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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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ついに団魂(だんこん)の時代か?
団塊の世代と呼ばれるのは、ベビーブームと呼ばれて狭義には昭和22年から24年の間に生まれた、約800万人もいる数に物を言わせた世代で、団塊とは1つの大きな塊のことです。

競争が当たり前で、自分が目立つためには自己主張が大事だったこともあり、いまだに自己主張が強い方がおりますが、戦後の日本の経済成長はこの世代が牽引してきたことは間違いありません。

彼らが子供時代の昭和30年代はテレビ時代の幕開け、旺盛なテレビ需要を牽引し、“月光仮面”などのヒーロー物が流行り、やがて漫画ブームから出版需要をも牽引、“あしたのジョー”など時代を代表するヒーローを生み出します。

青春期にはいち早くエレキや車、バイクに飛びつき、その需要はJ-POPや世界一の自動車バイク産業を生み出しました。

やがて、学生時代を卒業すると“いちご白書をもう一度”よろしく就職し、すばやく企業戦士に早変わり、そしてこの世代が結婚する頃には、結婚ブームから住宅需要、家電需要などを牽引します。
さらに彼らが子供を持つ頃は、第二次ベビーブームです。
一世帯4人が標準というのもこの頃でしょうか?
そんな団塊世代による右肩上がりの経済成長は、バブル崩壊まで続きます。

ところが、この世代がいよいよ定年を迎えて、これからの高齢社会を牽引することになり、もう既にシルバー産業の時代とも言われます。
遊び慣れた彼らの世代が、いかにお金を使うか、様々な産業が触手を伸ばして動向を探っていますが、それ以上に大変なのが皆さんご存知の通り、医療介護の問題です。

この団塊(だんかい)という言葉、よく団魂(だんこん)と書き間違う方もおられますが、それが間違いではなくなります。
恐らく10年後でしょうか?
この世代が多数亡くなる、それこそまとまって”魂”になる、まさに団魂の時代が始まるのです。
ですから、葬式産業が今後注目を浴びることは間違いありません。
葬式の自由化で新規参入するベンチャー企業もあり、競争は必死かもしれません。

何しろ葬式自体の意識も変わりました。
今まではあまりにもお金がかかり過ぎたという反省から、お金をあまり使わず身内だけで済ませる簡易な葬式も増え、生前に葬式をする方も増えそうです。
新たな葬式文化が生まれるかもしれません。

これで一番焦ったのは、厚生労働省でしょう。
今まで病院数削減などと言っていましたが、将来の大量団魂時代に一体どこで看取るんだという話で、なりふり構わず、施設でも在宅でも看取りができるように進めています。

これからは、いかに亡くなるか一人一人が考え、活動する時代、新たな心の在り方を考える、魂の時代とも言えるかもしれません。
終活とはいいますが、これぞ魂活(こんかつ)!なんて言ったら失敬ですかね・・・。
でも、就活が婚活につながるように、終活も魂活につながるんでしょうね、きっと。
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by asakura_h | 2011-07-16 11:49
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