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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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いつか見た現在?
昨年、“しんげきのきょじん”が人気だと聞いて、新劇の巨人??
新劇とはヨーロッパの流れを汲む、歌舞伎とは違う昭和初期の新しい大物劇のことか、それともプロ野球の巨人のキャッチコピーかと思っていたら、大間違い。
“進撃の巨人”というタイトルの漫画で、人間を食べる巨人と戦うという話です。

その漫画を息子も気に入っていて買ってあげましたが、さすがに食事中に見せられると、食欲が失せるほど、食べるシーンの描写がエグイし、何せ巨人自体もグロテスクです。

この漫画を見て思い出したのが、子供の頃に見たサンダ対ガイラという、東宝の円谷特撮映画です。
これは、第二次大戦中にドイツから広島に運ばれた不死のフランケンシュタインの細胞が、原爆の中でも生き残り、戦後、浮浪児として生存しながら、巨大化します。

その細胞が分かれて出来たのが、海のフランケンシュタインのガイラと、陸のフランケンシュタインのサンダなのですが、まさに“進撃の巨人”でした。
(ちなみに、同時期のウルトラマンは感激の巨人でした)

ガイラは人を食べ、サンダは人を助けるので、ガイラが人を食べるのを見て、二匹(いや二人?)は大喧嘩して、最後には海底火山の爆発の中で死んでいきます。

そのガイラは、緑色の顔でいかにもグロく、サンダは茶色でやや優しい顔立ちです。
身長も30メートルの設定で、人を食べるシーンはやけにリアル感がありました。

最初に出現して、多くの犠牲者が出るのですが、その食べられ方がかなりショッキングでした。
あの映画を見た直後は、海に行けなかったり、夜がやたら怖かったような記憶があります。

あの頃の怪獣映画は、結構、大人も見ていたので話題にはなりましたが流行ることはなく、今も怪獣オタクに評価が高いくらいです。

こんなに似たようなグロい映画が流行るのは、時代のせいなのでしょう。
あの、オカマのマツコデラックスという小巨人が人気だったり、高知のカツオ人間も相当キモイけれど、一部の人に人気があったり、もしかして、昭和初期に流行ったエログロナンセンスの時代に似ているのかとも思いましたね。

この時代はある面、享楽的な時代で、第二次大戦の束の間の休息タイムでした。
華やかな裏に、あの有名な阿部定事件や、江戸川乱歩の探偵小説が人気という、何ともダークな感じもあるし、2.26事件もあり戦争の足音が聞こえます。

今や、特定秘密保護法案とか集団的自衛権の問題とか、戦争に直結しそうなキナ臭い話もあるので、当時と今が似ていると指摘する人が多いのも分かります。

我々は、かつて見た現在を生きているのか?
恐らく巨人は、地震や外圧など、我々の不安を象徴しているのでしょうが、巨人の顔がアベ首相に見えてきたらヤベーか?
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by asakura_h | 2014-03-29 12:30
涙目と鼻水のバラード(花粉症に捧ぐ)
高知県は、昨年に亡くなられたやなせたかし氏など、著名な漫画家を輩出しているので、漫画王国と銘打っていますが、島根県も漫画王国を掲げたりとライバルは多いですね。

でも、2月から4月にかけての間は、間違いなく花粉王国ですね。
特にスギ花粉が凄いです。

お隣の香川県、高松では大丈夫でも、高知へ入った途端に花粉症の症状が出たり、ジェット機で高知に戻る際にも、安芸市の上空辺りから徐々に症状が出てきたりと、相当花粉まみれでしょう。

何しろ、スギは観光にもなっていましたから、大杉や魚梁瀬杉は県内では有名です。
大杉はJR土讃線の駅名にもあるぐらいです。
アンパンマンが有名になるまでは、“やなせ”と言えば魚梁瀬杉のことを思い出したくらいです。

それにしても、今年は花粉がオオスギ、あまりにも花粉をヤラセスギじゃないですかね。
症状がきついです。
まさに、涙目と鼻水の季節到来です。

これは、ご存知のアレルギー反応という、自己防衛反応が過敏になったために起こるくしゃみ、鼻詰まりという鼻の症状や、目のかゆみや涙目になる目の症状で、要するに異物に対する免疫が寛容になったためですが、やはり敏感過ぎるのも考えものです。

特に、最近患者数は増加して、今では4人に1人が罹ると言われ、まさに国民病呼んでもいいくらいだそうです。
この原因としては、子供の頃の清潔な環境が起こしやすくしているとも言われています。
一部では、子供の頃に適度な不衛生環境や、多くの人と交わる環境が重要だと言う意見もあるくらいですからね。

他には、地球温暖化で花粉量が増えて飛散範囲が広がったとか、ストレスや不規則な生活、大気汚染、車の排煙ガスなどもそうですが、特に中国大陸からやってくるミクロの汚染物質PM2.5とかの影響で、以前よりも起こしやすくなっているようです。

恐らく、日常会話的にも花粉症のある人とない人に分かれますが、ある人にとって春はとんでもない季節になりましたね。
鼻水をかみ過ぎて鼻も痛くなるわ、泣きたくないのに涙が出るわ、鼻詰まりで食事も美味しく感じないというのも辛いものです。

一番は、花粉症が起こる前に経口薬を飲んでおく、初期治療というのが効くようですが、ついつい毎日の忙しさにかまけてそれを怠ると、後の祭りになりがちです。
この場合は、まず花粉を遠ざけるしかないですから、マスクが欠かせません。

治療法は、経口での抗アレルギー薬やステロイドなどがありますが、中には眠気やだるさの副作用も出ますので、根性が大事ですね。
根本的には減感作療法があり、2年ぐらいかけて慣らしていくそうですが、舌下療法など簡易な方法も開発されています。

とにかく、免疫も寛容が大事ですね。
クソ~、花粉、頭にくる??いや、寛容が肝要です。
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by asakura_h | 2014-03-26 17:00