地域に開かれた病院。ひとりひとりに優しい病院。朝倉病院

 

医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2011年 12月 ( 4 )   > この月の画像一覧
去りゆく兎年、来年辰年はハートフルネット社会へ
天高く馬肥ゆる秋という言葉があります。
これは漢の時代に異民族である匈奴が、天が高く感じる収穫の秋になると馬も肥え、いよいよ攻めてくるぞという警戒の言葉であります。

実は去年の秋、日本でも為替が円高で野山には熊が出没するということで、先程のことわざに引っ掛けて「円高く熊越ゆる秋」などと冗談で言っていたのですが、本当は冗談ではなく何か警戒しなくてはいけないのかなと思っていました。

それが何かは分からないのですが、外から何か襲ってくるといった胸騒ぎみたいなもので、兎年の今年2011年の11を長いウサギの耳に見立てて警戒の年かなと思っていました。
実際、ふたを開けてみると大地震に原発問題という、内側から崩れてくるという想定外の展開でした。
ただ、自分自身が恐怖を感じたのは、あの津波が襲ってくる場面や死者、行方不明者の多さも確かにそうなのですが、日本が崩れていく底なしの恐怖でした。

日本は今まで色んなものが崩れていきました。
会社の組織、終身雇用や地域社会とのつながり、セーフティネットやモラルの崩壊等、それが最も安心できるはずの土地、お前も崩れたのかという宙ぶらり感とでも言いましょうか?
この日本に安定したものはない。

その中で、底に落ちないネットが必要だということで、“絆”が今年の漢字一文字に選ばれたのではないかと感じています。
絆をたくさん繋ぎ合わせればネットになります。
それは、一本一本が心で繋がるハートフルなネットなのでしょう。
ただし、このネットも従来の“ねっとり”としたネットではないことが重要かなと思っています。
新素材よろしく、軽くてしかも丈夫な素材ですね。

この“ねっとり”というのは、よくある日本的な人間関係のことを意味しています。
それは、“いえん”“みえん”“やむえん”の三つの“えん”社会です。
その中に入り込んでしまうと、何にも本当のことが“言えん”ですし、自分が何しているのか“見えん”なります。
終いには、自分が反対する意見でも仕方なくそれに従い、結果的に“やむ得ん”と勝手に納得するような無責任な関係です。

確かにあまり自己主張しすぎるのも考えものですし、自分の姿をことさら見せようとするもの変ですし、相手の意見に折れる賢明さも必要でしょう。
そういう関係の中で、思いやりがあれば十分です。

最近そんなハートフルネット社会の基本というか、基盤になるのが医療福祉じゃないかと思います。
それを考えると来年以降、ますます私達の仕事は重要になってくるのではないか。
まさに来年は龍が昇る年じゃないか。
そんな胸騒ぎがします。
いや、してほしい・・・。
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by asakura_h | 2011-12-27 17:12
まさかの世界 もしかして共産党が?
民主党が消費税アップを推し進めていますが、この党は本当に選挙の時と随分変わりました。
マニフェストはいったい何だったのか?と思いますが、消費税を上げる前に無駄をなくす、その中には議員定数の削減や公務員の給与カットも含まれていたはずです。
それらを先送りにして消費税アップですか?
庶民に負担を強いるなら、まずは櫂より始めるのが筋です。
こんなひどい裏切りには、次の総選挙で民主党は壊滅的になりますね。

かといって、自民党に票を入れるのもどうかという雰囲気はありますから、選択に困ります。
大阪維新の会だと票を取ることもできるでしょうが、全国的に候補者を用意できなければ、本当に選択に困ります。
唯一、ほとんどの選挙区で立候補している共産党に票を入れ、共産党員が多数当選なんてことも有り得ますか?
現実的には有り得ないとは思いますが、この世界ではまさか有り得るかもしれません。

“魔坂”という坂はご存知でしょうか?
突然現れる坂ですが、全く予期せぬことが起きる想定外の坂のことです。
上り坂のこともあれば、下り坂なこともあります。

藤子不二雄の短編にも、そんな“まさか”なことが起きる話があります。
“まさか”のことと言うのは、確率的に低いことが起きることを意味しています。
例えば、我々が空気を吸えるのは、空気が空中に満遍なく存在しているからです。
もし部屋の片隅に空気、細かく言うと空気の分子が集まって存在していれば、我々は窒息してしまいます。
でも、そんなに空気が一部に集まってしまうようなことが、自然には有り得るのでしょうか?
確かに有り得ないように思えますが、理論的、つまり机上の考えでは有り得るのです。
じゃあ、何故そんなことが有り得ないかというと、空気が満遍なく拡散している状態の方が確率的に高く生じやすいからです。
だから、たとえ空気が一か所に集まることがあったとしても、ほんの瞬間のことで我々には全く影響は有り得ないのです。

そういう社会の中で、ある人が幸運にも確率的には有り得ないことが次々と、それこそ宇宙の歴史の中でも一度しか起きないような確率で大金持ちになったという話ですが、それでも全く有り得ない話ではない。
人類の歴史でも一人ぐらいかもしれないけれど、ゴルフでも何千万分の一の確率のことが起きました。
まさかは、まさに現実なのです。

だから、共産党が政権を取るようなことになったらすごいでしょうね。
総理大臣も唯一役職で一番偉い共産党の幹部です。
一党独裁で各種委員会もありますが、企業間の競争は残るのでしょうね。
でもこれって、自民党独裁の60年代に似ているような気がします。

案外、「三丁目の夕日」の昔に戻っただけだったりして・・・。
まさか?
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by asakura_h | 2011-12-24 13:19
楽(がく)なり易し
昔、「良薬口に苦し」とよく言われていましたが、最近の薬はちょっと違います。

口の中で溶ける口腔内崩壊錠の胃腸薬、テレビ等の宣伝で有名なガスター10は、お菓子のような爽やかな味で、その味だけでも気分が良くなることもあり、思わず「もう1錠ください」と言ってしまいそうになります。

本来、薬が美味しいというのは危険で、技術的な面でも飲み過ぎ防止の為、わざと苦くしていた面もありますが、薬の販売競争で人気を得るため、味付けするのも仕方ないことなのかもしれません。
まあ、飲むのが楽しくなるのも本来の目的かもしれません。
薬という字の中にも“楽”という字がありますからね。

楽(らく)という意味では、インフルエンザなどの予防接種でも、皮膚にキシロカインという麻酔薬をゼリー状にしたものを塗れば、痛みは軽減できます。
「痛い」の代名詞は歯医者でしたが、麻酔薬も改良されて「痛い歯医者には行くのを止めなさい」と忠告する先生もいました。
随分と治療も楽になったものです。

ただ、楽しいと楽は少し違うような気がします。
楽が楽しいとも限りません。
つまらないこともあり、難しくも楽しいこともあります。
だから楽しいのはいいけど、楽に流されるのはちょっと考えものです。

例えば、“学”と書くと何だか難しいイメージがあって、最近は“学”も“楽”にしてイメージを変えようとしています。
科学、数学を楽しく親しむために、“科楽”“数楽”という表現が使われます。
確かに楽しく覚えられればいいですね。

最近の勉強方法で、都道府県名を覚える歌があります。
各都道府県の地形から、それに関した歌を作り口ずさんでいるうちに、いつの間にか地形と名前を覚えてしまうという優れものです。

「星が輝く北海道・・・」
確かに北海道の地形は星形に見えないこともないです。
秋田県の地形は、猪苗代湖をメガネにした人の顔に見立てています。

他にも最近テレビで、難しい漢字の覚え方を放送していました。
「葡萄もサクサク浦和で缶拾い」と語呂合わせで覚える方法です。
草冠をカタカナのサ、句の外側をクと読み、浦の右側と缶に意味付けしたものです。

難しいことを楽しくするのは重要ですが、楽に流れるのは“悪銭身に付かず”と同じです。
悪銭、つまり簡単に儲けたお金は手元に残らない、苦労して稼いだお金はその有難さを知っているだけに使い方も考える。
知識も同じで、苦労して得た知識は身に付きますが、楽して得た知識は簡単に消えてしまいそうな気がします。
学問には王道なし、特に知識のインフラである計算力や読書力などは、絶対に苦労が必要ですね。

学成り難しですが、楽(がく)なり易し。
思わず自分を振り返って愕然としたりして・・・。
なるほど、“愕(がく)なり易し”ですね。
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by asakura_h | 2011-12-21 09:00
白いサンタクロース
いよいよクリスマスも近づき、街はイルミネーションに彩られ、サンタの絵や服装をした人がちらほらと目につくようになりました。
何しろサンタクロースはクリスマスのスーパースターですから。

欧米では、いい子にしていればプレゼントをくれる、日本の秋田の“なまはげ”の逆バージョンです。
結局、サンタの裏の顔は“なまはげ”か?と思ってウィキペディアを見てみると、ドイツの古い伝承によるとサンタは双子で、片方は赤白の服を着てプレゼントを配り、もう片方は制裁を加えるようで、確かに“なまはげ”と共通点があるそうです。

だったら、今のサンタクロースもペアになり、片方は怖いサンタではなく“サタンクロース”、もう片方は優しい“サンタクロース”なんてありかな?
いっそのこと、なまはげ対サンタというのも面白いかもしれませんね。(そんなことないか・・・)

ともあれ、元々サンタは茶色の服を着ており赤白のコスチュームになったのは、コカコーラの宣伝だと以前聞いたことがありますが、どうやらその前から日本では赤白が定着していたようです。

ただ現在のように、クリスマスがプレゼントを撒き散らすお祭り行事になったのは、20世紀初め、デパートの集客戦略だそうですね。
その主はアメリカのデパート王ジョン・ワナメーカー、敬虔なクリスチャンで商務長官も務めた人物です。
アメリカは凄いですね、デパート王のような商才に長けた人物が、日本の大臣に匹敵する地位で辣腕を奮えるわけですからね。
ユニクロの柳井社長あたりが、通商産業省の大臣あたりのイメージでしょうか?

そのワナビーには名言があって、「微笑みと握手には金も時間もかからない。そして商売を繁盛させる」とか「一歩ずつ進めば高い山を踏破できる」など、以前から耳にしたことのある、分かっちゃいるけどなかなか実行できない言葉の作者だそうです。
また、他にもイースターやバレンタインデー、母の日などに大々的に贈り物をする日に作り替えました。
まるで記念日メイカーです。

それにしても、日本人にクリスマスがこれほど定着したのは、やはり欧米に対する憧れからでしょうか?
バブル期には大恋愛の日にもなり、この日に独りというのが“シングルベル”と揶揄されたのも、はや10年以上前のこと。
最近、前ほどクリスマスと言って騒がなくなったような気がするのは、欧米に対する熱が冷めたせいですかね。
それとも、これぞ草食化の象徴か?

いずれにせよ、今年も私は白衣のままサンタクロースに変身します。
スタッフにボーナスを手渡しするのです。
まさに白いサンタクロース、そう言えば手助けの職員が茶色い服でトナカイに見えたな・・・。
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by asakura_h | 2011-12-17 12:11