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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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運動会、みんなで走れば誰かが怖い”アキレス腱断裂”
10月に入った途端に秋色が濃くなり、高知市内でも運動会シーズンたけなわの中、わが子の雄姿を見るために、10月2日は小学校、16日は幼稚園の運動会を見に行きました。

2日の天候は曇りで、時折太陽が顔を出す絶好の運動会観戦日和でしたが、16日は前日までの雨の影響がたたり、会場が大学の体育館となりました。
それにしても、たかが子供の運動会と侮るなかれ、観戦しているとかなりエキサイトさせられます。

まず小学校では、リレーや騎馬戦がなんと言っても大人の競争心と郷愁心を煽る種目の筆頭でしょう。
一生懸命な子供たちの姿に、ついつい昔の自分をオーバーラップさせ、こういう部分は昔も今も変わらないなと思いながら見ていました。
確かに、わが子が活躍するにこしたことはないのですが、そうでなくても、運動会という雰囲気の中に親子が一緒にいるだけで楽しいんですね。

ただひとつ厄介なのは、自分がビデオ係をやることですね。
おかげでわが子の出番を、あまり裸眼で見たことがありません。
問題は、最近動体視力が低下したのか、大勢の中からわが子を見つけるのに手間取ることです。
やっと見つけても動くのですぐ見失い、思わず「動くな!」と叫びそうになりました。
目立つように旗でも頭につけておくのだと後悔しながら、何とか撮り終えて安心していたら、撮れているのは実はよその子だったりして、まさに目も当てられないとはこのことですね。

また幼稚園でも、リレーには興奮しましたが、それに負けず劣らず興奮したのが、父母の飛び入り参加による障害物リレーでした。
いやはや、大人もなかなかやるものですね。
特にアナウンスで、子供たちも見ているというフレーズが流れると、どの親も威厳を保つために必死かっぱでした。

よくやるなと思いながら見ていると、ついつい感情移入して自分がやっているつもりむず痒くなったのが、アキレス腱。
特に中年の、十分に準備運動やストレッチをしないで急に運動すると起こる断裂です。
自分はいつまでも若いと思っていると、思わずすくわれる足元の一例ですね。
40代が多いそうですが、この年齢がまさに肉体の下り坂と若いつもりな気持ちとのミスマッチの始まりなのかもしれません。

子供の頃、母親が階段を踏み外してアキレス腱を断裂しましたが、踵の部分が見事に凹んだようになり、痛そうだったのを覚えています。
あれは40年程前の出来事で、1週間くらい入院していたと思いますが、今では外来で手術して日帰りも可能です。
しかし、それでも数週間もの歩行障害には堪えますね。
せっかくの秋を台無しにして、秋レス(秋なし)にならないよう、中年以上の方はアキレス腱にはくれぐれもご注意を。

そんなアキレス腱が気になりながら、大人の競技を見た率直な感想は、50を過ぎて飛び入り参加しなくて良かったなと思ったこと。
あの皆さんの真剣さは想定外、任されたビデオ係にひたすら感謝でした。
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by asakura_h | 2011-10-26 16:52
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