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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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平成最後の日 ハーフ&ハーフ男のつぶやき
いよいよ今日で最後の平成の日となりました。
昨日はNHKの紅白歌合戦の平成総集編番組を放送していました。
中にはイラク戦争のことがあったり、サッカーの日韓ワールドカップやシドニー、北京、ロンドンオリンピックのことがあったり、ゲゲゲの女房やあまちゃんなどの朝ドラや竜馬伝などの大河ドラマの内容など懐かしく思い出させるものでした。
30年というと、いろんなことがあるものです。
同時に多くの亡くなった人達もいたことも思い出しました。
身近でいうと父や母とかですが、それ以外にお世話になった方々。
それと反対に結婚して二人の子供という新メンバーも加わりましたから、新たな出会いもありそれぞれです。

また自分の歳を考えてみると、昭和33年2月生まれですから、昭和天皇が崩御された時、昭和64年の1月8日はちょうど30才と11か月になり、昭和をだいたい30年過ごしたことになります。
平成が30年なのでほぼ同数。
いわば昭和と平成がだいたいハーフ・アンド・ハーフです。
少し正確に計算すると、生まれが昭和33年の9月半ば辺りだと、昭和がだいたい30年と4か月、平成も30年と4か月ぐらいなので完全ハーフ・アンド・ハーフなので、昭和33年9月以降だと平成で過ごした年数の割合が高くなるんですね。
だからと言って何か意味があるわけはないのですが、一つの目安としてです。

もっとも自分が生まれた昭和33年世代は小学校入学には東京オリンピックがあり、中学校入学には万国博覧会があったり、何かと国家的イベントごととシンクロしてたので、思い出すには便利でしたが、自分が医師になったのが、二つの大学を出ていると言うこともあって、平成になってからなので、最初の30年が昭和で医師になる前、続いて30年が平成で医師として過ごしたということで、おかげでクリアにはなりました。

明日から令和ですが、果たして何年生きれるか?
30年生きれれば、30×3の90歳ということで面白いかなと思いますが、こればかりはわかりません。
もう30年生きれば、還暦の二倍、人類最長寿の120歳ですが、これは10000%不可能でしょう。
そもそも新天皇も58歳なので、元号とどちらが長生きできるか?
そう思うと、変な競争になりそうですが、生きるのは数字の為じゃないですからね。
数も多ければいいというわけでなく、内容なので、何か集大成的にマックス30年生きてできればいいですね。
要介護や病気との闘いの可能性もありますが、それも仕方がないでしょう。

また一元号の長さの基準を大正時代15年にすると、明治は約3倍、昭和は約4倍、平成は2倍。
これを並べると、明治大正で4倍、昭和も4倍、令和も30年と頑張って平成と合わされば4倍になって何となく数字がそろったりします。
これもだからなんだと言われればそうですが、区分を意味づけすると、明治大正は世界へのデビューの時代、昭和は戦争や経済大国として世界へのお騒がせの時代、平成は世界から存在感が低下した時代と表せそうです。
だからそんな令和も平成の延長で一緒にひとくくりにならなければいいと思う次第です。
確かにいい点としては平成は大規模な戦争に巻き込まれることもなかったですが、災害は多くなりました。
そんないい点は引き継ぎながら、平成とは違う何か新たなことを期待したいですね。
と言いながらも、時代が何かしてくれるのを待つのでなく、時代に何かすることが大切でしょう。
またはそのリアクションもおおいに楽しみたいですね。
ひとつお手柔らかに、令和さん。



# by asakura_h | 2019-04-30 16:23
ゴールデンウィーク・ポイントにならないように
いよいよ4月27日からゴールデンウィークがスタートしました。
このシーズンは飛び石連休なので、有休を使ったり、他の職員の目を気にしなければ、あるいは別の言い方だと、他の職員との調整で10日は休みを取れたんですが、今年は平成から令和への移行で、4月30日が退位の日、5月1日が即位の日の為に休日になり、国家公認で、あるいは誰の目も気にしなくてもよい的に休みとなりました。

確かに休みはいいですが、10日となれば、病院だと急変や状態が変わる方もいるので、さすがにまずいということで、4月30日5月1または2日のカレンダー上、白い日(色のない日)は営業することにしています。
中には10日まるまる休みの病院もあるようですが、よほど患者さんが落ち着いているのか、休日と平日の職員の体制が変わらない病院なんでしょうね、きっと。
ただこの新元号令和の令という字が示すとおりに、国家の命令的に休みを取れ取れ感というのはあまりいい気はしないですが、まあ、それはともかく、せっかくもらった休みは有意義に使いたいものだと思います。

ところで、このゴールデンウィークという言葉は昭和26年の五月に興行した自由学校という映画の成功にあやかったようですね。
この映画は同じ小説を大映、松竹という映画会社がそれぞれ作って同じ時期にぶつけているので、このライバル的な興行が視聴意欲をあおり成功に結びつけたかなとは思いますけどね、それ以来、このシーズンをラジオのゴールデンタイムにかけて売り出したのが今に至って定着しているということです。

ゴールデンというとなんとなく人を引きつけるんでしょうね。
あとで武田のゴールデンアワーとか、ちょっとニュアンスは変わりますが、あとで地方から上京する集団就職の貴重な人材を金の卵といったりしますから。
男の下半身にある金玉というのもそうなんでしょうけどね。
そうはいいながら、このゴールデンウィークで気をつけないといけないのに空き巣があるそうです。

最近はオレオレ詐欺半も凶暴化して、電話をして資産状況を聞き出したり、一人だったりしたところを狙うようなこともあるそうですから、近所があるからと言って安心はできないですね。
ドアの解錠に仕方も進化しているそうですし、新たな気がつかない手口がでてきます。
例えばSNSで投稿している記事から留守であることがわかり侵入したとか。
追い出し犯というのもあって、一人のところを電話で家の裏にゴミがあるとかで外に呼び出し、わずかな隙をついて侵入して強盗にいたることもできるそうです。
本当に油断も隙もみせるととんでもないことになります。

まさにゴールデンウィークはわれわれの新たなウィークポイントを示しているような気がします。
ゴールデンウィークがゴールデンウィークポイントにならないように注意したいものです。



# by asakura_h | 2019-04-28 15:07
エイプリル・クールに思うこと
 四月一日が月曜日ということで、新年の仕事始めには区切りのいい始まりになりましたが、なんとなく新元号の発表もあり区切り感はいつも以上でした。
 その上、その月の初めの日に十一時半から大勢の職員を前に朝礼の挨拶をするのですが、新元号が十一時半頃に発表ということだし、エイプリルフールなので、ついつい安政に決まりましたと冗談を言ったら、さすがにすぐにばれました。
 安明とか言えばもっともらしく聞こえたのでしょうが、安政じゃあね。
 
 それにしても”令和”というのが意外でした。
 勿論どんな言葉が来ても意外になってしまうのでしょうが、令というのが命令しかイメージが浮かばないボキャ貧もあるでしょうし、実は元号頭文字当てクイズをやっていたのですが、Rというのは外来語に多く日本語らしくないイメージでしたから想定外でした。
 個人的には単語が多いKでしたから。
 それに令という音のイメージが持つクールな感じです。
 コントロールするような感覚なんですね。
 実は万葉集では和に近い意味があるんでしょうが、日常の意味と音からついついそう感じます。
 また人名みたいな感じもしました。
 実際実在の名前のようですね。読み方は違いますが。

 その一方で、それぞれに反する好意的な意見もあるでしょうね。
 Rというのが今までの使われてない新鮮な感じだし、その意外感がいいじゃないのか?
 クールな発音もよくて、和という旧来の感じと合わさると余計に時代を象徴している感じがでるんじゃないか?
人名みたいなのもより親しい感じがするんじゃないか?

 まあ、それぞれですね。
 でも、使っていると、次第にその時代の言葉になるし、またその時代を表していくようになるんでしょう。

それよりもいやなのが、フールよりも毎年四月に感じるエイプリルクール感、昼間暖かいより暑いと感じることもあれば、朝晩の寒さ、これがこたえます。
 毎年、昔の春は涼しい夜の風にも春独特の暖かさを感じ、それがよかったんですが、まるでそれが感じられず、まるっきり分断した感じなんですね。
 デジタルと言ってしまえばそれまでだし、まさに世界の分断と同じだ、なんておおげさに言うわけじゃないですが、まさに元号も令と和で分断を象徴しているとしたら嫌ですね 。
 
 ところで、もっと嫌なのが、駅から時刻表のサイトが終了になっていること。
 出発点と終着点を入力するだけで、使用時間とか料金とかすぐにわかって便利だったのに?
 なんだか世の中、だんだん住みにくく、使いにくくなってない?
 
  

 




# by asakura_h | 2019-04-06 18:46
元行一致か?
 いよいよ四月になり、新しい元号が発表されるようです。
 はたしてどんな元号になるか、興味深々ですが、同時に平成を総括する記事も多くみられたので、ついつい新聞の書評を読みながら、興味をもった本が平成の経済に関するものでした。

 ”なぜ日本だけが成長できないのか”という森永卓郎氏の著作と”平成はなぜ失敗したのか”という野口悠紀雄氏の著作ですが、実はこの二人、平成の日本の経済の低迷の原因に関して、大きく意見を分ける二人のようです。

 森永氏は不良債権処理に問題があったと主張しています。
 不良債権はそのままにして、デフレ傾向をインフレにさえ、それにともない地価も戻ってくるので、そこまで待てばよかった。
 急いで不良債権処理を進めた為に巨額の損失が生じ、それを税金で穴埋めする羽目になった以上に、不良債権企業とラベルされた企業などがはげたかファンドの餌食にされたからだいうのである。
 それにはアメリカのいいなり勢力がいて、その暗躍のせいで、まだその勢力はいまだに力をもっているということです。
 そんな勢力に注意しながらも、まだ日本は強みを持っているので、すてたものじゃないということです。

 野口氏は日本は製造業にこだわりすぎ、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの頭文字をとったGAFAを代表とする新たな情報産業の流れに乗り遅れた、いわば構造的な問題が原因だということです。
 今後は新たな産業を生み出し、世界一の対外資産を利用するなど、いわば脱製造業社会をめざすべきだと主張しているように思えました。

 どちらが正しかはわかりませんが、おそらく両方とも正しい面があり、結局はそれをうまくミックスしていくことが今後は重要になるのでしょう。
 確かに、製造業も重要でヨーロッパのようにブランド化するとかいいわけだし、同時に対外資産運用をうまくするとかできるように素人は思うんですけどね。

 それはともかく平成が経済的には低下傾向というのは共通しています。
 平成の間に世界のGDPの16%を占めていた日本のGDPは6%まで下がり日本の存在感は低下しました。
 その為か、なんとなく平成は、昭和とか明治に比べると地味な感じがします。
 明治はなんと言っても明治維新があり、昭和は昭和元禄やジャパンアズNo.1と言われた華やかなイメージです。
 一方、平成の地味さは、大正と共通しているように感じます。

 華やかな明治と昭和にはさまれ短いということもあるのでしょう。
 ただ、大正デモクラシーもあるし自由な時代の幕開けという面もあるので、本来ならもっと注目してもいいのですが、意図的に大正は捨て去られた面もあるようです。
 その象徴が大正天皇です。
 大正天皇はヨーロッパ王室をもした国民に親しみのなる皇室を目指したのですが、病気で倒れ、さらに第一次世界大戦後の王国が没落していくなかで危機感を感じる勢力によって強い皇室像、いわゆる明治回帰の中で、大正無視の流れが作られた為だそうです。
 
 勿論それだけでなく、なんとなく個人的に地味以上に不幸なイメージがあるのは、大正生まれで戦争にいった利用者さんの言葉ですね。
 大正生まれは多くの方が太平洋戦争にかりだされ亡くなったようで、大正世代は不幸だったといっていたのを覚えています。
 そう言えば、昭和元年生まれの自分の父より上の世代は多くの方が戦死したそうです。
 だからでしょうかね。

 でも、華々しい昭和が幸せともかぎりません。
 敗戦もあり、経済世界一もあり、激動と言えば激動ですが、却って、平成は経済が下り坂でも災害がありながらも戦争にも巻き込まれず、まさに平成という言葉そのものの感じでした。

 そう思うと、言葉のイメージも案外時代の空気に影響を与えるのではと感じてしまいます。
 例えば怪獣の名前が濁音やラ行でできているとか、田中真紀子の名前が雅子だったりしたらキャラも違ったんじゃないかという話です。
 商品もネーミングでイメージが変わりますし、イメージでその商品のとらえ方もかわります。
 景気というのも気持ちだなんていいますから。
 そういう意味では、どんな元号になるのか?注目しています。

 言行一致というと、言うことと行うことが一致するという意味ですが、まさに元号とその時代の人々の行動が一致することがあるんじゃないか?
 いわば元行一致、元号がその時代の行動を引き出す?
 まさかと思いながらも、ついつい考えてしまうこの頃です。





# by asakura_h | 2019-03-31 18:18
年中八策
 今年は”亥の年”だから”医の年”と勝手に解釈して、”医の志士”をきどっていますが、”猪突猛進(ちょとつもうしん)”じゃなくて、”つ”がちょの後に小さくなって移動した”ちょっともうしん”ならぬ”ちょっと妄信”にならぬように気をつけたいところです。
 妄信は疑いものなく信じること、こんなフェイクニュースの多い中、特に要注意ですね。
 どんな情報も一歩引いて受け取るとか、一呼吸置いて見てみるとかが大事になるかもしれません。
 特に医療だと、妄診になって、独りよがりの思い込みの診療は避けたいものです。

 そんなこんな考えている間にも今年度もあと数日で終わりそうですが、来年度は、当院も五十一年目ということで、いままでの五十年を引いて新たな一年、元年のつもりで頑張りたいところです。
 その為に来年度の事業計画を提出しましたが、来年度のテーマは八つの柱にわけて、それをもとに展開することとしました。
 それも坂本竜馬が船の中で考案した、日本の将来の新たな八つの策である”船中八策”になぞらえて、年中八策、つまり一年中、あるいは一年を通じて行う八つの策なのでこう命名しました。以下の通りです。
(1) 新規事業と地域連携
    来年には介護付高齢者住宅とクリニック、在宅事業所の併設した施設を造る予定です。要介護1,2の方の行き場所が少ないこ     とがあり、そんな方を対象にしています。単なるサービス付き高齢者住宅と違って介護保険も適応できますので、いわば要介護     1,2の方の特別養護老人ホームのような感じです。ここを中心に他の病院施設や在宅サービスとも連携して地域包括ケアシス     テムを勧めたいと思っています。
(2) 院内改装と介護医療院
    前から言われていた介護療養病棟がいよいよ廃止へ、その代わりに介護医療院という新たな在宅のカテゴリーになる施設、マン     ションのような感じかな、それに来年移ります。同時に院内改装も必要で、在宅チックな改装になる予定です。
(3) 働き方改革
    今年の四月から始まる働き方改革、いわばワークライフバランスの充実です。有休の義務化や連続就業時間の制限がありますが、    当院では有休の消化率は高いのでそれほど変わらないと思いますが、今以上に働きやすい職場にし、職員の研修の充実などをし     たいと思います。
(4) 院内レベルアップ
    今まで入院したら亡くなるまでというイメージがありますが、当然、当人家族にとっても幸せな看取りというのも充実していく     必要がありますが、直して施設在宅へ返す患者さんもできるだけ受け入れていきます。救急や重症の急性期は無理ですが、亜急     性期の患者などが対象になりますね。他に専門性を持った認定ナースを増やすこと、介護ではイマニチュードの徹底など、進め     ていくつもりです。
(5) ハード面の充実 
    電子カルテの利用、新しいCTへの入れ替えなど、ハードの充実は避けられません。
(6) 安定した財政
    これは当然ですね。
(7) 広報活動
    病院内外に向けて当院を知ってもらうこと。
(8) 防災対策
    南海トラフ地震の為です
  こう考えると、以外とすっきりします。
  そんな八策(別に八でなくてもいいけど)はいろいろありそうですね。
  個人的には心中八策とか。
  高知県だったら県中八策ですか?
  一日の計画は日中八策?おっと、日本と中国じゃないですからね。

# by asakura_h | 2019-03-29 15:00