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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2014年 09月 ( 2 )   > この月の画像一覧
靴屋で売っていない靴を買うな
今や少子化の影響は大きくて、なかなか人材の確保は難しいのが現状です。
いかにいい人材を確保できるか、大変苦慮するところですが、給料などの待遇より、最後にはクイズ100人に聞かなくても、魅力的な職場でしょうね。
もちろん、待遇が悪すぎるとダメですけどね。

これが分かっちゃいるけどなかなかできないのですが、個人的にこういう職場は嫌だなと思うのがあります。

ズバリ、“靴屋で売っていない靴を買う職場”です。
こう書くと、一体何のことやらと思われますが、何のことはない。
よくある子供のなぞなぞです。
“靴屋で売っていない靴を3つ、さて何か?”
答えは御存じの通り、退屈、窮屈、屁理屈です。

まずは退屈ですが、文字通り退屈でつまらない職場ですね。
この退屈とは、何もすることがなくて退屈というのではなく、仕事が面白くないという意味です。
その退屈の原因として、職場での目標を見失っていることが多いんじゃないかと思います。
他に目標があっても、現実とのギャップが大き過ぎる場合や、あるいはその目標までの具体的な方法が分からない場合もあるでしょう。

理想的に言えばワクワクして、何かをやることが楽しければ最高なのでしょうが、なかなかそうもいきません。
具体的に日々の目標、月単位の目標、年単位、そして10年後の目標があればいいかもしれません。
その為にもその職場のリーダーが、まずワクワクすることが必要かなと思うんですけどね。

次に窮屈というのは、居づらい職場ですね。
まず、人間関係がぎくしゃくした場合、特にイジメなどがあったりすると厄介です。
また、自由な意見が通りにくい職場なんていうのも窮屈ですね。

もちろん好き勝手にやればいいというわけじゃないですが、思ったことを言える、それを受け入れてくれ、風通しの良い職場だと解放的な気持ちになり、働きやすいかと思います。

最後の屁理屈というのも、聞くからにウザったいことは分かりますが、理屈も度が過ぎるのは禁です。
当然のごとく、色んな感情が入り混じっていることも多いですし、夏目漱石の草枕の冒頭じゃないですが、智に働けば角が立つ、理屈だけを通そうとすると、それこそギクシャクしてしまいます。

また理屈が先に立つと、何かにトライしたり、やってみようという気が削がれます。
特に医療福祉の現場では、頭でっかちで体を動かすのを疎かになっては困ります。

とまあ、これだけでも職場は少し変わるんじゃないかと思いますが、無意識にそんな“靴”を作って売っていることもありますから、気を付けたいものです。

まずは足元から見直すことが大事なんでしょうね。
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by asakura_h | 2014-09-30 19:50
ドラスティック・レイン(強烈な雨)
最近の雨は半端ないですね。

一度降り始めると、手加減を知らないという感じで、降れば土砂降りです。
これも、温暖化の象徴である現象だと言われていましたが、いよいよ本格的になりました。

その上、あまりにも局所的すぎて、広島で起きた豪雨災害も、あの地区だけ異様な雨量だったそうで、これから天気予報の仕方も様変わりです。
その反面、降らない場所は極端な乾期にも襲われる可能性もありますから、全く先が読めません。

それにしても、雨がこれほどの凶器になるとは想像ができなかったですね。
昔は雨というと情緒的な感じがしましたが、今ではすっかりそれも消え失せ容赦ないです。

もともと日本は雨が多いせいか、にわか雨、時雨、春雨、村雨、五月雨など、豊かな呼び名が季節や降り方によってありましたが、すっかり豪雨という名にその多様性が奪われそうです。
まるで美味しくない食堂が、味を誤魔化すために、塩分の多い料理を出すかのようです。

もっとも、高知県の雨の降り方は強いものがありました。

以前東京に住んでいた時、天気予報で「激しい雨が降るので注意して下さい」と言っていましたが、雨が降り始めると案外、高知ではよくあるぐらいの雨量だなという感じでした。
雨王国高知の出身者にとっては、大抵の雨には驚かないものですが、最近の雨はそんな経験を超えています。

昔の雨をロマンティックレインとすれば、最近の雨はドラマティックレインですかね。
いや、それ以上ですか?

ドラマティックレインは確か、80年代の稲垣潤一の曲です。
“レイン、もっと強く降り注いでくれ、濡れて二人は”みたいな歌詞だったと思いますが、今時そんなことを言っていたらとんでもないですね。

キスなんかする前にずぶ濡れですし、思わぬ冠水で二人が乗った車が浸かり逃げ出せなくなり、下手したら命を失うかもしれません。
それこそトラウマティック(外傷的な)レインになりかねません。

まだ、ドラマティックだと何か人間的な要素がありますが、今の雨はまさに自然現象だと認識させられるほど無機的です。
案外、ドラスティックという感じでしょうか?

このドラスティックという表現がよく使われるのは、政治や経済の分野で、“抜本的な”という意味で使われる言葉ですが、他にも“強烈な”という意味もあります。
ある意味、抜本的な天候の変化を感じさせ、我々の意識も変えていかなければならない強烈な雨という意味で、ドラスティックレインかもしれません。

“雨々降れ降れ母ちゃんが、蛇の目でお迎え嬉しいな、ピッチピッチ、チャップチャップ、ランランラン”は、雨降りという童謡ですが、今では“バシャバシャ、ジャブジャブ、バンバンバン”かな?

本当に味気ないですね。
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by asakura_h | 2014-09-27 09:00