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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2013年 05月 ( 1 )   > この月の画像一覧
最近の金の卵事情
少子高齢化というと、高齢者がクローズアップされがちですが、人口が最も多い団塊世代が高齢者に分類されると、高齢者数は増えても、ここ1、2年で頭打ちです。

勿論、医療のレベルが今のままという条件付きですが、今後は少子化の方がより深刻な問題となるでしょう。
個人的には、少子化時代の若者を5年程前から、勝手にプラチナの卵と呼んでいますが、さらに現実味を帯びてきた感じがします。

ちなみに金の卵と言えば、高度成長期の昭和30~40年代に都会の人材不足、とりわけ中小企業や工場、商店が地方に人材を求めて集団就職という形で、当時の若者、主に中卒者を呼び集めました。
その結果、貴重な人材という意味で、彼等はそう呼ばれていました。

それから50年後、すっかり白髪やシワも増えて、金の卵もシルバー世代となり、金から銀へ加齢なる転身というのは有名な話ですが、金の卵は量の時代の申し子とも言えます。
高度な技術が必要な仕事もありましたが、その多くは低賃金で長時間労働の単純作業でした。

ところが、今の時代に必要な人材は質です。
専門的知識ばかりでなくチーム作業も多く、協調性やプレゼンテーション能力も要求されます。
つまり、ただ居るだけの“金”ではダメで、それ以上にトレーニングされた貴重な人材という意味で“プラチナ”なのです。

しかし、絶対数から言えば、若者だけに頼るのは無理です。
これからは、シルバー世代の再雇用でいわば銀の卵でしょう。

すでに今年から、65歳まで希望があれば雇用しなければなりません。
給与は雇う側が決めることができますが、結構な負担増になります。

今後は年金のことを考えると、70歳定年もあり得る話でしょう。
高齢化し過ぎて“白銀”の卵?
それとも“いぶし銀”の卵でしょうか?

また、日本では女性の雇用が、先進国の中では少ないと指摘されています。
ちょうど子育てで、一度職場を離れてしまうと、なかなか復帰しにくい女性が働き出すことで、GDPが上昇すると言われています。
言わば“隠れ金”の卵、別名、“埋蔵金”の卵も貴重です。

さらに、介護の分野では雇用促進プログラムとして知られていますが、他の分野からの転身組です。
実は今、人材が足りない分野と余っている分野があり、このミスマッチを是正することは、北欧のようにもはや国策だと思います。
転職金の卵とでも言いましょうか?

最後に、やはり外国人の雇用もいずれは拡大が必要かもしれません。TPPに参加して、IDS条項で「外国人を何割か雇用しろ」と圧力が掛かるかもしれません。
そうなれば、より良い人材を求めて、“金”を英語で代表して“エクストラゴールド”の卵探しも大変になることでしょう。

とりわけ好況気分で、医療福祉分野の人材探しは厳しいですが、ロボットの進化で将来的にはロボット人材もあり得るかも?

まさに金属の金の卵で“金金”の卵?
それでも合わせてせいぜい二金ですね。
高知はもっとすごいですよ。
ちゃきちゃきの男勝り、いわゆる八金(はちきん)の卵がいっぱいいますから。
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by asakura_h | 2013-05-16 15:00