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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2011年 09月 ( 3 )   > この月の画像一覧
”飽き”が来るほどの”秋”が来てほしい
地球温暖化の影響なのか、最近目立つのが大量の雨を降らせて去って行くメタボ台風。
天気図の雲の様子が、何となく腹部CTの脂肪のように見えたのでそう呼んでいるのですが、そのメタボ台風が残してくれたものの一つが、いきなりの秋でした。
もっとも、赤とんぼが飛んでいたり秋の気配はありましたが、台風はいつも大胆ですね。

その秋も、朝晩はひんやり日中はまだ暑いという、寒暖の差が大きく体調を崩しやすい季節となりました。
次第に涼しくというよりも、涼しさがいきなり一段階落ちた、まさに英語で言う“fall”(秋)という感じでしょうか?
このまま段々と階段を下るようにして、冬に突き進むのでしょうか?

どうも、そうらしいです。
秋というのは、天気の移り変わりではっきり夏と区別ができるそうです。
夏は南北の気圧の関係で天気が決まるそうですが、秋は春と同じように西から東へと移り変わっていきます。
つまり、西は東の過去であり、東は西の未来というわけです。
こうなると、低気圧が通るたびに雨、去ると晴れというのを繰り返していくのですが、ひと雨ごと気温も下がっていくとか?
恐らく温暖化というのは、この下がり方が以前より急なんでしょうね。

実は、秋という季節は自分の中で最も好きな季節です。
スポーツに最適な乾いた晴天の日が望めますし、秋の味覚も栗や柿、梨など美味しい食材の宝庫です。
そして、音楽ではオリビア・ニュートン・ジョンが、個人的には秋に似合うような気がして時々聞いています。
旅行なんかもいいですね。
高速道路の料金が上がってしまいましたが、紅葉も含め高知県内には見どころがたくさんあります。

また出掛けなくても、何となく本を読みたい季節にさせますが、何といっても秋の魅力は、その郷愁を誘う点でしょう。
夏までは、後ろも振り返らず成長を目指して前を向いて進んでいた感覚を、秋はふと後ろを振り向かせてくれます。
振り返って何か残してきたもの、何か足りなかったものに気がつく季節。
イメージでいうと、現在に生きていながら、半分過去と一緒に歩いているような感じでしょうか?
年齢を重ねれば重ねるほど、振り返る分も多くなるので、秋は却って重たいと思う方もいるかもしれませんが、あまり深刻に考えなければ、秋は気持ちの入れ替えにもなります。
植物が冬に向けて、夏までに蓄えてきたものを整理・準備する秋のように。

そういう意味では、衣替えの季節なのですが、“心も替え”の季節でもあるんですよね。
だから、今年は長い秋を期待したいものです。
例年のように短い秋より、”飽き”が来るほどの”秋”が来て欲しいです。
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by asakura_h | 2011-09-30 09:41
ドジョウ犬なんて聞いたことないき
野田政権がスタートしました。
ドジョウの例えて泥臭い政治をやると強調していましたが、支持率は60パーセントと思ったより高めかなという印象でした。

確かにあまり期待感も薄いと思われていましたからね。
演説は上手ですが、政権メンバーも地味でしたし。

ただ、男女交際でもよく言われるように、相手に期待し過ぎてこれもダメ、あれもダメとマイナスに評価して幻滅するより、最初の期待がまあまあでも、こんないいところがある、こういういいところもあると、プラス評価の積み重ねが長続きすることもあります。

だから支持率が低く出ても、もしかして上手くいくかもという、今回はそんな政権じゃないかと思っていましたが、案外支持率は高い上、それ以上に期待を裏切ってくれたのは見事で、出会いがしらの強烈な一発でした。

鉢呂大臣が失言により辞任とか、その内容も記者団に対して「放射能をつけてやる」と冗談をかましたようですが、小学3年生の自分の息子も「おならをつけてやる」みたいなことをやっていたような気がして聞いてみると、「そんなバカなことはしない」と小3でも分かっているくらいのことを大臣がしていたというのは相当なものです。
余程、大臣になって嬉しくてはしゃいでいたのかな?

ただ、この話は総合資源エネルギー調査会で、原発推進派を多数にしたい経産省官僚に対し、反対派も賛成派も同数を主張する鉢呂大臣を、官僚がハメたという話もあるらしく真相はよく分かりませんが、いずれにしろ言い訳できないその低レベルさにお手上げです。

そんな発言をする素人大臣、さらに闇企業から献金疑いという黒い議員や、裁判で争っている灰色の元代表など、チョコレートじゃあるまいし、白、黒、灰色のモノクロ政党なんていうのも、すっかり政権交代も色褪せて民主党は大丈夫なのかな?

一体、政治主導というのはどこに消えたのでしょうか?
政治主導とは、具体的な案を期日までに官僚に提示することが重要だそうです。
この具体的という「具」が大事なようで、所信演説の抽象的な当たり障りのない言葉ばかりのオンパレードでは話にならない、もっと血や肉の入った言葉が必要です。
もっと「具」を、もっと「具」を、日本はまるで臨終間際のゲーテみたいですね。

それにしても野田首相は、ダチョウ倶楽部の上島竜平にも似ていますが、藤山寛美という昔の松竹の喜劇役者に似ていると思い(期待)ました。
バカ役で有名だったのですが、泥臭くやるならきっとバカに徹してやるくらいじゃないと、この国は動かないと思うからです。

ドジョウすくいならまだしも、財務省の言いなりで増税増税のオンパレードは嫌ですね。
震災復興の予算も、財源は他にもあるだろう?
言いなりはまさにドジョウ犬です。

天才バカボンにうなぎ犬というのがいましたが、ドジョウ犬だけはやめて欲しいですね。
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by asakura_h | 2011-09-16 16:59
今回の”ヒット事”は”人事(ひとごと)”じゃない台風
昔は台風銀座などと呼ばれて、台風の代名詞のように言思われていた高知県も、ここ30年ほど台風が直撃というより、かすめることが多かったように思います。

台風通過後には土木建築需要が結構あり、地域の経済活性化にもなっていたので、いよいよ高知県は台風にも見放されたかと言われていましたが、先日の台風12号は7年ぶりに高知を直撃しました。

台風直撃は英語で「アタック」ではなく「ヒット」なので、まさに土佐の“ヒット事”なんてダジャレを飛ばしていたら、その結果はシャレになりませんでした。
やはり台風は怖い・・・。

特に奈良や和歌山など近畿南部は、今回の台風に伴う大雨で土砂崩れが起き、川がせき止められてできた土砂ダムが決壊寸前なんて、まさに人事(ひとごと)ではない、自然事の脅威を痛感するばかりです。

その原因は、台風が随分もたついたせいですが、そのもたつき方も半端でなかったのが今回の台風の特徴でしょう。
普通、台風が過ぎ去ると翌日からは、カラっとした台風一過の快晴というのが多いのですが、今回は翌日も厚い雲が覆って、カラッと晴れたのはさらにその翌日ですから何という鈍足ぶりです。
時速10kmと言うから、早歩き程度でしょうか?
長々と降らした雨は2000ミリを超える亜熱帯地域レベルの雨量で、がっぷり四つに組んだはずの高知県より他の地域の被害がひどいのは、きまぐれな雲の分布のせいでしょうか、分かりませんが・・・。

それにしても、高知を直撃して大きな被害を出した台風と言えば、昭和45年8月の台風10号と昭和51年9月の台風17号です。

昭和45年といえば中学生だったのですが、猛烈な雨と風で家も停電になり、高潮の影響で高知市内の一部も浸水、確かラジオで被災者のためにとの呼びかけがあり、自宅から毛布か何かを県庁まで届けた記憶があります。
その時の煌々と自家発電で明るい県庁は印象的でした。

昭和51年は東京で1年間に降る雨量がたった1日で降り、市内のほとんどの河川が決壊、高知市長が「自分の命は自分で守れ」と非常事態宣言を出しました。
NHK高知放送局も浸水し、アナウンサーがその前で水に浸かりながら報道していたのを覚えています。

その当時は久万という所に住んでいて、見事に家の一階が水没しました。
その水かさが増す勢いの速いこと速いこと、「あれっ、上がってくるぞ、くるぞ」という間に一階を浸し、畳はぷかぷか浮いた状態。
慌てて二階に避難しましたが、二階は大丈夫なのかという不安に怯えていました。

さらに、その水の臭いこと臭いこと、下水と一緒になっているのかコーヒー色の水は不気味なほど澱んでいて、飲んだらきっと一発下痢退場!間違いなしですね。
おかげで水が引いた台風一過の翌日は、泥まみれになった家の大掃除でした。

そんな台風、近づく時のだんだん強くなる風と、流れゆく雲の風雲急を告げる感じにワクワクして、被害さえなければ好きなんだけどなあ・・・。
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by asakura_h | 2011-09-10 12:21