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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2012年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧
明けましておめでとう??真夏のお正月か?
いよいよ梅雨が「明けましておめでとう」と言うかと思えば、ジリジリ熱い日差しに熱中症の心配もあり、“おめでとう”どころじゃない1年のハーフタイム、言わば真夏のお正月?でしょうか。
一時、台風接近でその影響も心配されましたが、幸い大したこともなく過ぎ去ったのですが、その後は雲行きが怪しく、“梅雨明け宣言の勇み足疑惑”も飛び交いながら夏真っ盛り、いよいよ夏祭りと夏休みのシーズンへ突入です。

夏祭りと言えば、我が朝倉病院のある団地にもお祭りがあり、次第に高齢化する地域住民が、お孫さんを呼び寄せたりして、毎年盛り上がりを維持しています。
当院からもスタッフが参加して、出店をしたりその盛り上げに一役を買っていますが、何ともしようがないのが雨、今年も雨に祟られないように祈るばかりです。

ただ、雨と言えば、関連施設でもそれぞれ夏祭りがあるのですが、巡り合わせの妙というか、毎年雨に祟られる夏祭りもあります。
祭りの前後の日は、見事に晴れていたにもかかわらず、祭り当日だけ雨というのは、その巡りの悪さを際立たせますね。
これも、施設長が雨男・雨女ではないかという噂もありますが、本当のところは誰にも分かりません。

高知の“THE祭り”といえば、何といってもよさこい祭りです。
鳴子を両手に持ち、地方車に先導されながら市内の各競演場を練り歩くという、どんなリズムでもOKな踊りのカーニバルですが、前夜祭は8月9日、本祭が10~11日と毎年日付が決まっており、平日開催になることもあります。
土日の週末じゃないと、昼間はどっちらけになるのですが、今年は週末にかけての開催ですので、ゆっくりと祭り気分を楽しめそうです。

また、今年は特別な国際的お祭り、ロンドンオリンピックが27日から開催ですね。
いまひとつ盛り上がりに欠けるのは、ロンドンが地球の反対側にあるせいなのか、原発問題や増税問題のせいで、お祭り気分にならないのかもしれません。
そう言いながらも、金メダル獲得の過熱報道に、にわか日本国民となって熱狂するというのもよくある話で、時差のために寝不足で体調を崩すなんていうのは、まさに真夏の夜の悪夢ですね。

そして夏休み。
小学生の我が子たちも、夏休みに突入しました。
自分の子供時代を思い出すと、長丁場の夏休みでもとりわけ休みが始まったばかりの7月中は新鮮味もあり、楽しかったものです。
海へ泳ぎに行ったり昆虫採集したり、ただ宿題もあるので出だしに失敗すると、それが後々まで響いて、憂鬱なまま夏が終わるということもあるので、注意が必要ですが・・・。
そんな子供たちは何の憂いも無く、今日も日焼けして遊びに行く後ろ姿には、楽しさが溢れています。
これも変わることのない夏の風景、まるであの頃の自分と同じように・・・まさに、なつ(夏)かしくありますね。
かき氷を食べながら一句、 思い出の
                    ページをめくりて
                         なつかしく(夏菓子食う)
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by asakura_h | 2012-07-25 17:00
命預けます
最近、車の暴走や格安バスツアーの事故などを、ニュースでよく聞きます。
そんな時、「医師は人の命を預かっているので大変ですね」と聞かれると、「いいえ、命を預かっているのは医師だけではないです。タクシーやバス、電車の運転手や飛行機のパイロットも、同じように人の命を預かっているから大変ですよ」と答えていたことを思い出します。

何故、そう答えたかというと、そんな思いで運転をしてもらわないと困るからです。
タクシーに乗った時、運転手から「昔、脳梗塞を起こしました」なんて答えられると、その能天気さがこちらを不安にさせます。
意識消失を起こしても、当の本人は何も分かりませんからね。
特に高齢者で車を運転する人が増えている現状を考えると、なかなか心配です。

ブレーキとアクセルの踏み間違えによる事故も増えているようです。
つい先日、高知でもデイサービスの利用者を送迎中に、突然スピードを出して壁に激突、後部座席に乗車していた利用者が亡くなり、運転手と助手席にいたもう1名の利用者が、重傷になるという惨劇がありました。
この運転手は65歳だったそうですが、事故の原因はまさにアクセルとブレーキの踏み間違えだったそうです。

高齢者に運転をするなと言うのは難しいですが、認知症状が現れていたりすると、何とかして運転をやめるように説得しないと大変なことになります。
勿論、交通事故のこともあります。
前頭葉型の認知症の場合、目の前を人が横断していると分かっても、轢いてしまうことがあるそうですし、アルツハイマー病の患者さん自身が、車に乗って行ったまま帰れなくなり、そのまま亡くなったこともありました。

将来はオートドライビングシステムというような、自分で運転しなくても目的地まで連れて行ってくれるような交通システムが考案されているようですが、実現はまだ先のことでしょう。
いかに安全な“交通高齢者社会”を作るかも重要なテーマのひとつです。

とにかく、車にしろ、バスにしろ、飛行機にしても、一歩間違えれば死も有り得ます。
だから最近は、飛行機に乗り込む時、客室乗務員以外にもパイロットや整備士を見掛けると、本当によろしくと心の中で頼みます。
飛行機の調子も整備や運転次第ですし、緊急事態には恐らく彼らが神様に思えることでしょう。

そう思うと、治療も目的地まで飛行機で行くようなものかもしれませんね。
困難な目的地であればあるほど、患者さんが医師を神様だと思う気持ちも分かります。
何とか上手く運航できるよう、何か緊急事態が起きてもきちんと治療というランディングができるよう、医療スタッフはよき整備士であり、よきパイロットであるべきなのでしょう。
決して、整備だけしてあとはお任せしますでは困ります。

落ちる時は一緒?
ええ、気持ちは一緒であるべきですね。
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by asakura_h | 2012-07-04 17:30