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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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”医の志師(士)”でハッピーにいこう
 いよいよ今年も終わりを迎えます。
 今年の漢字一字”災”が示すとおりに災害も多かったし、トランプ大統領に象徴されるような自国ファースト主義の台頭など、グローバル化の流れを止めるような嫌なニュースもありました。
 また平成フルイヤーとしては最後となります。
 来年はどんな元号になるかわかりませんが、元年には違いありません。
 その意味では当院も来年は五十一年目という元年を迎えることとなりましたので、気持ちも新たにするにはふさわしい年になるでしょう。

 それにしても来年はどんな年になるのか?
 干支でいうと亥の年、猪の年ですね。
 歴史的に見ると、亥の年は大きな災害が起きているようです。
 江戸時代に富士山の宝永大噴火、桜島の安永大噴火、大正時代の関東大地震、八十年代の日本海中部地震、二十四年前の阪神大震災、十二年前は地震はなかったのですが、猛暑というキーワードが使われたのが十二年ぐらい前ですから、何らかの自然災害に関わることが起きる年なのかもしれません。
 再び来年も災が漢字一字なら笑えません、
 どうせ災がなるなら、再び災ということで再でもいいですけどね。

 ただ確実といえるのは、科学の進歩でしょう。
 AIの進歩など、これからの世界をがらりと変えてしまいそうな勢いがあります。
 特に医療でも再生医療の進歩はめざましいものがあります。
 すでにIP細胞の黄斑変性症の臨床実験は行われて成果がでているようです。
 ただ費用は一億円かかるので、このお金の面をなんとかすればますます実用化に近づくことは間違いないでしょう。
 いよいよ来年には難病と言われるパーキンソン病への応用も始まるそうですしね。
 また遺伝子医療もすすみ、キャス9という酵素を使って、99%の確率で遺伝子を改良できるので、再生医療以上に今まで難病と言われる疾患への治療への道も進むでしょう。
 まさに医療は確実に進歩し、来年、いや来年以降は維新ならぬ医新、あるいは医進は間違いないと思われます。
 
 そうなると、技術というハード以上にそれを扱うソフト、または医療技術者のハートの面の進歩も必要になります。
 ソフトはいわば組織、制度的や法的な問題、それらの整備も必要ですが、もう一歩進んでわれわれ医療従事者の技術に見合うメンタルを持てるかどうか、ハートのレベルアップも必要でしょう。
 そういう意味では、猪の年は”医の志師(志士)”の年です。
 志を持って頑張っていきたいものです。

 そんな志も、高い面も持ちながらも、現実的な目標としては、自分よりの適度な高さにするのも重要かもしれません。
 そうすれば、つまらないことも足もひっぱられずにやっていけそうな気がします。
 そして志でもう一つ大事なことが、志を同じくすることですね。
 経営とは何かと問われると、つい職員同士の”志を同じくすること”だと答えます。
 その心は志(k)を合わせ(A)てKA(ケイエイ)になるからです。

 それは冗談ですが、確かに志を合わせることは大事です。
 志を合わせることは方向を同じくすること。
 志を合わせることで志合わせに、志合わせで幸せに、そうしてハッピーでいきたいものです。




by asakura_h | 2018-12-31 16:14
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