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ドラスティック・レイン(強烈な雨)
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最近の雨は半端ないですね。
一度降り始めると、手加減を知らないという感じで、降れば土砂降りです。
これも、温暖化の象徴である現象だと言われていましたが、いよいよ本格的になりました。
その上、あまりにも局所的すぎて、広島で起きた豪雨災害も、あの地区だけ異様な雨量だったそうで、これから天気予報の仕方も様変わりです。
その反面、降らない場所は極端な乾期にも襲われる可能性もありますから、全く先が読めません。
それにしても、雨がこれほどの凶器になるとは想像ができなかったですね。
昔は雨というと情緒的な感じがしましたが、今ではすっかりそれも消え失せ容赦ないです。
もともと日本は雨が多いせいか、にわか雨、時雨、春雨、村雨、五月雨など、豊かな呼び名が季節や降り方によってありましたが、すっかり豪雨という名にその多様性が奪われそうです。
まるで美味しくない食堂が、味を誤魔化すために、塩分の多い料理を出すかのようです。
もっとも、高知県の雨の降り方は強いものがありました。
以前東京に住んでいた時、天気予報で「激しい雨が降るので注意して下さい」と言っていましたが、雨が降り始めると案外、高知ではよくあるぐらいの雨量だなという感じでした。
雨王国高知の出身者にとっては、大抵の雨には驚かないものですが、最近の雨はそんな経験を超えています。
昔の雨をロマンティックレインとすれば、最近の雨はドラマティックレインですかね。
いや、それ以上ですか?
ドラマティックレインは確か、80年代の稲垣潤一の曲です。
“レイン、もっと強く降り注いでくれ、濡れて二人は”みたいな歌詞だったと思いますが、今時そんなことを言っていたらとんでもないですね。
キスなんかする前にずぶ濡れですし、思わぬ冠水で二人が乗った車が浸かり逃げ出せなくなり、下手したら命を失うかもしれません。
それこそトラウマティック(外傷的な)レインになりかねません。
まだ、ドラマティックだと何か人間的な要素がありますが、今の雨はまさに自然現象だと認識させられるほど無機的です。
案外、ドラスティックという感じでしょうか?
このドラスティックという表現がよく使われるのは、政治や経済の分野で、“抜本的な”という意味で使われる言葉ですが、他にも“強烈な”という意味もあります。
ある意味、抜本的な天候の変化を感じさせ、我々の意識も変えていかなければならない強烈な雨という意味で、ドラスティックレインかもしれません。
“雨々降れ降れ母ちゃんが、蛇の目でお迎え嬉しいな、ピッチピッチ、チャップチャップ、ランランラン”は、雨降りという童謡ですが、今では“バシャバシャ、ジャブジャブ、バンバンバン”かな?
本当に味気ないですね。
一度降り始めると、手加減を知らないという感じで、降れば土砂降りです。
これも、温暖化の象徴である現象だと言われていましたが、いよいよ本格的になりました。
その上、あまりにも局所的すぎて、広島で起きた豪雨災害も、あの地区だけ異様な雨量だったそうで、これから天気予報の仕方も様変わりです。
その反面、降らない場所は極端な乾期にも襲われる可能性もありますから、全く先が読めません。
それにしても、雨がこれほどの凶器になるとは想像ができなかったですね。
昔は雨というと情緒的な感じがしましたが、今ではすっかりそれも消え失せ容赦ないです。
もともと日本は雨が多いせいか、にわか雨、時雨、春雨、村雨、五月雨など、豊かな呼び名が季節や降り方によってありましたが、すっかり豪雨という名にその多様性が奪われそうです。
まるで美味しくない食堂が、味を誤魔化すために、塩分の多い料理を出すかのようです。
もっとも、高知県の雨の降り方は強いものがありました。
以前東京に住んでいた時、天気予報で「激しい雨が降るので注意して下さい」と言っていましたが、雨が降り始めると案外、高知ではよくあるぐらいの雨量だなという感じでした。
雨王国高知の出身者にとっては、大抵の雨には驚かないものですが、最近の雨はそんな経験を超えています。
昔の雨をロマンティックレインとすれば、最近の雨はドラマティックレインですかね。
いや、それ以上ですか?
ドラマティックレインは確か、80年代の稲垣潤一の曲です。
“レイン、もっと強く降り注いでくれ、濡れて二人は”みたいな歌詞だったと思いますが、今時そんなことを言っていたらとんでもないですね。
キスなんかする前にずぶ濡れですし、思わぬ冠水で二人が乗った車が浸かり逃げ出せなくなり、下手したら命を失うかもしれません。
それこそトラウマティック(外傷的な)レインになりかねません。
まだ、ドラマティックだと何か人間的な要素がありますが、今の雨はまさに自然現象だと認識させられるほど無機的です。
案外、ドラスティックという感じでしょうか?
このドラスティックという表現がよく使われるのは、政治や経済の分野で、“抜本的な”という意味で使われる言葉ですが、他にも“強烈な”という意味もあります。
ある意味、抜本的な天候の変化を感じさせ、我々の意識も変えていかなければならない強烈な雨という意味で、ドラスティックレインかもしれません。
“雨々降れ降れ母ちゃんが、蛇の目でお迎え嬉しいな、ピッチピッチ、チャップチャップ、ランランラン”は、雨降りという童謡ですが、今では“バシャバシャ、ジャブジャブ、バンバンバン”かな?
本当に味気ないですね。
by asakura_h
| 2014-09-27 09:00
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