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今年はリニューアル元年でした
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高知の四万十市を舞台にしたドラマ、「遅咲きのヒマワリ〜ボクの人生、リニューアル〜」になぞらえた訳ではありませんが、今年はリニューアル元年でした。
まずは、耐震補強及びそれに伴う改修工事です。
昭和56年以前の建築物は、新たに耐震補強工事を施さないといけないため、建物の古さにかけては負けていない朝倉病院(ちなみに昭和43年開業ですが)としても補助金を受け、来春完成予定で工事を行っています。
つい先日も、改修工事の一環として厨房の改築が終了し、ひと安心したところです。
何しろそれまでは、プレハブの仮設厨房での業務となり、その間に巷ではノロウイルスが流行ったりしたので、実はヒヤヒヤものでしたが、無事に立派な厨房へと生まれ変わりました。
それにつけても、工事中の騒音と振動には随分と悩まされました。
患者さんやその家族、職員にはまさに耐振、耐音工事だったと思います。
心よりお詫び申し上げます。
また、院内の案内表示も、桜の模様をデザイン化したものに変更、わかりやすくしました。
外来も模様替えで、全体的に明るいイメージにしました。
さらには節電にも努めて、一定の効果を上げることができました。
続いてのリニューアルは、今年の4月より一般の社団医療法人から、特定医療法人に組織変更したことです。
今までは、あくまでも創立者を中心に各社員が出資して作った、言わば私的な病院だったのですが、今回新たな社員、理事、評議員、監査が選ばれ、創立者親族が三分の一以下となり、合議により決めていく体制とすることで、より公的な意味合いが強い病院になりました。
これにより、事業税が安くなるなどのメリットがありますが、今まで以上にきちんとした会議録を残していくなど、事務作業が面倒になってきました。
それでも、地域に貢献していくという意味では、法人を変えた意義はあると思っています。
そして3番目のリニューアルは、意識のリニューアルと言えます。
以前と違って、これからはより質の高いサービスを求められますから、その為の研修もますます増えてきました。
職員のスキルアップばかりでなく、サービスを提供するものとしての心構えが大事かなと思います。
事例があったからという訳ではないですが、虐待防止委員会も立ち上がりました。
特に患者さんに対して、親しいつもりでした行為が、第三者の目から見て、適切でないこともあるので、そこが一番注意すべき点です。
言葉遣いにしても、土佐弁で親しく言ったつもりでも、荒っぽく聞こえたりすることもあります。
独りよがりの対応は禁物です。
そんなこんなで、辰年も過ぎ去っていきます。
またひとつ歳をとりましたが、果たして1つ知恵はついただろうか?そう思う今日この頃です。
来年のリニューアルに期待しつつ、今年も1年、お疲れ様でした。
まずは、耐震補強及びそれに伴う改修工事です。
昭和56年以前の建築物は、新たに耐震補強工事を施さないといけないため、建物の古さにかけては負けていない朝倉病院(ちなみに昭和43年開業ですが)としても補助金を受け、来春完成予定で工事を行っています。
つい先日も、改修工事の一環として厨房の改築が終了し、ひと安心したところです。
何しろそれまでは、プレハブの仮設厨房での業務となり、その間に巷ではノロウイルスが流行ったりしたので、実はヒヤヒヤものでしたが、無事に立派な厨房へと生まれ変わりました。
それにつけても、工事中の騒音と振動には随分と悩まされました。
患者さんやその家族、職員にはまさに耐振、耐音工事だったと思います。
心よりお詫び申し上げます。
また、院内の案内表示も、桜の模様をデザイン化したものに変更、わかりやすくしました。
外来も模様替えで、全体的に明るいイメージにしました。
さらには節電にも努めて、一定の効果を上げることができました。
続いてのリニューアルは、今年の4月より一般の社団医療法人から、特定医療法人に組織変更したことです。
今までは、あくまでも創立者を中心に各社員が出資して作った、言わば私的な病院だったのですが、今回新たな社員、理事、評議員、監査が選ばれ、創立者親族が三分の一以下となり、合議により決めていく体制とすることで、より公的な意味合いが強い病院になりました。
これにより、事業税が安くなるなどのメリットがありますが、今まで以上にきちんとした会議録を残していくなど、事務作業が面倒になってきました。
それでも、地域に貢献していくという意味では、法人を変えた意義はあると思っています。
そして3番目のリニューアルは、意識のリニューアルと言えます。
以前と違って、これからはより質の高いサービスを求められますから、その為の研修もますます増えてきました。
職員のスキルアップばかりでなく、サービスを提供するものとしての心構えが大事かなと思います。
事例があったからという訳ではないですが、虐待防止委員会も立ち上がりました。
特に患者さんに対して、親しいつもりでした行為が、第三者の目から見て、適切でないこともあるので、そこが一番注意すべき点です。
言葉遣いにしても、土佐弁で親しく言ったつもりでも、荒っぽく聞こえたりすることもあります。
独りよがりの対応は禁物です。
そんなこんなで、辰年も過ぎ去っていきます。
またひとつ歳をとりましたが、果たして1つ知恵はついただろうか?そう思う今日この頃です。
来年のリニューアルに期待しつつ、今年も1年、お疲れ様でした。
by asakura_h
| 2012-12-29 12:30
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