地域に開かれた病院。ひとりひとりに優しい病院。朝倉病院

 

医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
by asakura_h
プロフィールを見る
画像一覧
検索
最新の記事
以前の記事
カテゴリ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
トップページ >> 理事長の医ごっそうコラム
asakura01.exblog.jp
トップ
    
<   2013年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧
マネージャーはウエイター、部下はお客
マネージャーの意味を英語の辞書で調べると、管理者や経営者などの表現がありますが、“長”という役職がつき、部下がいればマネージャーになるかと思います。
別の言い方をすれば、リーダーと言えるでしょう。
ただ、単に管理者、経営者という翻訳では、本当に意味は通じないかもしれません。
マネージ(manage)とは本来、「どうにかこうにかする」という意味です。

英語で学んだ構文で、manage toというのがあります。
その後ろに動詞をつけて、walk(歩く)だったら「どうにかこうにか歩こうとする」というように使います。
ですから、「どうにかこうにかやりくりする人」がマネージャーの本当の意味ではないでしょうか。

例えば、タレントのマネージャーは売り込みをしたり、スケジュールの調整をしたりして、何とかタレントが売れる、あるいは売れ続けるようにすることですが、あくまでも主役はタレントです。
実はここがマネージャーの大事な点です。
果たして主役は誰なのか?ということです。

よく表方、裏方という表現をします。
医療で言えば、表方は医師、看護師、介護士、放射線技師、検査技師、相談員、受付係など、直接患者や利用者に接する業務です。
反対に裏方とは、事務や会計など、患者や利用者とは直接関わらないが、間接的に支える業務担当に相当します。

では、マネージャーという仕事を敢えて、表裏に分類するとどうなるのでしょうか?
少しややこしいですが、表方の裏方、あるいは裏方の裏方ですかね。
裏方と表方が、力を発揮できるように環境を整える、別な言い方をすれば、自分が働くのではなく、働いてもらうことです。

これをレストランで例えると、ウエイターと客の関係がイメージしやすいかもしれません。
ウエイターがマネージャーで、客がそのスタッフ、いわば部下です。
客は食べることが仕事ですから、ウエイターの仕事はいかに客に食べてもらえるか。
もっと言えば、満足して食べてもらえるように導くことが仕事です。

ただ、普通の客と違うのは、客の言いなりではない点です。
メニュー、つまり仕事内容に不満があっても、何とか食べてもらえるよう工夫する必要があります。
値段を安くする(この場合、給料を上げること)こともありますが、メニューへの熱意を伝えることも重要です。
そういう本気の思いは伝わると思います。
そうでなければ、幾分要求に答える。

また、メニューの選択肢を増やすことも重要かもしれません。
中には客がメニューを持ってくることもあるでしょうが、その時はそれが可能かどうかも、きちんと説明しなければならないでしょうね。

そんなこんなで、上手く工夫しながらメニューを食べさせる、いわば、どうにかこうにかして仕事をしてもらうことが、マネージャーの役割です。
主役はスタッフですね。
素敵な裏方、やりましょう。
[PR]
by asakura_h | 2013-01-31 13:40
新年、明けましておめでとうございます
平成25年のスタートです。
今年の干支は蛇(へび)ですが、昔は「へみ」と呼んでいたので、それを短縮して巳(み)だそうです。

この巳年、前回は2001年ですから、ちょうど21世紀が始まりました。
この年の9月11日には、旅客機が超高層ビルに突っ込むというテロ事件があり、アメリカ人の意識を変えたといいます。

さらに前々回は平成2年、元年が1月8日から始まりましたので、1年まるっきり平成というのは、この2年からです。
本格的な平成のスタートは、ここからじゃないかという気もします。
昭和は派手なイメージがありますから、平成は逆に地味なイメージですかね。

神道を信じる方の意見では、天皇が平民になるという意味で平成だそうですが、確かに最初から平民というのは平成天皇ですから、なるほどねという気もするから不思議です。

また20世紀は世界大戦もあり、工業中心の派手な時代、それに比べて21世紀はより情報化が進み、インターネットのスマートだけど、より地味な時代に変わりました。

これを干支で見ると、辰から巳への移行となります。
辰が龍で表わされるように、架空の動物で牙があり、羽根まで生えた怪物です。

その一方で、龍の原型は蛇だという説もあります。
それに従えば、辰の年から巳の年への移行は、龍の余計な牙も手足も羽根も削ぎ落した素のままの龍、つまり原点の蛇に戻るということかもしれません。

ネス湖のネッシーを捕まえてみたら、ただの小さな蛇だったみたいな感じでしょうかね。
それとも夜を供にした美女のはずが、翌朝、化粧を取ると普通の女性だったとか・・・?

それはともかく、現実に世界の指導者も入れ替わりがあり、日本でも民主党から自民党、円高から円安、デフレからインフレへと、確かに時代の転換点になっています。
そんな時代に、辰から巳へというのは、確かに原点に戻るという意味があるのかもしれませんね。
いい意味でも悪い意味でも。

ただ、別に見方をすれば、着飾っていない本来の姿で勝負ということかもしれません。
つまり背伸びもしない、着飾らない身の丈、これが蛇なのでまさに、“巳の丈”勝負をするということです。

じゃあ、それが何だと言われるかもしれませんが、「蛇の道は蛇」ということわざもあります。
専門のことは専門家に任せるということですね。
蛇の道とは、即ち専門の道。

それからすれば巳の丈の“巳”とは専門家であるということで、結局、より専門に特化しろという意味じゃないでしょうかね。
自分の専門性をより生かし、特化していく。
これが本来の蛇の姿なのでしょう。
いずれにしろ、”巳もフタもない”ようにはしたくないものです。

巳年のドラマの幕が開きました。
始まり始まり~。
[PR]
by asakura_h | 2013-01-07 16:45