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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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<   2007年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧
2006年度の医療白書を一読しての想い
最近、2006年度の医療白書が発光になりました。
これは県別に2005年の平均余命や疾病率をまとめたものです。
それによると、高知県では男性の平均余命が全国最下位。女性は中ほどでした。
心筋梗塞、脳卒中の疾病率や新生児死亡率は全国一高く、糖尿病はかろうじてビリから4番目という成績です。
これは言い換えると、高知県では男性が疾病率を上げて全体の平均寿命を引き下げているということになります。

その原因として、外食率が一番高いことや共働きの割合、離婚率、飲酒率が高いことも影響しているかもしれません。
また、環境の要因もあると思います。
朝昼の気温差が大きいことも体によくありません。

しかし、そのほかにも、健康診断の受診率が全国一低いことや新生児の死亡率が一番高いことを考えると、男女共に健康に対する意識が乏しいと言わざるをえないのではないでしょうか。
中でも特に男性にその傾向が顕著だというのが上記の結果でしょう。

人口あたりの病院数が全国一多い高知県の特質が活かされていません。
病院数は多いけれど、一人一人の衛生観念が低く健康管理が十分行き届かなかったのかもしれません。
しかし、白書の結果をふまえて、私ども病院で働く者は。県民の皆様の健康意識向上のお役に立てるよう、本格的に早急に行動しなければなりません。

確かに、高知県の平均寿命が低いとはいえ二歳程度の差ですから、それほど大きいものではない、と考える方もいらっしゃると思います。
しかし、私は敢えてその二年を大事にしたいと思います。
というのも、私は先日亡くなられた重症疾思の方の言葉を思い出すからです。
「もう少し長生きできれば、孫の就職した姿が見られる。それまで何とか頑張りたい。」
その言葉をです……。

皆様おひとりおひとりの健康のため、ご家族の幸せのため、私ども病院がお役に立てればと思います。
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by asakura_h | 2007-06-11 14:15 | コラム