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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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エイプリル・クールに思うこと
 四月一日が月曜日ということで、新年の仕事始めには区切りのいい始まりになりましたが、なんとなく新元号の発表もあり区切り感はいつも以上でした。
 その上、その月の初めの日に十一時半から大勢の職員を前に朝礼の挨拶をするのですが、新元号が十一時半頃に発表ということだし、エイプリルフールなので、ついつい安政に決まりましたと冗談を言ったら、さすがにすぐにばれました。
 安明とか言えばもっともらしく聞こえたのでしょうが、安政じゃあね。
 
 それにしても”令和”というのが意外でした。
 勿論どんな言葉が来ても意外になってしまうのでしょうが、令というのが命令しかイメージが浮かばないボキャ貧もあるでしょうし、実は元号頭文字当てクイズをやっていたのですが、Rというのは外来語に多く日本語らしくないイメージでしたから想定外でした。
 個人的には単語が多いKでしたから。
 それに令という音のイメージが持つクールな感じです。
 コントロールするような感覚なんですね。
 実は万葉集では和に近い意味があるんでしょうが、日常の意味と音からついついそう感じます。
 また人名みたいな感じもしました。
 実際実在の名前のようですね。読み方は違いますが。

 その一方で、それぞれに反する好意的な意見もあるでしょうね。
 Rというのが今までの使われてない新鮮な感じだし、その意外感がいいじゃないのか?
 クールな発音もよくて、和という旧来の感じと合わさると余計に時代を象徴している感じがでるんじゃないか?
人名みたいなのもより親しい感じがするんじゃないか?

 まあ、それぞれですね。
 でも、使っていると、次第にその時代の言葉になるし、またその時代を表していくようになるんでしょう。

それよりもいやなのが、フールよりも毎年四月に感じるエイプリルクール感、昼間暖かいより暑いと感じることもあれば、朝晩の寒さ、これがこたえます。
 毎年、昔の春は涼しい夜の風にも春独特の暖かさを感じ、それがよかったんですが、まるでそれが感じられず、まるっきり分断した感じなんですね。
 デジタルと言ってしまえばそれまでだし、まさに世界の分断と同じだ、なんておおげさに言うわけじゃないですが、まさに元号も令と和で分断を象徴しているとしたら嫌ですね 。
 
 ところで、もっと嫌なのが、駅から時刻表のサイトが終了になっていること。
 出発点と終着点を入力するだけで、使用時間とか料金とかすぐにわかって便利だったのに?
 なんだか世の中、だんだん住みにくく、使いにくくなってない?
 
  

 




# by asakura_h | 2019-04-06 18:46
元行一致か?
 いよいよ四月になり、新しい元号が発表されるようです。
 はたしてどんな元号になるか、興味深々ですが、同時に平成を総括する記事も多くみられたので、ついつい新聞の書評を読みながら、興味をもった本が平成の経済に関するものでした。

 ”なぜ日本だけが成長できないのか”という森永卓郎氏の著作と”平成はなぜ失敗したのか”という野口悠紀雄氏の著作ですが、実はこの二人、平成の日本の経済の低迷の原因に関して、大きく意見を分ける二人のようです。

 森永氏は不良債権処理に問題があったと主張しています。
 不良債権はそのままにして、デフレ傾向をインフレにさえ、それにともない地価も戻ってくるので、そこまで待てばよかった。
 急いで不良債権処理を進めた為に巨額の損失が生じ、それを税金で穴埋めする羽目になった以上に、不良債権企業とラベルされた企業などがはげたかファンドの餌食にされたからだいうのである。
 それにはアメリカのいいなり勢力がいて、その暗躍のせいで、まだその勢力はいまだに力をもっているということです。
 そんな勢力に注意しながらも、まだ日本は強みを持っているので、すてたものじゃないということです。

 野口氏は日本は製造業にこだわりすぎ、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの頭文字をとったGAFAを代表とする新たな情報産業の流れに乗り遅れた、いわば構造的な問題が原因だということです。
 今後は新たな産業を生み出し、世界一の対外資産を利用するなど、いわば脱製造業社会をめざすべきだと主張しているように思えました。

 どちらが正しかはわかりませんが、おそらく両方とも正しい面があり、結局はそれをうまくミックスしていくことが今後は重要になるのでしょう。
 確かに、製造業も重要でヨーロッパのようにブランド化するとかいいわけだし、同時に対外資産運用をうまくするとかできるように素人は思うんですけどね。

 それはともかく平成が経済的には低下傾向というのは共通しています。
 平成の間に世界のGDPの16%を占めていた日本のGDPは6%まで下がり日本の存在感は低下しました。
 その為か、なんとなく平成は、昭和とか明治に比べると地味な感じがします。
 明治はなんと言っても明治維新があり、昭和は昭和元禄やジャパンアズNo.1と言われた華やかなイメージです。
 一方、平成の地味さは、大正と共通しているように感じます。

 華やかな明治と昭和にはさまれ短いということもあるのでしょう。
 ただ、大正デモクラシーもあるし自由な時代の幕開けという面もあるので、本来ならもっと注目してもいいのですが、意図的に大正は捨て去られた面もあるようです。
 その象徴が大正天皇です。
 大正天皇はヨーロッパ王室をもした国民に親しみのなる皇室を目指したのですが、病気で倒れ、さらに第一次世界大戦後の王国が没落していくなかで危機感を感じる勢力によって強い皇室像、いわゆる明治回帰の中で、大正無視の流れが作られた為だそうです。
 
 勿論それだけでなく、なんとなく個人的に地味以上に不幸なイメージがあるのは、大正生まれで戦争にいった利用者さんの言葉ですね。
 大正生まれは多くの方が太平洋戦争にかりだされ亡くなったようで、大正世代は不幸だったといっていたのを覚えています。
 そう言えば、昭和元年生まれの自分の父より上の世代は多くの方が戦死したそうです。
 だからでしょうかね。

 でも、華々しい昭和が幸せともかぎりません。
 敗戦もあり、経済世界一もあり、激動と言えば激動ですが、却って、平成は経済が下り坂でも災害がありながらも戦争にも巻き込まれず、まさに平成という言葉そのものの感じでした。

 そう思うと、言葉のイメージも案外時代の空気に影響を与えるのではと感じてしまいます。
 例えば怪獣の名前が濁音やラ行でできているとか、田中真紀子の名前が雅子だったりしたらキャラも違ったんじゃないかという話です。
 商品もネーミングでイメージが変わりますし、イメージでその商品のとらえ方もかわります。
 景気というのも気持ちだなんていいますから。
 そういう意味では、どんな元号になるのか?注目しています。

 言行一致というと、言うことと行うことが一致するという意味ですが、まさに元号とその時代の人々の行動が一致することがあるんじゃないか?
 いわば元行一致、元号がその時代の行動を引き出す?
 まさかと思いながらも、ついつい考えてしまうこの頃です。





# by asakura_h | 2019-03-31 18:18
年中八策
 今年は”亥の年”だから”医の年”と勝手に解釈して、”医の志士”をきどっていますが、”猪突猛進(ちょとつもうしん)”じゃなくて、”つ”がちょの後に小さくなって移動した”ちょっともうしん”ならぬ”ちょっと妄信”にならぬように気をつけたいところです。
 妄信は疑いものなく信じること、こんなフェイクニュースの多い中、特に要注意ですね。
 どんな情報も一歩引いて受け取るとか、一呼吸置いて見てみるとかが大事になるかもしれません。
 特に医療だと、妄診になって、独りよがりの思い込みの診療は避けたいものです。

 そんなこんな考えている間にも今年度もあと数日で終わりそうですが、来年度は、当院も五十一年目ということで、いままでの五十年を引いて新たな一年、元年のつもりで頑張りたいところです。
 その為に来年度の事業計画を提出しましたが、来年度のテーマは八つの柱にわけて、それをもとに展開することとしました。
 それも坂本竜馬が船の中で考案した、日本の将来の新たな八つの策である”船中八策”になぞらえて、年中八策、つまり一年中、あるいは一年を通じて行う八つの策なのでこう命名しました。以下の通りです。
(1) 新規事業と地域連携
    来年には介護付高齢者住宅とクリニック、在宅事業所の併設した施設を造る予定です。要介護1,2の方の行き場所が少ないこ     とがあり、そんな方を対象にしています。単なるサービス付き高齢者住宅と違って介護保険も適応できますので、いわば要介護     1,2の方の特別養護老人ホームのような感じです。ここを中心に他の病院施設や在宅サービスとも連携して地域包括ケアシス     テムを勧めたいと思っています。
(2) 院内改装と介護医療院
    前から言われていた介護療養病棟がいよいよ廃止へ、その代わりに介護医療院という新たな在宅のカテゴリーになる施設、マン     ションのような感じかな、それに来年移ります。同時に院内改装も必要で、在宅チックな改装になる予定です。
(3) 働き方改革
    今年の四月から始まる働き方改革、いわばワークライフバランスの充実です。有休の義務化や連続就業時間の制限がありますが、    当院では有休の消化率は高いのでそれほど変わらないと思いますが、今以上に働きやすい職場にし、職員の研修の充実などをし     たいと思います。
(4) 院内レベルアップ
    今まで入院したら亡くなるまでというイメージがありますが、当然、当人家族にとっても幸せな看取りというのも充実していく     必要がありますが、直して施設在宅へ返す患者さんもできるだけ受け入れていきます。救急や重症の急性期は無理ですが、亜急     性期の患者などが対象になりますね。他に専門性を持った認定ナースを増やすこと、介護ではイマニチュードの徹底など、進め     ていくつもりです。
(5) ハード面の充実 
    電子カルテの利用、新しいCTへの入れ替えなど、ハードの充実は避けられません。
(6) 安定した財政
    これは当然ですね。
(7) 広報活動
    病院内外に向けて当院を知ってもらうこと。
(8) 防災対策
    南海トラフ地震の為です
  こう考えると、以外とすっきりします。
  そんな八策(別に八でなくてもいいけど)はいろいろありそうですね。
  個人的には心中八策とか。
  高知県だったら県中八策ですか?
  一日の計画は日中八策?おっと、日本と中国じゃないですからね。

# by asakura_h | 2019-03-29 15:00
コミットさんと口先男
ライザップがすごいですね。
だぶだぶの贅肉姿の人がトレーニングで筋肉姿に変身するという。
そのキャッチフレーズも結果にコミットするという。
このコミットは結果に責任を持つという意味だそうです。

実際、効果があるそうですが、やはりコミットというだけあります。
でも、世の中、このコミットって、以外にいないです。
名付けてコミットさん。

昔といっても、昭和42年頃に横山光輝の漫画原作を実写化して人気をはくしたコメットさんという番組がありました。
宇宙から来て彗星のように現れた女性、日本の一般家庭でお手伝いさんをしながらさまざまなトラブルを魔法か超能力で解決します。

この内容を聞いて、デイズニーのメアリーポピンズを連想するのは当然のこと。
実際、それを発想にして作ったそうですから。
出足がアニメなので、アニメ番組を期待していると実写なのでがっくりきた記憶があります。
それほど子供にとって、実写よりアニメがよりイメージをかきたてるので魅力でしたが、内容はわりと面白かったと思います。
何しろ大場久美子でリメークしたくらいですから。

このコメットさんもきちんと問題を毎回解決、当たり前だけど、すると言う意味ではコミットさんですね。
世の中、口先男とか女とかの妖怪や、言うだけ番長が結構多いですからね。
きちんと見極めは大事です。

言葉のあとに行動あり、言葉の前に心あり、
この中間の言葉はいくらでも言いますから。
ただ、言うだけの人口先さんも話を聞くだけでは楽しい面もありますから、そういう意味でのつきあいでは大事になるかもしれません。
ただし、クチナシの花じゃなく、口先の話ということだけは忘れな癖にしておいた方がいいですね。

# by asakura_h | 2019-02-28 22:49
チキンラーメンを食べてみた
連続朝ドラマ、通常朝ドラはめったくに続いて見ることがなかったけれど、今季のまんぷくというドラマは見ています。
ドラマはご存じのとおり、今や世界にときめくカップヌードルの日清食品の安藤百福社長を描いていますが、以前、石田あゆみ主演の朝ドラで描いたこともあり、なんでまたかと思っていました。
それが一度見てみると、コミカルでもあり人情味もあり、昔見た昭和ドラマを思い出させるので面白くついついはまってしまいました。

毎日定期的に見るのは苦手なので、土曜日に一週間分一時間半分をまとめてBS2で放送されているのを録画して、早回しで、主題歌をとばしてみると、だいたい、一回十分程度で見れるので、だいたい一時間ぐらいかけて見るので苦にはならないのも助かります。

出演者も魅力的な人ばかり。
特に主演の安藤サクラ、長谷川博己、どこか浮世離れしたお婆ちゃん役の松坂慶子や安藤サクラの働く喫茶店の夫婦がまるでシェイクスピアにでてくる道化のような感じで面白い。
暗い話もあるけど画面も明るいし、キャラの明るさも手伝い、あまり不幸に感じないのがいいです。
元気がもらえるパワードラマの証拠でしょう。
なにより成功へのひたむきな段階を細かく描いているのも今までにない視点です。

安藤百福社長がチキンラーメンを作ったのが四十八歳の頃。
当時は男子の平均寿命が七十歳にとどくかどうかという頃だから、今の八十歳すぎの平均寿命にすると、六十歳ぐらいかもしれません。
定年後の第二の人生を考える人が増えている現状からすれば、まさにタイムリー、老年期になって江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬と同様にいわば中高年の星なんですね。

そんな中、見ていると食べたくなったのが、あのなつかしいチキンラーメン。
数年前にリニューアルで仙台にいった時に昭和風のなつかしい居酒屋があって、そこでそのままだしていて、食べた時においしかったことも思い出して、スーパーに買いにいったんいったんですが、なんとほとんど売り切れ、なんとか一つだけ残っていました。
カップメン風でしたから、さっそく家に帰ってお湯をかけて食べたら、寒い日も手伝っておいしいこと。
なつかしの味に思わずスープも八割も飲んでしまった。

でも、驚いたのがナトリウムの含有量、5.3グラムとは。
厚労省の推奨する一日のナトリウム摂取量が7グラムだから、チキンラーメンで一日のほとんどのナトリウムを摂取したことになってしまった。
おかげで、その後は何故か体がむくんだような気になりました。
喉も乾くような。

これが安い、手軽、保存がきく、おいしい、安全の五原則のチキンラーメンなんでしょうが、健康面から考えると、安全ではないです。
でも昔はこれが普通の味だったので、やはり昔の日本は塩分過多だったんですね。
諏訪中央病院の蒲田医師が味噌汁をはじめ日本の食事の塩分が高いことを指摘、減塩運動がはじまり高血圧が幾分改善しました。
高血圧が原因の脳出血も当時は多く、また症状もひどい脳出血を多かったそうですが、おかげでひどい例は見なくなり、今はもっぱら血管がつまる脳梗塞が多いようです。

またチキンラーメンを食べたいかと聞かれたら、考えるかな。
まあ、スープを飲まないようにすれば、いいかもしれないですね。
チキンラーメンにすこしチキン(英語で臆病なやつの意味)ぎみです・・・・・・。







# by asakura_h | 2019-02-18 10:00