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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2009年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧
毎日が感謝デエイ!
最近、男性の厄年(大厄)が十年くらい延びているんじゃないかと感じます。
数え年で四十二歳の大厄あたりは、健康にも行助にも注意するように言われますが、果たしてどうでしょうか?
コメディアンの東八郎さんや、俳優の石原裕次郎さんなど有名人も五十歳で亡くなられ、自分の周りでも五十歳代という働き盛りで亡くなった方もおり、非常に驚いたことを思い出します。

平均寿命が延び、見た目の年齢も若くなっていますが、恐らく注意すべきは五十歳代なのでしょう。
大厄の上に新たに最厄とかつけたほうがいいのでは?
あるいは、流行の言い方をするなら「アラヤク」(アラウンド厄年)でしょうか?
ただ、困ったことに私も五十一歳になります。そういえば最近、以前にもまして身体もたるんでいるようで疲れやすく感じますし、ふと早朝にひとり目を覚まして、自分の最後はどうなるのか、なんてつい考えてしまうことがあります。

そんな矢先に、NHK教育テレビの「こころの時代」というテレビ番組が気になりました。
日曜の早朝で視聴率は低いかもしれませんが、その番組の中で大往生の勧めというのをやっていました。
確か香川県立中央病院の先生の話だったと思いますが、ついつい大往生という言葉にひかれて見てしまいました。
その中で、大往生には感謝が一番だというのが心に残りました。

人間は日頃生きているうちは、感謝を忘れている。
言われてみればそうです。
脳卒中などで入院している患者さんの中には、自分の病気に怒りを覚える、動かない手に文句をいう方もいます。
あるいは、病気になったことが不幸だと自分に対して怒る人‥・。
しかし、よく考えてみれば病気になるには、それなりの理由があります。
もちろん老化も関係していますが、老化そのものを含めて病気になった部分が、長年の使用によって疲労しているからなのです。

だから、今まで頑張ってきた身体に感謝することを忘れてはいけないということのようです。
実際、今まで自分を支えてきてくれた身体です。
病気になったから怒るのではなく、今まで支えてきてくれたことに感謝して、いたわってやることが重要だということです。
また、感謝することによって常に心が平穏になる。そうすることで大往生が迎えられるということです。
確かに人に感謝、自分の身体に感謝、世の中に感謝していくことで、なんでも人のせいにしたり、悲観的になる気持ちがなくなり、自然と心が落ち着いてくるような気がします。

そこで思い出すのか、私の祖母です。
なかなか気丈でしたが、会うたびに毎日感謝、毎日感謝と念仏のように唱えておりました。
その当時は分からなかったのですが、最近、その気持ちが少し分かるような気がします。
祖母は、八十八歳の米寿の手前で亡くなりましたが、最後は多くの身内に囲まれて幸せだったような気がします。

毎日が感謝デー、もうひとつ発音を伸ばして毎日が感謝デエイじゃないか、そう思うと、なんだか心のつかえが一つ取れたような気がしました。
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by asakura_h | 2009-09-11 17:55 | コラム