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日本で新型コロナの死亡者が少ない理由?ちょっと考えてみました
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この新型コロナウィルス騒ぎで案外驚いたのが、日本はウィルス対策に関して後進国だなということですね。
特に検査体制、ウィルスを同定するPCR検査が十分できてない為,感染者数が少なく、本来ならもっと大学や民間の研究所を使い、検査を広げ、軽症者を隔離すれば、感染者の増加をもっと減らすことが可能でしょうに。
その結果、韓国やドイツは第一波の封じ込めに成功していますから。
その上、困ったことに今の日本のコロナ対策の司令塔が見えてこない状況です。
コロナと戦争といいながら、司令塔がしょぼいと現場は大変です。
それでもなんとか死亡者数は欧米などの比較して、圧倒的に少なく保てているのは、不思議です。
アメリカが八万人越え、イタリアが三万人越え、フランスが一万人越えなど、日本は六百人越えですから、人口を比較しても桁が違います。
これには検査が不十分なので死亡者数が実はもっと多いのではないかと疑われています。
実は東京都でも2月頃から死亡者の報告が例年より百人程の増加があり、もしかしてコロナウィルス関連の死亡とも考えられるケースがあるようです。
全国レベルにすると、千人ぐらいは実はコロナによる死亡者数に加えられる可能も否定できませんが、それを加えても、明らかに欧米などに比べ少ない数です。
ただし、これが感染者数が少ないのか、重症化率が少ないのかは検査数が少ないので判断できませんが、ちょっとこの原因をあえて考えてみました。
一つは高齢者と貧困層への拡大が少ないことではないかと思います。
イタリアのように大家族で高齢者と若い人との接触が多い社会では、あっという間にコロナが広がり、死亡者数が増え、ほとんど医療崩壊となりました。
アメリカなどはやはり貧困層への広がりが原因ではと思います。
その点、日本はあまり貧富の差が広がってきたとは言え、スラム街のあるアメリカほどではないですし、国民皆保険もあり、均等な医療が受けられます。
またこれはあまりいいことではないでしょうが、日本は高齢者や若者との接触が少ないことのではないかと思います。
オレオレ詐欺でも簡単に高齢者が引っかかるほど、実は関係が希薄になっている。
それが却って、高齢者への感染を防いでいるとしたら、皮肉なものとしかいいようがないですが。
その上日本人は清潔好きです。
あまりに清潔しすぎて、感染の機会が減って、却って花粉症などのアレルギー疾患が増えたぐらいですから。
手を洗うのも、日本はきれいな水があり、習慣的に使うことが多いかと思います。
お風呂も好きですしね。
また家の中では土足でなく、きちんと内と外とを分けていることも影響があるかと思います。
靴にウィルスがくっつくケースもあるでしょう。
さらに日本人はよくマスクを使用しています。
イタリアは感染者が急増でもしている中でも、人混みでマスクをしている人がやたらと少ない映像をみました。
それにあの国はやたらとハグしたりキスしたらやたらと濃厚接触ですしね。
うつしてくれといわんばかりでしょう。
最後に重症者を救うという意味では、日本の医療体制もICUの数は欧米より数は少ないようですが、医療レベル自体は高い。
脳卒中などの重症の患者さんも日本はかなり救命しています。
北欧ではもう救命が不要というレベルでもけっこう頑張ります。
またMRIやCTの医療機械なども多すぎるくらいありますし、ECMO(人工心肺)などの管理能力も高く、これが重症患者を救っている可能性も高いと思います。
勿論他にも何か原因があるのかもしれません。
日本人の遺伝子の違いや地域によって蔓延するコロナウィルスの種類が違っているとか?
もしかして人種の遺伝子の違い?なにしろ、アジア自体が欧米に比較して患者数が少ないですからね。
文藝春秋では山中教授が日本人に感染者を少なくさせるファクターXがあるんじゃないかとも言っていますが、はたしてどうでしょうか?
結局、これらも日本人同士のつながりが希薄になったせいだとしたらあまり喜べませんが。
コロナ見て、そろそろ我が身を振り返る、頃な(コロナ)のかな?
by asakura_h
| 2020-05-17 14:44
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