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医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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テレビ・ダイヨリー(フランケンシュタインの誘惑)
ダイアリー(日記)と便りを組み合わせてダイヨリー、最近のテレビの番組を見て感じたことを適当に書いてみたテレビ・ダイヨリーです。
今回印象に残ったのが、NHKーBS2で月に一度の割合放送している、”フランケンシュタインの誘惑”です。
フランケンシュタインというと、死体をつなぎわせて作った人造人間のイメージですが、実際は人造人間を作った博士の名前です。
そのフランケンシュタインは人としていけない研究をしてしまった博士なのですが、この番組はそんな科学の発展の為に人間の倫理の枠を超えてしまった過去の事例をシリーズで放送しているのです。
先月の原爆の開発も面白かったですが、ロシアの陸上選手のドーピング問題が話題の最中ということもあり、今月の”汚れた金メダル、国家ドーピング計画”も衝撃的でしたね。

今はなき共産主義国家、東ドイツが国家ぐるみで筋肉増強剤を投与して、オリンピックでのメダルを量産、世界一のスポーツ大国の押し上げました。
ちょうど東ドイツは貧しい国で、生活を監視された為に、西ドイツに亡命する人があいついており、壁まで作りましたが、それでも亡命者はあとをたたない、その為に国民を発揚させる為にスポーツ大国に舵をきったというわけです。
オリンピックで世界中が注目する中でメダルを量産、おかげで国民が国家を誇りに思うようになりました。
その背景にはヒョップナーという医師の存在があります。
彼が国の後押しで選手に秘密で筋肉増強剤と男性ホルモづけにして、メダルはとれたが、深刻な後遺症を残したのです。
彼の犯罪はベルリンの壁の崩壊でやっと明らかになり、中には昔は女性だったのが、今では男性として生活をせざるを得ない選手もいます。
他に無数の発疹ができると言った肉体的な変化ばかりでなく、躁うつ病になったり、精神的も深刻な被害がでている選手もいます。
恐ろしいことですね。
彼らは何も知らされてなかったのですから。

今ではドーピングもかなり巧妙になり、血液ドーピングとか、あげくのはてには遺伝子ドーピングも可能になってきています。
こうなるとなかなかドーピングを見破る方法はありません。
ただでさえ、日本人でも運動能力抜群の黒人との二世で、凄い運動選手がでています。
将来的にはそんな人たちか、遺伝子を巧妙に操作された選手しか勝てないとしたら、なんと味気ないでしょうね。
昔の努力とか鍛錬とかがバカになりそうです。

最後に感慨深いのが、この東ドイツが最初にドーピングに手をそめたのが、昭和43年のメキシコ大会だということです。
メキシコ大会か、よく覚えています。
その前回の東京大会は小学一年生だったので、最後のマラソンで国立競技場で円谷選手がイギリスのヒートリー選手に抜かれて銅メダルを取ったのを覚えているぐらいでしたが、メキシコ大会は感動的でした。

女子体操のチャフラフスカの美しさ。
ライバルのソ連のクチンスカヤも侮れなかったですが、確かチャフラフスカは大会期間中に結婚したはず。
日本のサッカーチームが銅メダルを獲得、サッカーブームになりました。
ハイジャンプで初めて背面とびがでたのもこの大会です。
アナウンサーも変わった飛び方なので驚いてましたね。
それにしても、この飛び方が世界の主流になるとは。
走り幅跳びではビーモンという選手が8メートル90センチという、当時の世界記録を55センチも上回る驚異的な記録で優勝したんですが、跳んだ本人が驚いているというね。
これは空気が薄いということで参考記録になりました。
マラソンのアベベが破れて、代わりにマモーウオルデという選手が金メダルを獲得。
後で知ったんですが、アベベがマラソンオリンピック二連覇のあと、天狗になり、練習はさぼるわで、あきれてコーチがのりかえたのが、マモーだそうです。
日本は君原選手の銀メダルで有終の美を飾りました。

その中で砲丸で東ドイツの選手が、今までの記録をはるかに超して金メダルを獲得していたとはね。
中のいい人たちの、本当の裏の人間関係を知ったような、そんな変な気持ちですね。
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by asakura_h | 2016-07-05 10:47
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