地域に開かれた病院。ひとりひとりに優しい病院。朝倉病院

 

医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
by asakura_h
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些細なこと語り ”たかが一食、されど一食”
先日(10月21日)、医療法人協会の経営セミナーに参加しました。
高知から福岡まで飛行機、福岡から鹿児島までは開業したばかりの九州新幹線、鹿児島から宮崎までは在来線と乗り継ぎました。
さすがに新幹線は快適で、まさに地上を行く飛行機のようでした。

その帰りの夕食時間帯に1時間半ほど時間に余裕があり、以前利用したことがある鹿児島中央駅近くの「寿庵」という黒豚のレストランに行きました。
ここの黒豚は、とろける美味さです。

ひとりだったら何とかなるさ、という安易な気持ちもあり、予約もせずに行くと、さすが人気店らしく満席で、待合にも4人家族と1組のカップルが既におり、30分から1時間かかるとのことでした。
駅までの時間、そして食べる時間を差し引くと45分がタイムリミットでしたが、せっかくなので待ってみることにしました。
その間、何組かの来客が来ては諦めて帰ったり、予約客が来て先に案内されたりして30分が経過。
こりゃあ、やばい、自分もついてないなあと悶々としていたところ、先に待っている4人家族の順番が来ました。

その家族は、満面の笑顔を見せ店員のどうぞという言葉に期待していましたが、店員から出た言葉は2人ずつ離れてということで、ここから家族の葛藤が始まります。
当然、この家族は4人一緒が希望なのですが、4人同席となるとさらに30分はかかるかもしれない。
さて、この家族はどちらを選択するのか?
その家族より自分のほうがハラハラしていました。

もし、彼らがその席を放棄してくれたら、先に待っているカップルと自分に順番が回ってくるわけで、タイムリミットを15分残して黒豚にありつけるのです。
ですから、放棄してくれないかと期待しながら会話を聞いていると、30代の娘さんと50代の奥さんは食べればいいじゃないかと半ば怒り気味、お父さんはせっかくだから皆で一緒にと主張して紛糾。
お父さん頑張れ、息子でもないけど自分も陰ながら応援していました。
せっかく家長が言ってるのだからなんて普段は思わぬ考えも、目上の人の意見を尊重するのが高齢社会なんだし、なんてもっともな考えも空腹のせいか浮かんできました。

結局5分後、女性2人の主張に息子さんも従い、お父さんの思いは却下されがっくりきたようですが、お父さん以上に自分もがっくり。
それでも気を取り戻し、さらに7分経過、残り3分です。
これで2組はきつい、もう駄目か?というところで奇跡が起きました。
なんと立て続けに2つのテーブルが空き、自分の順番が回ってきました。
ところが、案内されたのはなんと座敷の小部屋でゆうに4人は座れます。
ここを1人で占有するなんて何か変な気分でしたが、あの家族ももう少し待てば良かったのに・・・。

でも、これが運命の妙というか、皮肉ということでしょうか?代わってあげたら良かったかなとも思うのですが、たかが一食のことですし・・・されど一食ですけどね。それにしても、黒豚を食べる前に皮肉を食べるとは、これだから人生はおいしい、いや面白い。
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by asakura_h | 2011-10-29 11:52
運動会、みんなで走れば誰かが怖い”アキレス腱断裂”
10月に入った途端に秋色が濃くなり、高知市内でも運動会シーズンたけなわの中、わが子の雄姿を見るために、10月2日は小学校、16日は幼稚園の運動会を見に行きました。

2日の天候は曇りで、時折太陽が顔を出す絶好の運動会観戦日和でしたが、16日は前日までの雨の影響がたたり、会場が大学の体育館となりました。
それにしても、たかが子供の運動会と侮るなかれ、観戦しているとかなりエキサイトさせられます。

まず小学校では、リレーや騎馬戦がなんと言っても大人の競争心と郷愁心を煽る種目の筆頭でしょう。
一生懸命な子供たちの姿に、ついつい昔の自分をオーバーラップさせ、こういう部分は昔も今も変わらないなと思いながら見ていました。
確かに、わが子が活躍するにこしたことはないのですが、そうでなくても、運動会という雰囲気の中に親子が一緒にいるだけで楽しいんですね。

ただひとつ厄介なのは、自分がビデオ係をやることですね。
おかげでわが子の出番を、あまり裸眼で見たことがありません。
問題は、最近動体視力が低下したのか、大勢の中からわが子を見つけるのに手間取ることです。
やっと見つけても動くのですぐ見失い、思わず「動くな!」と叫びそうになりました。
目立つように旗でも頭につけておくのだと後悔しながら、何とか撮り終えて安心していたら、撮れているのは実はよその子だったりして、まさに目も当てられないとはこのことですね。

また幼稚園でも、リレーには興奮しましたが、それに負けず劣らず興奮したのが、父母の飛び入り参加による障害物リレーでした。
いやはや、大人もなかなかやるものですね。
特にアナウンスで、子供たちも見ているというフレーズが流れると、どの親も威厳を保つために必死かっぱでした。

よくやるなと思いながら見ていると、ついつい感情移入して自分がやっているつもりむず痒くなったのが、アキレス腱。
特に中年の、十分に準備運動やストレッチをしないで急に運動すると起こる断裂です。
自分はいつまでも若いと思っていると、思わずすくわれる足元の一例ですね。
40代が多いそうですが、この年齢がまさに肉体の下り坂と若いつもりな気持ちとのミスマッチの始まりなのかもしれません。

子供の頃、母親が階段を踏み外してアキレス腱を断裂しましたが、踵の部分が見事に凹んだようになり、痛そうだったのを覚えています。
あれは40年程前の出来事で、1週間くらい入院していたと思いますが、今では外来で手術して日帰りも可能です。
しかし、それでも数週間もの歩行障害には堪えますね。
せっかくの秋を台無しにして、秋レス(秋なし)にならないよう、中年以上の方はアキレス腱にはくれぐれもご注意を。

そんなアキレス腱が気になりながら、大人の競技を見た率直な感想は、50を過ぎて飛び入り参加しなくて良かったなと思ったこと。
あの皆さんの真剣さは想定外、任されたビデオ係にひたすら感謝でした。
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by asakura_h | 2011-10-26 16:52