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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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”Dデイ”はいつ来るのか?
昨年は3Dブームでしたが、現実はさらに進んで4Dです。
いわゆる、デフレ、デプレッション、デグラデーションに加え、デフィシット(財政赤字)の4Dなのですが、ご存知の通りこれが一番深刻です。
何しろ国債(国の借金)の残高分で約900兆円ありますから。
中には国内資産が1400兆円で、海外資産もあり貿易黒字も多く、アメリカの国債も購入しているから大した借金ではないと言う方もおります。
しかし、今後は資産の評価が下がり貯蓄力も低下、貿易も競争国が増えて収益が低下、アメリカの国債は担保もなく踏み倒しです。

こうなると現実的には、これ以上借金を増やさないようにするしかないわけですが、肝心の予算は、プライマリーバランス(国債を除いた歳入歳出の差)がマイナス40兆円、国家予算約80兆円の税収が40兆円です。
さらに、ここ5年間を中心に高齢者の増加で社会保障費が膨れ上がり、生産人口は減少し税収はますます下がり、当然のことながらこのバランスはマイナスが拡大し、借金は膨れ上がります。
これが資産を上回ればアウトですね。

今でさえ、対債務比は第二次世界大戦末期とほぼ同じだということですが、戦後はハイパーインフレで、戦争のために発行された赤字国債はパーにされました。
現在は制度上それは難しいようですが、まさに5番目のD、デフォルト(債務不履行)の日”Dデイ”がきて、IMFの管理下になるなんてことも、ホラー話ではないですね。

この”Dデイ”とは元々、聖書の神による審判の日「doomsday」の略です。
映画ターミネーターでも、ロボットによる人間攻撃の日をそう表現しましたが、それにしても何でこんなに国債による借金が増えるのか?この傾向は安定志向が強い日本独自のようです。

他の国では、成長産業に回して成長力で財政危機を乗り切るようですが、日本ではリスクを取る投資より貯蓄に回り、銀行等を通じて国債に化けるのです。
いわば「すべての金の道は国債に通じる」という、金の引きこもり状態です。
その道があるから、赤字を垂れ流しでも無責任に国家予算を毎年組むわけです。

思うにこれから数十年、嫌でも増加する高齢者を看る必要があるわけで、医療福祉年金に最大いくらかかるのか、そこから逆算して無駄な支出を省くとか、成長分野でこれだけ見込めるとか、そのためには国民負担がどのくらい必要なのかをきちんと説明し、また、その達成度を毎年公表するとか議論がなかなか深まらないものなのでしょうか・・・。

それに輪をかけて失望しかけているのは民主党です。
特別会計から20兆円出すとか、特別会計と一般会計を一本化して、政治主導で予算をシンプルにするとか、嘘ですね。
まるで詐欺に遭った感じです。
自滅して今では自滅民主党、略して自民党では笑えません。

今年はそんな詐欺を撃つ、”撃詐欺(うさぎ)年”ですか?声も出ませんね。
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by asakura_h | 2011-01-08 09:55
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