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医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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涙目と鼻水のバラード(花粉症に捧ぐ)
高知県は、昨年に亡くなられたやなせたかし氏など、著名な漫画家を輩出しているので、漫画王国と銘打っていますが、島根県も漫画王国を掲げたりとライバルは多いですね。

でも、2月から4月にかけての間は、間違いなく花粉王国ですね。
特にスギ花粉が凄いです。

お隣の香川県、高松では大丈夫でも、高知へ入った途端に花粉症の症状が出たり、ジェット機で高知に戻る際にも、安芸市の上空辺りから徐々に症状が出てきたりと、相当花粉まみれでしょう。

何しろ、スギは観光にもなっていましたから、大杉や魚梁瀬杉は県内では有名です。
大杉はJR土讃線の駅名にもあるぐらいです。
アンパンマンが有名になるまでは、“やなせ”と言えば魚梁瀬杉のことを思い出したくらいです。

それにしても、今年は花粉がオオスギ、あまりにも花粉をヤラセスギじゃないですかね。
症状がきついです。
まさに、涙目と鼻水の季節到来です。

これは、ご存知のアレルギー反応という、自己防衛反応が過敏になったために起こるくしゃみ、鼻詰まりという鼻の症状や、目のかゆみや涙目になる目の症状で、要するに異物に対する免疫が寛容になったためですが、やはり敏感過ぎるのも考えものです。

特に、最近患者数は増加して、今では4人に1人が罹ると言われ、まさに国民病呼んでもいいくらいだそうです。
この原因としては、子供の頃の清潔な環境が起こしやすくしているとも言われています。
一部では、子供の頃に適度な不衛生環境や、多くの人と交わる環境が重要だと言う意見もあるくらいですからね。

他には、地球温暖化で花粉量が増えて飛散範囲が広がったとか、ストレスや不規則な生活、大気汚染、車の排煙ガスなどもそうですが、特に中国大陸からやってくるミクロの汚染物質PM2.5とかの影響で、以前よりも起こしやすくなっているようです。

恐らく、日常会話的にも花粉症のある人とない人に分かれますが、ある人にとって春はとんでもない季節になりましたね。
鼻水をかみ過ぎて鼻も痛くなるわ、泣きたくないのに涙が出るわ、鼻詰まりで食事も美味しく感じないというのも辛いものです。

一番は、花粉症が起こる前に経口薬を飲んでおく、初期治療というのが効くようですが、ついつい毎日の忙しさにかまけてそれを怠ると、後の祭りになりがちです。
この場合は、まず花粉を遠ざけるしかないですから、マスクが欠かせません。

治療法は、経口での抗アレルギー薬やステロイドなどがありますが、中には眠気やだるさの副作用も出ますので、根性が大事ですね。
根本的には減感作療法があり、2年ぐらいかけて慣らしていくそうですが、舌下療法など簡易な方法も開発されています。

とにかく、免疫も寛容が大事ですね。
クソ~、花粉、頭にくる??いや、寛容が肝要です。
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by asakura_h | 2014-03-26 17:00
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