないのに発熱したり、何となく元気がなくなったりする原因が、実は脱水だという例があるので、夏でなくても注意が必要です。

さて、この夏の話題は何と言ってもロンドンオリンピックですね。
時差の関係で、一番熱が入るのが日本時間で朝の2時、3時あたりですから寝不足必死です。
金メダルが少なめで、金が取れずに申し訳なく涙ぐんでいる選手もいますが、銀や銅でも十分でしょう。
何しろ観ている方は、メダル圏内に残っているだけでも、ワクワクさせてもらっていますから。

それにしても、あの技術と体力が極限の競り合いの中、過熱気味のマスコミからの重圧の中で、メダルを獲得するというのは、強い精神力からでしょう。
もらうのは金銀銅メダルですが、持っているのは金メンタル(精神)ですね。
いずれにせよ“脱帽”です。

一方、いじめで学校側や教育委員会に無責任さには、呆れるばかりです。
かと思えば、国会では解散の時期をめぐって、すったもんだした挙句、いつも通りにどっちにもとれる玉虫色の決着となりました。
自民党は秋ごろの解散と思っているらしいですが、マニフェストを破って平気な顔をしている政治家を、そんなに信用していいのか?と思います。
いずれにしろ、思わず“脱力”には違いありません。

相変わらず我々日本人は、何も変わっていませんなぁ・・・。
せっかくの夏だから、ひと皮剥けて昔の殻から“脱皮”したいところですが、それだけでは上手くいきませんね。
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by asakura_h | 2012-08-11 12:30