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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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本当の春よ来い
4月と言いながら、まだ、夜は弱い暖房をかけているこの頃ですが、いつになったら暖房オフになるのか分からなくなりました。
その割に、昼間は汗だくになるような強い日差しです。

日差しに関しては、ある意味高知の名物ですね。
このおかげで寒暖差に関しては、どこにも負けません。
1月や2月の極寒の時季でも、昼間になるとポカポカ陽気なことがよくあるし、夏の日差しは厳しいですよ。

よく東京の夏は蒸し餃子で、高知の夏は焼き餃子だと比較していましたが、肌をさらして街中を歩くだけでこんがりと焼けます。

それを差し引いても、朝晩と日中の温度差が、これほどの開きを感じることは、かつてない気がします。
これも、地球温暖化特有のオストアンデル現象が原因ではないかとテレビで説明していました。

オストアンデルとは、北極の寒気団に対して、何方向からか低緯度の強くなった暖気が押し上げ、その間を縫って寒気が緯度の低い辺りまで降りてきて低温状態になることのようです。
まるで、饅頭のような寒気団を暖気が手のように押して、寒気が中の餡子が飛び出るようになるので、つまり、押すと餡が出る、オストアンデルと呼ぶそうです。

これが春になると、南の暖気が北の寒気の上に乗る状態となり、寒気を押すけれど、温暖化の影響で暖気が強く、いわば重くなるので余計に寒気が餡子のように広がり、寒さが長引くようです。

かつての春は、もっと過ごしやすかった気がします。
確かに肌寒い時もありましたが、夜のひんやり感も、その奥には暖かさを感じられ、却って心地良かったし、春の草花の香りも感じられ、春が来るのが楽しみでした。

ところが、今では朝晩の冷たさも単に冷たいだけですし、未だ長引く花粉症のおかげで、鼻も詰まって香りも半減しています。
あの人間味を感じた春は何処へいったのか?

それにしても、この春の天気と景気は似ています。
景気も温度差が激しいですね。
建築関係は需要が多く過熱気味なのに対して、福祉などは人手不足で未だに冷え込んでいます。
アベノミクスの効果は、未だに行き渡らないですね。
果たして行き渡るまで、持ち堪えられるか心配です。

何しろアベノミクスは2つの面があります。
経済的には株価の上昇など、甘い飴(アメ)の側面と、集団的自衛権の勝手な解釈とか、政治的にちょっとヤバイ(ヤベェ)側面ですね。
そのアメとヤベェがミックスしてアベとなったのがアベノミクスですから、政治は少し鉾を収めて、具体的かつ斬新な成長戦略が欲しいところです。

昔のカレーのCMじゃないですが、具が大事です。
行き過ぎて“愚”では、愚直パーですからね。

本当の春がまだ来ないです。
恐らく来てもそれは短く、すぐに梅雨となり、その後は酷暑ですか?

あのかつて味わった春は、今や絶滅危惧季節?
いや、すでに絶滅季節か?
by asakura_h | 2014-04-26 12:30
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