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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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10月も最後になりました
10月は台風が二度も土日に来るというパターンで、まさにウィークエンド・ブレイカーでした。
それ以外にも、秋雨前線の影響で二週間ほどの天気が悪く、10月全体でみると三分の二は雨だったというかつてない10月だったようです。
晴れた日もすでに秋を通過して冬の顔をのぞかしていましたね。
もう少し天気が良ければ、秋の季節を満喫できたかと思うと残念でした。

そんな10月の19日から21日までは仙台で慢性期医療学会があり、病院の看護師、介護士、リハビリ、栄養科等のスタッフ6人と一緒に出席しました。
この学会が慢性期が質のよい医療を提供することが日本の医療の底上げにつながるとの主旨で始められて、医学、看護、介護、リハビリテーション、事務と幅広い分野での発表や講演があり、有意義なものでした。
以前は一人で参加していましたが、この幅広い分野では一人ではもったいないので、グループでの参加にしたものです。

こんな学会なんて聞いたことがないという方は多くいると思いますが、今や日本の病院が超急性期(救急)、急性期、回復期と慢性期の四つに区分されているので、それぞれの病院団体どうしの集まりが学会という形であってもおかしくないわけです。

何しろ、この学会というのは誰が始めたかわからいですけど、うまくお金も人も回るシステムです。
学会の認定とかいうことで、参加して更新なんてしているものだから、どうしても参加しないといけない。
そうなると参加する、参加する人数が多ければ、参加費で学会に収入がはいることになります。
またその地域に多ければ一万人ぐらい参加する学会もありますから、その地域での経済効果は大きいことになります。
勿論、知識や技術の獲得とか他の地域の同業者との交流もあったり、その地域の特産物を味わえたり参加者にもある意味では特典があるので、多くの方がウィンウィンの一大イベントになります。

その恩恵のせいか、やたら細かく学会が存在します。
認知症でも、認知症学会があれば、認知症予防学会,早期認知症治療学会、認知症ケア学会まであったり、いろいろ重複することもあり、学会の年会費もばかになりませんから、いろいろ選別することも大事です。

また学会への参加のもう一つのいい面は参加した職員同志の交流がより密になり、帰ってからの仕事にも円滑に進むことが多くなります。
何しろ去年の金沢の大会に参加してメンバーは、チーム金沢とか称して、いまだに定期的に飲み会をやっているそうですからね。

そんなチームの笑い話が仙台にいくまでにあったようです。
彼らは高知から大阪経由で仙台まで航空便を使い、大阪でボンバールというプロペラ機からのりかえたようです。
その時、バスを使って、空港内を一周して仙台行の便に乗ろうとしたら、なんと高知から乗った機体だったとか、中の搭乗員も同じだったので、顔を見合せた時は吹き出しそうになったということですが、まさか?とは思い、一応、全日空の高知から大阪、大阪から仙台の機種を調べてみました。
そしたら高知から大阪までは70人乗りのQ84というプロペラ機、いわゆる胴体着陸でも有名なボンバール機、大阪から仙台までは同じ70人乗りのリアエンジンの小型ジェット機だそうですから、同じはありえない。
ひよっとして勘違いしてんじゃねえの?
再度聞き取りをしてませんが、見間違えることがありますからね。
まあ、笑い話ということで。

それはともかく、仙台はちょうど秋の梅雨の時期にいったので、さすがにコートが必要でした。
晴れた日の美しい仙台の風景を見たかったのですが残念でしたね。
そんなこんなで終える10月、記憶の1ページに閉じておきましょう。





by asakura_h | 2017-10-31 17:53
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