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医ごっそうのコラム茶や!


医療法人 仁泉会「朝倉病院」理事長の医ごっそうコラムです。
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「衣食住」の次は「医職銃」
「食」と言えば次いで気になるのが「衣」と「住」です。
暑い夏はそれほど感じませんが、寒い冬にはその有難さが身に染みます。

では、その次に来るものと言えば「医職銃」ではないでしょうか。

「医」はもちろん、医療福祉の頭文字を取ったものですが、民主党の”コンクリートから人へ”というキャッチフレーズは、単に公共事業から子育て手当に変わるのではなく、公共的な事業が建築土木から医療福祉に変わっていく、いわゆるハードからハートへの転換を意味していると思います。
ただ問題は、果たして医療福祉は成長産業になり得るか、という点です。

例えば、高速道路を例にあげると、交通量を増やすとその関連した産業も潤い、新しく道路が開通したことによって、ますます流通が活発になり地域も潤いますが、医療福祉だとどうなるでしょうか?
まず、雇用が確保され、その地域に安心が生まれれば財布のひもも緩み、消費につながることのようですが、その為には消費税を上げる、医療介護の保険料や自己負担金を上げる、これではたして消費につながるのでしょうか?
その上、公共事業の場合は給与も税金から出るのですから、結局その一部が税金に還元されるだけのことで、国の出費がかさむことに間違いありません。

しかし、健康寿命を延ばすことで働く人を確保でき、高齢者を看ることで家族が安心して働けるなど、労働環境の改善で生産効率を上げることは可能です。
特に産業として見た場合、拘縮予防、排便処理の新型オムツ、介護補助ロボットなどの技術開発は、シンガポールや中国、韓国などこれから高齢化を迎えるアジア各国に、システムやノウハウを売り込めますし、再生医療分野で世界をリードして日本の医療技術を売り、外貨を稼ぐことは可能ですから、「医」の充実は成長産業として期待できるのではないかと思います。

「職」は特に医療福祉関係で需要が増えます。
積極的なジョブシフトで参入してもらいたいものです。
アジア各国を見れば、将来的には海外での仕事も増え、「医」と関連して充実すれば、高齢安心国家になり、案外、海外からの移住も増えるかもしれません。

三番目の「銃」は、ひとつには警官の銃、いわば社会の治安です。
最近は物騒な事件を耳にしますし、経済的に貧困になればなるほど犯罪は増加していきます。
たとえ銃でなくても、地域ぐるみで防犯の取り組みなど重要ですね。
もうひとつは国防の銃です。
昨年の尖閣諸島問題もそうですが、いかに国を守るか、今まで当たり前だった平和について見直す時が来たのかもしれません。

最後に高齢者に限って必要なものといえば「医職充」だと思っています。
「医」は当然ですし、「職」はきちんとした勤めでなくてもできる限り働くということで、家庭内の仕事でも十分です。
「充」は充足の”充”、これは心の充足や充実です。
特に人間関係に恵まれることは幸いです。

”いしょくじゅう”やはりその言葉と人生の最後は心に尽きますね。
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by asakura_h | 2011-01-17 09:26
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