人気ブログランキング |

地域に開かれた病院。ひとりひとりに優しい病院。朝倉病院

 

医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
by asakura_h
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る
検索
最新の記事
エイプリル・クールに思うこと
at 2019-04-06 18:46
元行一致か?
at 2019-03-31 18:18
年中八策
at 2019-03-29 15:00
コミットさんと口先男
at 2019-02-28 22:49
チキンラーメンを食べてみた
at 2019-02-18 10:00
以前の記事
カテゴリ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
トップページ >> 理事長の医ごっそうコラム
asakura01.exblog.jp
トップ
    
カテゴリ:未分類( 218 )
エイプリル・クールに思うこと
 四月一日が月曜日ということで、新年の仕事始めには区切りのいい始まりになりましたが、なんとなく新元号の発表もあり区切り感はいつも以上でした。
 その上、その月の初めの日に十一時半から大勢の職員を前に朝礼の挨拶をするのですが、新元号が十一時半頃に発表ということだし、エイプリルフールなので、ついつい安政に決まりましたと冗談を言ったら、さすがにすぐにばれました。
 安明とか言えばもっともらしく聞こえたのでしょうが、安政じゃあね。
 
 それにしても”令和”というのが意外でした。
 勿論どんな言葉が来ても意外になってしまうのでしょうが、令というのが命令しかイメージが浮かばないボキャ貧もあるでしょうし、実は元号頭文字当てクイズをやっていたのですが、Rというのは外来語に多く日本語らしくないイメージでしたから想定外でした。
 個人的には単語が多いKでしたから。
 それに令という音のイメージが持つクールな感じです。
 コントロールするような感覚なんですね。
 実は万葉集では和に近い意味があるんでしょうが、日常の意味と音からついついそう感じます。
 また人名みたいな感じもしました。
 実際実在の名前のようですね。読み方は違いますが。

 その一方で、それぞれに反する好意的な意見もあるでしょうね。
 Rというのが今までの使われてない新鮮な感じだし、その意外感がいいじゃないのか?
 クールな発音もよくて、和という旧来の感じと合わさると余計に時代を象徴している感じがでるんじゃないか?
人名みたいなのもより親しい感じがするんじゃないか?

 まあ、それぞれですね。
 でも、使っていると、次第にその時代の言葉になるし、またその時代を表していくようになるんでしょう。

それよりもいやなのが、フールよりも毎年四月に感じるエイプリルクール感、昼間暖かいより暑いと感じることもあれば、朝晩の寒さ、これがこたえます。
 毎年、昔の春は涼しい夜の風にも春独特の暖かさを感じ、それがよかったんですが、まるでそれが感じられず、まるっきり分断した感じなんですね。
 デジタルと言ってしまえばそれまでだし、まさに世界の分断と同じだ、なんておおげさに言うわけじゃないですが、まさに元号も令と和で分断を象徴しているとしたら嫌ですね 。
 
 ところで、もっと嫌なのが、駅から時刻表のサイトが終了になっていること。
 出発点と終着点を入力するだけで、使用時間とか料金とかすぐにわかって便利だったのに?
 なんだか世の中、だんだん住みにくく、使いにくくなってない?
 
  

 




by asakura_h | 2019-04-06 18:46
元行一致か?
 いよいよ四月になり、新しい元号が発表されるようです。
 はたしてどんな元号になるか、興味深々ですが、同時に平成を総括する記事も多くみられたので、ついつい新聞の書評を読みながら、興味をもった本が平成の経済に関するものでした。

 ”なぜ日本だけが成長できないのか”という森永卓郎氏の著作と”平成はなぜ失敗したのか”という野口悠紀雄氏の著作ですが、実はこの二人、平成の日本の経済の低迷の原因に関して、大きく意見を分ける二人のようです。

 森永氏は不良債権処理に問題があったと主張しています。
 不良債権はそのままにして、デフレ傾向をインフレにさえ、それにともない地価も戻ってくるので、そこまで待てばよかった。
 急いで不良債権処理を進めた為に巨額の損失が生じ、それを税金で穴埋めする羽目になった以上に、不良債権企業とラベルされた企業などがはげたかファンドの餌食にされたからだいうのである。
 それにはアメリカのいいなり勢力がいて、その暗躍のせいで、まだその勢力はいまだに力をもっているということです。
 そんな勢力に注意しながらも、まだ日本は強みを持っているので、すてたものじゃないということです。

 野口氏は日本は製造業にこだわりすぎ、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの頭文字をとったGAFAを代表とする新たな情報産業の流れに乗り遅れた、いわば構造的な問題が原因だということです。
 今後は新たな産業を生み出し、世界一の対外資産を利用するなど、いわば脱製造業社会をめざすべきだと主張しているように思えました。

 どちらが正しかはわかりませんが、おそらく両方とも正しい面があり、結局はそれをうまくミックスしていくことが今後は重要になるのでしょう。
 確かに、製造業も重要でヨーロッパのようにブランド化するとかいいわけだし、同時に対外資産運用をうまくするとかできるように素人は思うんですけどね。

 それはともかく平成が経済的には低下傾向というのは共通しています。
 平成の間に世界のGDPの16%を占めていた日本のGDPは6%まで下がり日本の存在感は低下しました。
 その為か、なんとなく平成は、昭和とか明治に比べると地味な感じがします。
 明治はなんと言っても明治維新があり、昭和は昭和元禄やジャパンアズNo.1と言われた華やかなイメージです。
 一方、平成の地味さは、大正と共通しているように感じます。

 華やかな明治と昭和にはさまれ短いということもあるのでしょう。
 ただ、大正デモクラシーもあるし自由な時代の幕開けという面もあるので、本来ならもっと注目してもいいのですが、意図的に大正は捨て去られた面もあるようです。
 その象徴が大正天皇です。
 大正天皇はヨーロッパ王室をもした国民に親しみのなる皇室を目指したのですが、病気で倒れ、さらに第一次世界大戦後の王国が没落していくなかで危機感を感じる勢力によって強い皇室像、いわゆる明治回帰の中で、大正無視の流れが作られた為だそうです。
 
 勿論それだけでなく、なんとなく個人的に地味以上に不幸なイメージがあるのは、大正生まれで戦争にいった利用者さんの言葉ですね。
 大正生まれは多くの方が太平洋戦争にかりだされ亡くなったようで、大正世代は不幸だったといっていたのを覚えています。
 そう言えば、昭和元年生まれの自分の父より上の世代は多くの方が戦死したそうです。
 だからでしょうかね。

 でも、華々しい昭和が幸せともかぎりません。
 敗戦もあり、経済世界一もあり、激動と言えば激動ですが、却って、平成は経済が下り坂でも災害がありながらも戦争にも巻き込まれず、まさに平成という言葉そのものの感じでした。

 そう思うと、言葉のイメージも案外時代の空気に影響を与えるのではと感じてしまいます。
 例えば怪獣の名前が濁音やラ行でできているとか、田中真紀子の名前が雅子だったりしたらキャラも違ったんじゃないかという話です。
 商品もネーミングでイメージが変わりますし、イメージでその商品のとらえ方もかわります。
 景気というのも気持ちだなんていいますから。
 そういう意味では、どんな元号になるのか?注目しています。

 言行一致というと、言うことと行うことが一致するという意味ですが、まさに元号とその時代の人々の行動が一致することがあるんじゃないか?
 いわば元行一致、元号がその時代の行動を引き出す?
 まさかと思いながらも、ついつい考えてしまうこの頃です。





by asakura_h | 2019-03-31 18:18
年中八策
 今年は”亥の年”だから”医の年”と勝手に解釈して、”医の志士”をきどっていますが、”猪突猛進(ちょとつもうしん)”じゃなくて、”つ”がちょの後に小さくなって移動した”ちょっともうしん”ならぬ”ちょっと妄信”にならぬように気をつけたいところです。
 妄信は疑いものなく信じること、こんなフェイクニュースの多い中、特に要注意ですね。
 どんな情報も一歩引いて受け取るとか、一呼吸置いて見てみるとかが大事になるかもしれません。
 特に医療だと、妄診になって、独りよがりの思い込みの診療は避けたいものです。

 そんなこんな考えている間にも今年度もあと数日で終わりそうですが、来年度は、当院も五十一年目ということで、いままでの五十年を引いて新たな一年、元年のつもりで頑張りたいところです。
 その為に来年度の事業計画を提出しましたが、来年度のテーマは八つの柱にわけて、それをもとに展開することとしました。
 それも坂本竜馬が船の中で考案した、日本の将来の新たな八つの策である”船中八策”になぞらえて、年中八策、つまり一年中、あるいは一年を通じて行う八つの策なのでこう命名しました。以下の通りです。
(1) 新規事業と地域連携
    来年には介護付高齢者住宅とクリニック、在宅事業所の併設した施設を造る予定です。要介護1,2の方の行き場所が少ないこ     とがあり、そんな方を対象にしています。単なるサービス付き高齢者住宅と違って介護保険も適応できますので、いわば要介護     1,2の方の特別養護老人ホームのような感じです。ここを中心に他の病院施設や在宅サービスとも連携して地域包括ケアシス     テムを勧めたいと思っています。
(2) 院内改装と介護医療院
    前から言われていた介護療養病棟がいよいよ廃止へ、その代わりに介護医療院という新たな在宅のカテゴリーになる施設、マン     ションのような感じかな、それに来年移ります。同時に院内改装も必要で、在宅チックな改装になる予定です。
(3) 働き方改革
    今年の四月から始まる働き方改革、いわばワークライフバランスの充実です。有休の義務化や連続就業時間の制限がありますが、    当院では有休の消化率は高いのでそれほど変わらないと思いますが、今以上に働きやすい職場にし、職員の研修の充実などをし     たいと思います。
(4) 院内レベルアップ
    今まで入院したら亡くなるまでというイメージがありますが、当然、当人家族にとっても幸せな看取りというのも充実していく     必要がありますが、直して施設在宅へ返す患者さんもできるだけ受け入れていきます。救急や重症の急性期は無理ですが、亜急     性期の患者などが対象になりますね。他に専門性を持った認定ナースを増やすこと、介護ではイマニチュードの徹底など、進め     ていくつもりです。
(5) ハード面の充実 
    電子カルテの利用、新しいCTへの入れ替えなど、ハードの充実は避けられません。
(6) 安定した財政
    これは当然ですね。
(7) 広報活動
    病院内外に向けて当院を知ってもらうこと。
(8) 防災対策
    南海トラフ地震の為です
  こう考えると、以外とすっきりします。
  そんな八策(別に八でなくてもいいけど)はいろいろありそうですね。
  個人的には心中八策とか。
  高知県だったら県中八策ですか?
  一日の計画は日中八策?おっと、日本と中国じゃないですからね。

by asakura_h | 2019-03-29 15:00
コミットさんと口先男
ライザップがすごいですね。
だぶだぶの贅肉姿の人がトレーニングで筋肉姿に変身するという。
そのキャッチフレーズも結果にコミットするという。
このコミットは結果に責任を持つという意味だそうです。

実際、効果があるそうですが、やはりコミットというだけあります。
でも、世の中、このコミットって、以外にいないです。
名付けてコミットさん。

昔といっても、昭和42年頃に横山光輝の漫画原作を実写化して人気をはくしたコメットさんという番組がありました。
宇宙から来て彗星のように現れた女性、日本の一般家庭でお手伝いさんをしながらさまざまなトラブルを魔法か超能力で解決します。

この内容を聞いて、デイズニーのメアリーポピンズを連想するのは当然のこと。
実際、それを発想にして作ったそうですから。
出足がアニメなので、アニメ番組を期待していると実写なのでがっくりきた記憶があります。
それほど子供にとって、実写よりアニメがよりイメージをかきたてるので魅力でしたが、内容はわりと面白かったと思います。
何しろ大場久美子でリメークしたくらいですから。

このコメットさんもきちんと問題を毎回解決、当たり前だけど、すると言う意味ではコミットさんですね。
世の中、口先男とか女とかの妖怪や、言うだけ番長が結構多いですからね。
きちんと見極めは大事です。

言葉のあとに行動あり、言葉の前に心あり、
この中間の言葉はいくらでも言いますから。
ただ、言うだけの人口先さんも話を聞くだけでは楽しい面もありますから、そういう意味でのつきあいでは大事になるかもしれません。
ただし、クチナシの花じゃなく、口先の話ということだけは忘れな癖にしておいた方がいいですね。

by asakura_h | 2019-02-28 22:49
チキンラーメンを食べてみた
連続朝ドラマ、通常朝ドラはめったくに続いて見ることがなかったけれど、今季のまんぷくというドラマは見ています。
ドラマはご存じのとおり、今や世界にときめくカップヌードルの日清食品の安藤百福社長を描いていますが、以前、石田あゆみ主演の朝ドラで描いたこともあり、なんでまたかと思っていました。
それが一度見てみると、コミカルでもあり人情味もあり、昔見た昭和ドラマを思い出させるので面白くついついはまってしまいました。

毎日定期的に見るのは苦手なので、土曜日に一週間分一時間半分をまとめてBS2で放送されているのを録画して、早回しで、主題歌をとばしてみると、だいたい、一回十分程度で見れるので、だいたい一時間ぐらいかけて見るので苦にはならないのも助かります。

出演者も魅力的な人ばかり。
特に主演の安藤サクラ、長谷川博己、どこか浮世離れしたお婆ちゃん役の松坂慶子や安藤サクラの働く喫茶店の夫婦がまるでシェイクスピアにでてくる道化のような感じで面白い。
暗い話もあるけど画面も明るいし、キャラの明るさも手伝い、あまり不幸に感じないのがいいです。
元気がもらえるパワードラマの証拠でしょう。
なにより成功へのひたむきな段階を細かく描いているのも今までにない視点です。

安藤百福社長がチキンラーメンを作ったのが四十八歳の頃。
当時は男子の平均寿命が七十歳にとどくかどうかという頃だから、今の八十歳すぎの平均寿命にすると、六十歳ぐらいかもしれません。
定年後の第二の人生を考える人が増えている現状からすれば、まさにタイムリー、老年期になって江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬と同様にいわば中高年の星なんですね。

そんな中、見ていると食べたくなったのが、あのなつかしいチキンラーメン。
数年前にリニューアルで仙台にいった時に昭和風のなつかしい居酒屋があって、そこでそのままだしていて、食べた時においしかったことも思い出して、スーパーに買いにいったんいったんですが、なんとほとんど売り切れ、なんとか一つだけ残っていました。
カップメン風でしたから、さっそく家に帰ってお湯をかけて食べたら、寒い日も手伝っておいしいこと。
なつかしの味に思わずスープも八割も飲んでしまった。

でも、驚いたのがナトリウムの含有量、5.3グラムとは。
厚労省の推奨する一日のナトリウム摂取量が7グラムだから、チキンラーメンで一日のほとんどのナトリウムを摂取したことになってしまった。
おかげで、その後は何故か体がむくんだような気になりました。
喉も乾くような。

これが安い、手軽、保存がきく、おいしい、安全の五原則のチキンラーメンなんでしょうが、健康面から考えると、安全ではないです。
でも昔はこれが普通の味だったので、やはり昔の日本は塩分過多だったんですね。
諏訪中央病院の蒲田医師が味噌汁をはじめ日本の食事の塩分が高いことを指摘、減塩運動がはじまり高血圧が幾分改善しました。
高血圧が原因の脳出血も当時は多く、また症状もひどい脳出血を多かったそうですが、おかげでひどい例は見なくなり、今はもっぱら血管がつまる脳梗塞が多いようです。

またチキンラーメンを食べたいかと聞かれたら、考えるかな。
まあ、スープを飲まないようにすれば、いいかもしれないですね。
チキンラーメンにすこしチキン(英語で臆病なやつの意味)ぎみです・・・・・・。







by asakura_h | 2019-02-18 10:00
最近の認知症をめぐる話
先月は福岡でノバルテイスという企業主催の認知症の勉強会があったので、早速JRで行ってきました。
飛行機を使わなかったのは、飛行機が怖いわけでも、チケットがとれなかったわけでもなかく、岡山で別の勉強会があったからですが、相変わらず、高知から岡山までの土讃線のデイーゼルカーはトンネルが百個あり、途中の四国山地内の吉野川沿いは大歩危、小歩危という景観もありながらトンネルのせいでまるで切り取られたシネマのように途切れて、その上曲がりくねっているのかのろのろ運転で、山地を抜けるとスピードはでますが、トータル二時間半の長さなので、疲れました。

一方、岡山からの新幹線が相変わらず天国に思えました。
さすがに四国というローカルの悲哀を感じながら、この土讃線を新幹線化しようというアイデアもあるそうです。
確かに実現したら便利でしょうが、四両の車両で乗客の数も半分もいないようなので、確実に採算は合わないだろうな。

それはともかく、福岡の勉強会は認知症の患者とその家族にいかに医者として寄り添っていくかという話でしがたが、少し違和感のある意見が、あまり医者も認知症の診断にこだわるべきでないというようなことでした。
確かに診断をすることがゴールではなく、本人や家族にとってはそれがスタートなので、それからいかに関わっていくかが医者の役割ということを忘れないようにという主旨だと思いますが、やはり診断は大事かなと改めて思った次第です。

そもそも認知症は病名でなくめまいなどと同じように症状名ですから、それを引き起こす病気があり、その一番多いのがアルツハイマー病なわけで、それぞれの病気に対する治療も違ってきます。
また病気によってでてくる症状も推測できるので、介護の仕方も変わってきます。
例えばアルツハイマー病が問題行動を起こしても、環境を整えることだ対処可能なことが多いですが、レビー小体型認知症ではどうしても薬によるコントロールが必要になります。
アルツハイマー病で初期から転倒が多ければ、他の病気が絡んでいる可能性もあるし、アルツハイマー病の診断そのものが間違いという可能性もあります。

だから診断は重要なわけで、きちんと診断をつけることが重要です。
それをしなければ医者の役割も半減してしまいます。
ただ医師に診断から認知症の戦いがスタートするという意識が薄いのは、今の医学教育が急性期中心だからじゃないかという気がします。

認知症は典型的な慢性期の病気ですが、急性期の延長に慢性期があるわけでなく、むしろ慢性期が普通で、急性期が特殊なのでは?
特に超高齢化が当たり前の社会では、慢性期が普通ですからね。
そう考えると、元気でいることの幸せを余計に感じます。


by asakura_h | 2019-02-07 21:08
我が青春にクイーンなし
昨年からクイーンというイギリスのバンドのボヘミアンラプソデイーという映画がいいというので、見にいったら、すごくよかったので、ついつい他の人にもおすすめだと吹聴しているこの頃。
 同じような感銘を受けた人達も多いようで、その人達の口コミの輪が広がり、いまだに人気が続いているようです。
中には複数回見ている人も結構いるようで、さすが筋金入りの人達は違いますね。

でも、確かにブルーレイを待っているよりは、あのでかいスクリーンでコンサートの臨場感を感じながら見るのが迫力があり一見の価値はあるので、見るならスクリーンですね。
その上、細かい部分まで再現されているそうです。

主人公のフレデイマーキュリーはバイセクシュアルで結局エイズで死んでしまうので、その最後のコンサート、いわゆるライブエイドの伝説的なコンサートをクライマックスにして、そのコンサートへの登場の場面から始まり、一気に過去に戻って、クイーン結成時から分裂、和解のプロセスを経て、クライマックスへの突入が格好いい流れになっていました。
恋あり、友情あり、裏切りあり、ビジネスの非常あり、人間ドラマてんとこもりで。
それにしても流れる曲もいいなと改めて思いました。
あのフレデイーとバックの3人のコーラスの組み合わせが絶妙なんだな。

最初にクイーンを聞いたのが高校生の時で、ちょうど洋楽戦国時代だったかな。
カーペンターズ、エルトンジョン、ミッシェルポルナレフなどが台頭して、それなりに魅力的なミュージシャンがいたけど、ちょうどビートルズに熱中して、通り一遍の曲は頭にはいったので、新しくビートルズに変わって熱中できるバンドを探している時に出会ったのがクイーンだったような気がする。
クイーンという名なのに男性ロックバンド、女子という名前の男性歌手みたいな感じで少しひっかったけど、すぐにその違和感もなんのその。
キラークイーンという名前の曲で、メロデイアスな曲調とビートルズも思わせたコーラス、容姿も格好いいのでこれはと思ったのもつかの間、それ以降の曲が何故か、メロデイーだけどしつこい感じがして、特にあのボヘミアンラプソデイでめげたのかな。
その後にアバなんかもでてきたので、ついつい聞かなかったのかな。

クイーンを見直したのは、数年前に世紀をこえた歌という番組でちょうどボヘミアンラプソデイを改めて聞いた時、すごい曲だと感じ取ることができたから。
別にイギリスで過去千年間の中で一番人気曲の投票をやって、ヘイジュードやイマジンを押さえて一位になったということを抜きにしても、バラードパート、ロックパート、オペラパートからなるその構成のすごさに圧倒されたというのが、正直な感想。
やっと自分もクイーンがわかるようになったのかという感じかな。
だから映画も興味があったけど、重い足を運んで見てよかったと思った。

それにしてももっと若い時にクイーンを聞いてもよかったかなと思うこともあるけど、その時の音楽感知能力では無理だったのだろう。
それでも今の方がよけいに味わえることもあるので、それでいいのかな。
我が青春に悔いはないけど、クイーンもないということか。
いや、今も青春と思えば、クイーンありかな。
とにかくおすすめ映画です。

by asakura_h | 2019-01-20 16:58
”医の志師(士)”でハッピーにいこう
 いよいよ今年も終わりを迎えます。
 今年の漢字一字”災”が示すとおりに災害も多かったし、トランプ大統領に象徴されるような自国ファースト主義の台頭など、グローバル化の流れを止めるような嫌なニュースもありました。
 また平成フルイヤーとしては最後となります。
 来年はどんな元号になるかわかりませんが、元年には違いありません。
 その意味では当院も来年は五十一年目という元年を迎えることとなりましたので、気持ちも新たにするにはふさわしい年になるでしょう。

 それにしても来年はどんな年になるのか?
 干支でいうと亥の年、猪の年ですね。
 歴史的に見ると、亥の年は大きな災害が起きているようです。
 江戸時代に富士山の宝永大噴火、桜島の安永大噴火、大正時代の関東大地震、八十年代の日本海中部地震、二十四年前の阪神大震災、十二年前は地震はなかったのですが、猛暑というキーワードが使われたのが十二年ぐらい前ですから、何らかの自然災害に関わることが起きる年なのかもしれません。
 再び来年も災が漢字一字なら笑えません、
 どうせ災がなるなら、再び災ということで再でもいいですけどね。

 ただ確実といえるのは、科学の進歩でしょう。
 AIの進歩など、これからの世界をがらりと変えてしまいそうな勢いがあります。
 特に医療でも再生医療の進歩はめざましいものがあります。
 すでにIP細胞の黄斑変性症の臨床実験は行われて成果がでているようです。
 ただ費用は一億円かかるので、このお金の面をなんとかすればますます実用化に近づくことは間違いないでしょう。
 いよいよ来年には難病と言われるパーキンソン病への応用も始まるそうですしね。
 また遺伝子医療もすすみ、キャス9という酵素を使って、99%の確率で遺伝子を改良できるので、再生医療以上に今まで難病と言われる疾患への治療への道も進むでしょう。
 まさに医療は確実に進歩し、来年、いや来年以降は維新ならぬ医新、あるいは医進は間違いないと思われます。
 
 そうなると、技術というハード以上にそれを扱うソフト、または医療技術者のハートの面の進歩も必要になります。
 ソフトはいわば組織、制度的や法的な問題、それらの整備も必要ですが、もう一歩進んでわれわれ医療従事者の技術に見合うメンタルを持てるかどうか、ハートのレベルアップも必要でしょう。
 そういう意味では、猪の年は”医の志師(志士)”の年です。
 志を持って頑張っていきたいものです。

 そんな志も、高い面も持ちながらも、現実的な目標としては、自分よりの適度な高さにするのも重要かもしれません。
 そうすれば、つまらないことも足もひっぱられずにやっていけそうな気がします。
 そして志でもう一つ大事なことが、志を同じくすることですね。
 経営とは何かと問われると、つい職員同士の”志を同じくすること”だと答えます。
 その心は志(k)を合わせ(A)てKA(ケイエイ)になるからです。

 それは冗談ですが、確かに志を合わせることは大事です。
 志を合わせることは方向を同じくすること。
 志を合わせることで志合わせに、志合わせで幸せに、そうしてハッピーでいきたいものです。




by asakura_h | 2018-12-31 16:14
短い秋見つけた
 12月にはいると突然のように寒くなりました。 
 それこそ寒さの底にいるような寒々しさで、11月が比較的幾分暑い日もあったぐらですから、この気温差にまいります。
 温暖化とは気候の極端化のことを言うようですから、まさにそのとおりですね。

 秋の始まりも、猛暑の夏から、突然気温が下がって、それこそ短い秋かなと思っていましたが、中盤から後半にかけては気温の高い日も多く、台風もなく天気もよかったので、過ごしやすい日々が多かったような気がします。
 それでも朝晩は小冬、昼間は小夏のような感じでしたから、その間の本当の秋は案外短かったのかもしれませんね。
 まるで短い秋、短い秋見つけたの世界です。

 これは超有名な曲、小さな秋見つけたのメロデイーに言葉をのせたものですが、秋のしみじみとした感じをだして素晴らしい歌ですね。
 サトウハチローの詩に中田嘉直という作曲家がメロデイーをつけたものです。
 昭和35年のNHKの秋の祭典に披露されてようですが、楽曲の素晴らしさに、昭和37年にボニージャックスというコーラスグループがレコーデイングして発売、その年のレコード大賞の童謡部門で賞をとったようです。

 だいたい日本の童謡は世界的にもレベルが高いそうです。
 個人的にも好きな曲が多いです。
 中田嘉直は他に、夏の思い出やめだかの学校を作曲していて、夏の思い出などは大人が聞いても美しいメロデイーです。
 そう言えば、同じ童謡の作曲家の大中恩も最近なくなられました。
 さっちゃんや犬のおまわりさんが有名ですね。
 思えば、これらの童謡は、まさに自分達の心の原点を作っているような気がします。
 童謡は心のふるさとですね。

 一方、歌い手の方のボニージャックスは第一テナー・第二テナー・バリトン・バスからなる男性四人組のコーラスグループで、全員が早稲田大学出身。
 レパートリーが五千曲という日本でも屈指の曲数をほこるコーラスグループのようです。
 それより先輩格に感じるのが、ダークダックスで、全員が慶応大学出身の同じ男性四人組のコーラスグループですが、先輩格に感じるのも、昭和35年にロシア民謡のともしびを大ヒットさせ、コーラスグループブームが作ったからかもしれません。
 実際はライバルですか?
 子供の頃にライバルコーラスグループとして歌の早慶戦かなにかの番組に出ていたようなかすかな記憶がありますが・・・・・・。

 また第三のコーラスグループとしてデユークエイセスがあります。
 ただ、いい湯だなという曲を歌うのを見たことがあるぐらいでどれほどの活躍かはあまり知らなかったのですが、子供の頃に見たアニメ、鉄人28号、宇宙少年パピーやジャングル大帝レオなどの主題歌を数多く歌っていたんですね。
 いやあ、今ではアニメの方が童謡よりも影響力が多いくらいですから、より自分達の心の原点になっていたとは驚きでした。

 そんな秋も過ぎ、今年の冬は一体どうなることやら?
 天気予報では暖冬のようなことを言ってましたが、朝晩が真冬で昼が夏じゃあ、困りますね。
 それこそ体調崩して、インフルエンザやノロウイルスの餌食ですか?
 童謡はいいですが、気温の動揺はご勘弁を。
 



by asakura_h | 2018-12-11 20:39
老人医療の聖地八王子市の話
東京都にある八王子市というのは、老人医療では先端の街だと感じたのは、慢性期医療学会で八王子の老人救急の話を聞いた時です。
いわゆる消防救急や民間業者の急はありましたが、病院自体が救急車を持ち、在宅で困った方を病院に搬送するというのです。
そう書くと、自分の病院に運ぶ為じゃないかと思いがちですが、この救急は患者の希望の病院やかかりつけの病院までも運ぶのです。

確かに救急と言っても、高齢者が多くなったこのご時世、本来の緊急手術や処置が必要だと言うのはなく、単に在宅や施設で対応困難という事例のが多いので、ちょうどその間の役割を果たすという意味での病院救急というのはいい方法だと思いました。
何しろただでさえ、救急が足りないという話です。
それを推進しているのが、衆議院議員になられた永生会病院の安藤高夫先生です。
運転資金は自払いだそうですが、地域貢献という意味では大きく、八王子の救急体制を支えているのです。

その病院救急は八王子医師会の協力あってこそで、これには八王子の医師会の中でキーになる人物が何人かいて連携をうまくとれているからだそうです。
そのキーマン、いやキーメンが八王子の医療を支える八人の王子ですねと安藤先生に言ったら、七転び八起きですからと言っていましたが、きっといろいろ試行錯誤でたどり着いたのでしょう。

この安藤先生の病院はおそらくは日本ではじめて個人の老人病院だと思います。
そういう意味では老人病院発祥の地、いわゆる老人医療のメッカに当たるかもしれません。
また日本の多くの県庁所在地は八王子市と同様な人口の街が多いので、八王子の取り組みは地域中核都市、またはそれに続く街のいいモデルになります。
そのメッカな八王子、安藤先生をリーダーに今も進化を遂げています。
まさに老人医療のトップランナーを見る思いでした。

八王子というのは、調べてみると、昔から宿場町として栄えた所のようです。
名前の由来は仏教の神様、牛頭天王と八人の王子の信仰があり、それがインドから中国経由で日本に渡ってきて、邪気払いや害虫駆除の神様として各地に広まっていたようですが、八王子神社が建立されたことから、この地域を八王子と呼ぶようになったそうです。

そんな、八人の王子ですが、八つの悪霊伝説のある八つ墓村とは対象的です。
ただ八つというのはきっと意味がある数字なんでしょうね。
八方ふさがりの八方というと、東西南北の四方に南東などを合わせてより詳しくしたもの。
ある意味ではこの世界の広がりというか、この世界自体を示す数字ですね。

それに関連するかどうか知りませんが、八又の大蛇や八幡様というのもあちこちにあります。
里見八犬伝の八もこの世界を意識してのことでしょうか?
また”やおろず”を八百万というように数が多いことも言うそうですね。
八の感じが末広がりで、縁起はいい数字となっています。
前述の七転び八起きなんかも八に縁起を重ね合わせている気がします。

さらに親しみもわきます。
忠犬ハチ公のハチも八ですね。
八と聞くとのりもよくなりますね、八ちゃん熊ちゃんなんていうのも庶民の定番です。
高知でも八金というと元気な女性、ちなみに金八は元気な先生ですね。
もっとも金八は金曜日の八時から始まるのでそういう名前だそうですが。
そんな金八先生を演じる武田鉄矢が好きな坂本龍馬が作ったのが何故か船中八策です。

一方、子供の頃みたヒーローはエイトマン。
エイトの数字を横にして無限大のパワーを持つそうです。
エイトもキリスト教ではキリストの復活を意味するいい数字だそうです。
そんなエイトが復活や何かを新しいことが始まるという意味には根拠があります。

人が一度に覚えやすいの七つまでのことなんですね。
それ以上になると覚えにくいそうです。
つまり八になると、リセットする方がいいんです。
脳の機能からも八は意味のある数字です。

最後に勝手に昔話を思いつきました。
ある村を破壊した八又の大蛇と対決したのは八人の王子。
八又の大蛇を退治したら、そこから現れたのはなんと八人の御姫様。
王子とお姫様は、それぞれ八組のカップルになりましたとさ、めでたし、めでたし。
実はそれにはある秘密の計画があって・・・・・・・
あまり面白くないか?



by asakura_h | 2018-12-01 00:00